こんにちは
一級建築士の仁藤です。
昨日は電気自動車とV2Hのことお伝えしました。
まず昨日言い忘れましたが、EV車にも補助金があります。
EV軽自動車日産さくらの場合は55万円ですので、実質200万円程度で移動式蓄電池を購入できることになります。
20kwhの大容量の蓄電池が走行もできて200万円ならお買い得かもしれません。
ご検討してみてください。
そこで本日は、EV自動車を買えば蓄電池は買わなくても良いと思っている方にアドバイスさせていただきます。
まず蓄電池の主なメリットは何かというと、太陽光発電で貯めた電気を夜使うとか、停電などの非常時でも家で電気を使えるということです。
EV車もV2Hがあれば家に電気を送れる話は昨日お伝えしました。
それじゃV2HとEV車があれば蓄電池は不要と思われるかもしれませんが、ここがポイントなのです。
平常時はEV車とV2Hがあればまず夜の電気は買わなくい暮らし方ができますのですごく便利です。
ただし非常時(停電時)は操作が少し複雑でおおむね5分間くらい電気を家に送るまでかかります。
これはV2Hの機種によっても違いはあります。
このへんのことも詳しくお伝えしています。
ここで日中の停電でしたら意外とストレスなく操作ができるかもしれませんが、夜間の停電ですと懐中電灯を使って操作をすることになりますので大変です。
当社のM-Smart2030の仕組みは、夜間の停電であっても、まずは蓄電池が6秒後には家中電気を送りますので、その後明るい照明のなかでV2Hの操作ができます。
まとめますと、普段時はV2Hだけで夜間の電気をEV車と家と連動させることはストレスなくできますが、停電時の操作を熟知しないといけないということです。
覚えてしまえば簡単ですが、例えば奥様だけがいらっしゃるときに停電になった場合は不安かもしれません。
まずはV2Hブレーカーを切り替えてください。(脚立が必要)つぎにV2H本体の放電ボタンを長押ししてください。
優先順位の答えとしては、まずは全負荷型の蓄電池があってのV2Hがお薦めです。
これから家をご計画の方はまずは、創エネの太陽光発電と蓄エネの全負荷型蓄電池の設置をされてから、
EV車を購入されるときにV2Hを追加導入されることが良いと思います。
新築時にはEV車用の200Vコンセントを一か所設けておくことも良いですね。
この時に電気配管もしておけばV2H導入時の電気工事も楽にでき費用を押さえれます。
このあたりの少し先のはなしができる人と家づくり進めていただくと損しないですよね。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。