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from:国際政治学者・藤井厳喜
◼️実は電力ができすぎていた、、、
日本での自然エネルギー発電、
世に言うところの再生可能エネルギー発電は
電力ができ過ぎていることがわかりました。
発電のしすぎで、
これ以上電力を送電網に入れると
逆に停電してしまうので、
発電を止める事態が頻発しているようです。
12月5日の日経新聞にも出ていますが、
2023年は太陽光など発電をストップする
「出力制御」が4〜9月だけで194回行われており、
去年の3倍に膨らんだそうです。
特に九州電力では太陽光などの
再生可能エネルギー発電の55%を
止めた日もあったとのこと。
事態は東京電力管内を除く
全国に広がっており、
せっかく作った再生可能エネルギーを
十分に生かせていない状況です。
◼️効率の良い電力確保の方法とは?
では余った電気は、
電池にとっておけば良いのでしょうか?
日本ではリチウムイオン電池などがありますが
キャパシティの大きななものを作るのは
非常にお金がかかります。
一つの大きな電池の場合、
放電の時間は4時間半ぐらいが限界だと
言われています。
そして、それ以上行おうと思えば、
横にもう1個作るために倍のお金がかかります。
前から申し上げているように、
一番電力をとっておくのに良い電池は
揚水発電です。
揚水発電というのは、
電気が余っているときは
下の方にある水を上の方のダムに上げ、
電力が欲しいときに
水を落として水力発電を行うものです。
これは雨のない国や、山や川が急峻でない国、
ダムができにくいような国ではできません。
全ての条件が揃っている日本は
非常に恵まれている国なのです。
送電網に電気を送る世界の発電設備の97%は
この揚水発電によって電力を確保しています。
圧倒的シェアであり、一番有効な方法です。
しかし、日本のジャーナリズム、
特に日本経済新聞などはこのことを言いません。
おかしな話なのですが、
他の有望な電池があるにも関わらず
リチウムイオン電池の話ばかりをしています。
今、日本はせっかく作った
再生可能エネルギー発電を
無駄にしています。
原発なども、
無理して高いコストで行う必要があるのかな、
ということにもなりますね。
◼️意外に進んだ日本の再生可能エネルギー市場
これは意外だったのですが、24年1月から、
西武鉄道は全12路線で消費する全ての電力を
再生可能エネルギー由来にするそうです。
東急電鉄はすでに全線切り替えていますし、
京成電鉄も特急電車などで
同じようなことをやるということで
意外に日本は進んでいます。
私鉄以外でも、JR東日本が
再生可能エネルギー由来の電力を
電車や駅に供給できるよう、
東北エリアを中心に大規模な太陽光発電所や
陸上風力設備を増設していると言います。
これは大変良い事のように思えます。
ただし、
今までやってきた、立派な森林を切り崩して
太陽光発電所メガソーラーを作るといった
森林破壊のような間違いだけは
繰り返してほしくありません。
そうなんですよ。
実は、日中の太陽光発電の電気が余っていたり、その地域によっては発電抑制が掛かったりしている現実があるのです。
私は、以前からお伝えしていることで、天気の良い日中に突然の停電が発生するリスクが増えているということでもあります。
電力は、発電量と使用量が同じ(同時同量)でないと、発電所がブラックアウト(停電)してしまうのです。
このブラックアウトをすると、復旧するのに莫大のお金がかかる現実もあります。
電力会社は、ブラックアウトをさせないためには、事前に計画的に停電をさせることになるのです。
ということは、大規模な太陽光発電が増えることと、火力発電所が減っていくことで、より停電することが増えていく可能性があるのです。
そのことを理解している私がご提案する、#仁藤流スマートハウスは、深呼吸する正圧の家でもありますが、停電しない家でもあります。
家族の健康を守るには、空気も大切、電気も大切、合わせて水も大切です。そんな家造りをトータルで考えています。もしよろしければ・・・
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。