■本当に生きやすいセカンドライフとは?
今年も残すところあと1週間を切りました。
まだまだやり残したことがあるので、最後まで粘っていくつもりです^^
さて、来年は私は45歳になります。
つい昨日30歳になった!って言っていたような気もしますが、月日が流れるのは本当に早いものですね。
そう想いにふけっていると、自分の親の年齢がふと浮かんできました。
もうすぐ70か~・・・・
いつまでもおじさんだなーって思っていた父も、70ってなるとなんだかおじいちゃんになるんだな・・・・
って思うと、なんだか寂しさを感じるところがあります。
でも、そんな両親も思い返してみたらこれまでも少しづつですが、年齢を感じることが増えていました。
あれだけ力自慢だった父が、重たい物が持てないから手伝って欲しいとか、お洒落が好きだった母はオシャレよりも動きが簡単な服を選ぶようになってきました。
そんな中で一番に感じたのは「家の住みづらさ」です。
私が子供の頃に建てた家は、築40年にもなり、住み慣れているからか違和感はありませんが、両親にとっては住みづらさが目立つようになってきました。
実家の玄関はホールに上がるのにちょっと高い段差になっています。
若いことはどうとなかったのですが、今の両親では少しきついようで、玄関に大きなステップがあり、段差を増やして上り下りをしています。
また、以前に扉の敷居につまづいて転んでしまい、ケガをした経験から敷居の段差をなくすためにカバーを付けており、そのカバーのせいで扉が閉められなくなっています。
あと、40年前の家なので断熱性がほぼ無いに等しく、冬の寒さは現代の家と比べたら、ほとんど外で生活をしているようなものです。
去年の一番寒かった日には、LDKに置いてあったコップの水が若干凍っていたって話ですから^^;
そんな家ではエアコンの暖房では暖めることは不可能で、実家では大型の石油ファンヒーターを使いなんとか寒さをしのいでいます。
しかし、その燃料である灯油の値段がとんでもなく上がってしまい、今までの使いかたではお金がいくらあっても足りないので、ファンヒーターは我慢できないくらいにならないとつけていないようです。
それじゃー、体を壊すと言っているのですが、お金がもったいなからの一点張りで話を聞いてくれません。
正直もう若くはないし、持病もあるので、体をいたわって欲しいのですが、そうも言っていられないのが実情みたいです。
他にも寝室が2階なので、階段の上り下りがきついとか、お風呂場が寒すぎてお湯もすぐに冷めてしまうとか・・・・
言い出したらキリがないくらい住みづらい家になってしまっています。
そこで、私は両親に提案してみました。
「セカンドハウスってどう?」
■自分をいたわることは贅沢ではない
しかし、親の反応はいまいちです。
何でも、自分をいたわるために家を建てるだなんて贅沢だ!って意見みたいです。
自分達が我慢をすればそれでいいんだ!って感じです。
でも自分をいたわることって本当に贅沢なのでしょうか?
私の両親は自分が言うものなんですが、若い頃は本当に頑張って生きており、とある理由で他の人よりも何倍もお金を稼ぐ理由があり、その為に昼も夜も働き、子供3人を育て、大学まで進学させ、それが終わってようやくお金も一段落着いたのがここ最近なんです。
別に自分の親だけが凄いとは言いません、皆さんきっと大変な人生を頑張って過ごしてきたのだと思います。
そういった頑張った自分をいたわることって本当に贅沢なのでしょうか?
仕事だって頑張って働けばそれにあった報酬を頂けます。
人生だって頑張って生きていれば、それに合った報酬をもらってもいいはずですよね?
それが自然の法則ではないでしょうか?
だから私の親にもそろそろ報酬をもらって欲しいなって思うんです。
■やはり平屋がいい
そう考えると私の親には平屋を勧めたいです。
2階屋を平屋にするだけで、多くの問題が解決されるからです。
階段がないことで、かなりの身体的なストレスも無くなります。
また子供が全員出ていってしまい、今の家は空き部屋が多くなっています。
新しい家にはその部屋は要らないので、家をコンパクトにすることが出来ます。
だから平屋にしても、家が大きくならず掃除やメンテナンスも簡単のな家づくりとなります。
他にも将来メンテンナンスが必要になったとしても、2階屋に比べ費用が格段に安くなります。
折角新しい家に暮らせても、その後のメンテナンスや生活のしづらさで困ることがあれば本末転倒です。
となるとやはり、平屋の一択になるのかなって思います。
■今後必要なのは「衰えへの対策」
次に重要になるのは、「衰えへの対策」です。
若いころに比べ衰えを感じていますが、まだまだ現役世代の両親ですが、10年後、20年後はどうでしょうか?
足腰から目、更には注意力など色々な物が衰えていくでしょう。
そうなってから新しく用意するのもいいかもしれませんが、そうなる前に予め用意をしておくことも大切です。
段差は基本無くした設計に、お風呂などもなるべく入りやすく手すりなども用意をしておきます。
目は弱ってくると夜になると余計に見づらくなります。
若い時はちょっと薄暗い方が格好が良いなんて言いますが、薄暗い照明計画はNGです。
また、夜にトイレに行くことも多くなるので、道中の廊下などはなるべく明るく、更には人感センサーなどを付けて、暗い中をスイッチを探すなどの危険な行為をしないで済むような対策が必要です。
最後に気をつけなくていけないのは注意力の低下。
若い時には当たり前に気が付いたことでも、忘れたり注意力が足りなくなってしまって、ケガをしたり盗難にあうなどの問題が起こったりもします。
それらを全て無くすことは難しいですが、対策をしておくことが出来ます。
怪我の原因の多くは段差と言われていますが、その他にも角に足をぶつけてしまい骨折とか、浴室で滑って転んでしまい怪我をするなど、気を付けて対策をしなくてはいけないことは沢山あります。
あと、鍵の掛け忘れによる盗難被害や、逆に鍵を持ち忘れて外出してしまい、自動で鍵がかかった玄関のせいで家に入れないなどの問題も起きます。
近所にそういったことを任せられる親類や友人がいれば問題ないかもしれませんが、そういったお宅ばかりではありません。
最近ではそういった家族のために、個人宅用のセコムとかアルソックの商品もでています。
衰えは誰にでも起こりることで、別に恥じることではありません。
しかし、今までとは違った生活になることを理解し、その準備をしておくことはセカンドハウスの必須条件と言えます。
■平屋の相談会行っています。
さて、そういった方の為に、平屋の相談会を毎週土日に行っています。
今回のセカンドハウスの相談の場合、結構センシティブな会話もありますので、マンツーマンの予約制で行っています。
セカンドハウスをご希望の方はぜひご利用ください。
こちらのフォーム(別画面が開きます)から予約が出来ますので、ご利用ください。
こちらをクリックで予約フォームに飛びます
相談会は実際に会っての会、ズームを使ったオンライン相談会の2種類を行っています。
参加ご希望の際にはどちらがご希望であるかもお伝えください。
以上です。
■まとめ
今回は私の親を例にセカンドハウスの話をしていきました。
どうしてもセカンドハウスと言うと、お金持ちのイメージや、贅沢ってイメージが付きまとうので、本当は検討したいけれどちょっとね・・・
みたいな人が沢山いると思います。
私の親もそうですが、これまで頑張ってきた自分への報酬を上げることは何の問題もないし、実は家族もそうして欲しいと望んでいることだったりします。
ご予算や諸条件など簡単にいかないことも多いと思いますので、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
皆さんのお問合せお待ちしております。
では、また!