■廊下=要らないもの?
長年間取りを作成しているとその時その時の流行りがあるなーって思います。
家事が楽になる動線や、LDKが広く見える動線、和室を独立する間取りに、LDKと一緒にする間取り。
その時代にあった理想が間取りに反映させていると思いますが、その中で年々小さくなり続けている場所があります。
それが『廊下(土間、ホールなど)』
昔の家は、玄関が広い家が好まれ、玄関、玄関ホールと広々とした空間が好まれていました。
しかし、今の家は出来るだけ狭くといった流れがあります。
それこそステップのように、玄関からLDKまでの空間(ホール)が50cm程度の家もあります。
そうすることによって、家自体がコンパクトにできるので、費用が抑えることが出来ると言った発想です。
しかし、コンパクト=狭いとなるのは、個人的には進めたくないところ・・・・
ですが、実際に施工している方はどうなのでしょうか?
■廊下=余裕なのかも?
そういった意味で記事の最初に画像を上げてみました。
こちらのお宅はホールこそ狭いものの、土間を広げて玄関収納に繋げることで玄関を広く見せています。
このお宅を見ると、ホールを狭くしても十分に広く見せることが出来ることが確認できます。
これなら狭いとは言えないですよね。
ちなみに一般的な玄関の写真をお見せします。
どうでしょうか?
写真の撮り方もあるかもしれませんが、玄関が広くても解放感がある・・・とは言いづらいですね。
解放感がなくてもデザインがしっかりとした玄関なので、これはこれで好印象ですが、広さの見せ方でここまで変わるいい例だと思います。
■まとめ
今日は玄関ホールについて話してみましたが、実際には玄関だけではなく、LDKも寝室も色々なところをコンパクトにまとめることが主流になってきています。
その際に、ただ狭くするのではなく、コンパクトにするけれど広く見せる方法。
そんな方法を考えながら間取りを考えると、きっといいプランになります^^
そういった提案が欲しいのならぜひお声がけください。
色々なご提案をさせて頂きます!