こんにちは
一級建築士の仁藤です。
無印良品というお店があります。
無添加住宅というお店もあります。
この二つの言葉の意味するものは、個人的見解ですがなんとなく良いものかなという感じです。
私も語るなら有機的建築というコンセプトで家造りをすすめています。
有機的の反対は無機質です。
私はこの有機的をより人間にあった自然な家づくりとしてとらえています。もちろん使用する材料もより人に良いものを選択しています。
人は目にする景色(デザイン)も大事ですが、無意識的になんとなく良いなとか、ここにいると落ち着くとか、ずっとここに居たいとか
そんな気持ちになれる空間づくりを考えてもいます。
無添加という言葉からは、添加物の無い自然のものを使うというメッセージなのかもしれません。
無添加だけでは、たりないような気もします。
匂い、湿度、温度、風の流れ、目に入る景色、耳から聞こえる音、ヒューマンスケールを考えた空間、家族の繋がり感、気配
抽象的かもしれませんが、家にいるのが一番安心で快適、その結果健康に暮らせて、病院もいかなくて済む
それがたどり着く結果でなければいけないとおもいます。
家は無添加で造ったけど、輸入家具をいれたらシックハウスの症状がでてしまったことでは本末転倒です。
その家は換気の事をあまり重視していない家だったのかもしれません。
24時間換気設備だけでは、防げない見えないものも多いです。
PM2.5、花粉、ほこり、粉塵、C02、カビの胞子、騒音,etc・・・・
見えないものをしっかりと捉えてからの、使うもの選びかもしれません。
何のためにそれ使うの、それを使うと何が良いの、それ以外だとどうなるの?
とことん質問してみてください。
おや、とか、ん、とか、怪しいとか
感性を豊かに感じてください。
安くないのに価値がないものかもしれません。
ご縁を大切に湯つ無二の家造り
お陰様でありがとうございます。