今回は、快適な温度・湿度はどれくらいなのか、また快適な室温で過ごすにはどのような工夫ができるのかご紹介します。
□人間の快適な温度と湿度とは?
人間はどのような温度・湿度の時に、快適だと感じるのでしょうか。*快適な温度・湿度を計算する方法とは?
数字として、快適な温度と湿度を計算できます。その代表例として「不快指数」があります。
不快指数とは、快適と感じる温度と湿度のバランスを示す数値で、以下の計算式で求められます。
不快指数=0.81×温度+0.01×湿度x(0.99×温度-14.3)+46.3
日本気象協会では、この数値が80を超えるとほとんどの人が不快に感じるとしています。
ただし体感する蒸し暑さは、個人の代謝量や着衣量のほか、日光や風などの外部要因にも影響されます。
あくまで目安として、この不快指数をご利用ください。
*国が定める快適な温度・湿度とは?
厚生労働省では、労働安全衛生法の事務所衛生基準規則において、「事業者は(中略)室内の気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40パーセント以上70パーセント以下になるように努めなければならない」としています。法律として、適正な労働環境が上記のように示されているので、快適な温度・湿度の目安にできるでしょう。
□冬に快適な室内温度を保つ方法とは?
それでは、快適な室内温度を保つにはどのようにすればよいでしょうか。今回は、冬の場合についてご紹介します。
1つ目の方法は、厚手のカーテンを取り付けることです。
厚手のカーテンは、高い断熱効果を発揮します。
電力会社の調査によると、厚手のカーテンを取り付ける事によって、消費電力が12から17パーセント減少するそうです。
この結果から、カーテンによって室温が外気に影響を受けづらくなり、暖房が少ない力で室温を保てることが分かります。
2つ目は、湿度を上げ体感温度を上げる事です。
冬は乾燥しがちですが、湿度が低いほど体感温度は冷たく感じます、
暖房で室温を上げるだけでなく、湿度も上げることで快適に過ごせる工夫をしましょう。
□まとめ
今回は、快適な温度・湿度はどれくらいなのか、また快適な室温で過ごすにはどのような工夫ができるのかご紹介しました。生活の知恵となる情報が中心でしたが、当社は快適なマイホームづくりにもお役に立てます。
住まいのことで何かお悩みの方は、是非お気軽に当社までご連絡ください。