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暮らしのアイデア

ジメジメの梅雨対策 一番は換気をすることです。
ジメジメの梅雨対策 一番は換気をすることです。
■梅雨時期の湿気対策を怠ってはいけません



6月にも入り、そろそろ梅雨入りも間近ですね。
例年だと6/6くらいがこの辺りでは梅雨入りの目安みたいなので、来週あたりに梅雨入りでしょうか。

そんな梅雨時期にいつも問題になるのが、『湿気対策』

毎日のように降る雨の湿気や、外に干せない室内干しの湿気など、この時期はどうしても家の中に湿気が溜まることのが多くなります。

その結果、窓中に結露が・・・カーテンにカビが・・・室内干しがなんだか生乾き臭い・・・

そんな問題を解決する方法を、今回はお話したいと思います。


■一番簡単なのは『換気』をすること




最初に結論を言ってしまうと、ジメジメの空気を無くすには『換気』をしてしまえばOKです。

換気の効果は、空気中の湿気を取り除くことが出来ることもありますが、一番の効果は空気が動くこと。

意外に思われるかもしれませんが、かなり湿気を含んだ空気でも、空気の動きがあると、結露もしないし、カーテンもカビたりしません。


分かりやすい実例が、鏡の結露です。

お風呂と洗面所が繋がっている家って、お風呂上りに洗面台の鏡が曇ることがありませんか?

これは鏡が空気よりも冷えている状態なので、室温との温度差があり、一気にお風呂場の湿気が入ってきた結果、結露が出ている状況です。

その状態で鏡にドライヤーで風を送ってみてください。

温風ならあっと言う間に曇りがなくなりますし、冷風でもそんなに時間が掛からずに曇りがとれます。

これは温風だと、鏡の温度が上がったことで室温と同じ以上の温度になったことで曇りが消え、

冷風の場合だと、鏡の温度は上がりませんが、鏡の周りの空気が動くことで結露をしない環境になったと言えます。


この状況と同じように、窓の近くは室温と比べ温度が下がることが多いので、ガラスに結露がでます。

ですので、ガラスの温度を上げる(夏時期だときついですが^^;)ガラスの前の空気を換気をして空気を留まらせなければ、結露をすることが無くなります。


結露の原因は・・・


湿気がある空気x室温との温度差x空気の淀み

この3つの原因で起こると覚えておきましょう。

逆にこの一つでも解決できれば、意外に結露はしないものです。


でも換気をすればいいって簡単に言うけれど、それが出来ないから皆さん困っているのですよね^^;

そこで簡単な換気の方法をお話します。


■簡単な換気の方法



1.窓を開けること

一番簡単な換気の方法は、窓を開けること。

これで随分換気が出来ます。

でも梅雨時期だから、窓開けてもむしろ湿気が増えるだけでは?

なんて思われるかもしれませんが、梅雨時期でも外の湿度の方が、室内よりも湿度が低いことは多々あります。

梅雨の晴れ間なんかはそうですし、むあってするくらい湿気がある室内なら、雨の日でも外の方が湿度が低いくらいです。

湿度も温度もそうですが、基本的に物理学的に温度も湿度も高いところから、低いところへ流れていきます。

つまり、部屋の湿度の方が高ければ、勝手に湿気が外に言ってくれることになります。


しかし、窓を開ければ空気だけではなく、暑さや、虫、その他の物なども同時に取り入れてしまいます。

冷房などを入れていた場合、折角の空調が無駄になるし、虫の侵入はいやですよね^^;

更に強い雨の日には、いくら湿気が外の方が少ないと言っても、家の中に雨が入り濡れてしまうので出来ません。

簡単な方法ですが、万能は方法とは言えないのが残念です。


2.空調を利用すること


次に簡単なのが、空調をまわすことです。

これからの時期ならば、除湿運転をする人も多いでしょうし、温度が涼しければ送風運転も良いでしょう。

出来れば外気を取り込む運転モードがあれば最適ですが、なかったとしても部屋の空気の流れを作ることが重要です。

しかし、光熱費が掛かるのが問題ではあります・・・・

ですが、お金と結露による健康被害、どちらを取るかの選択で、まさか光熱費を取ることはありません・・・・よね?

また、空調が聞くのはつけてある部屋だけなので、家中カビを防ぎたい場合は、かなりの空調を用意する必要があります。


3.換気システムをしっかりとしたものを使う


これは建築時に選ぶものなので、今家があるかたや、借り住まいの方には出来ない話ですので、新築を検討している方が聞いてください。(リフォームも対応できます)

まず前提として、住宅を建てる際、国が法で定めている換気システムを何かしらつける義務があります。

この条件は、人がいる部屋(居住スペース)は2時間に1回部屋の空気を全て交換出来る換気をしなさいと定められております。

2時間で部屋の空気を全部変える・・・?って数字だけ聞くと結構な量に聞こえます。

しかし実際にはCo2濃度計を用意し、Co2濃度を測ってみると、換気システムが動いているのにも関わらず、たった数時間でCo2濃度が基準値以上になってしまうと言った結果を、私達は実際に体験したことがあります。

それもそのはずで、国が定めている数字や計算方法は、結露をさせないための数字ではなく、あくまでも人が死なないための数字。

換気をしないことで、空気が悪くなり、人体に影響が出ないようにする最低限な換気量なんです。

さらには外の風の強さによって計算通り換気が出来なかったり、全ての部屋が均一に出来るものでもないので、中々に問題が多い制度だったりします。

残念ですが、これでは結露対策になりません。


そこで考えたいのが、換気システムの違い。

これは色々あるので、どれが一番とまでは言いませんが、一般的に第3種換気システムと言われるものは、効果が低い傾向にありますので、検討の余地があります。

当社はそういった考えから、通常の換気システムよりも、もっともっと換気をするシステムを採用しています。

ここで上げてしまうと話が長くなるので、下記にリンクを貼っておきます、こちらでお確かめください。


詳しくはこちらからご確認下さい。


この換気量と空気の流れによって、結露をしない家を実現しています。


■まとめ

簡単ですが、湿気の対策についてまとめてみました。

結論から言うと、アパートだったら、良い除湿器を買えば、それで解決するとも言えます。

しかし、持ち家の場合は全ての全ての部屋に、除湿器を設置しなくてはならず、予算的にも厳しいものがあります。

できれば、当社の建物のように、住む前からもう用意が終わっていればいいのですが、中々簡単ではないですよね^^;

ですので、記事中にも書いた公式・・・・・


湿気がある空気x室温との温度差x空気の淀み


これのどれか一つを対策するだけで随分変わりますので、ご自分で出来る範囲で取り組んでみてください。