一級建築士の仁藤です。
太陽光発電を設置していますお施主様へ大切なご案内いたします。
当社OBのお施主様は、太陽光発電のFIT買取制度を利用していただいております。
ひいては私達が当時ご案内しました太陽光発電のメリットをご理解頂けました賢いお施主様でもあります。
太陽光発電設備とオール電化住宅で経済的にもメリットを感じていただけてはいましたが、
最近の電力供給の実態に合わせて暮らし方の仕組みの変化をお願いします。
具体的にお話しますと、電気代の燃料調整基準額の上限が撤廃されたことに関係します。
現在スマートライフプランで電力契約をされていて、ナイトタイムの16.30円/ｋWｈ（16.3円＋3.45円＝19.75円）でお湯をつくっていると思いますが、
12月以降さらには来年の1月には、燃料調整基準額12.3円をたした金額32.5円となります。2月以降も値上がりすることが決定的です。
ご案内する対策は、エコ給湯器の湯増しを日中の太陽光発電でおこなってください。売電金額が33円の方平成27年度設置以降の方が対象です。
逆にそれ以前の方は、そろそろ蓄電池導入を視野に入れご検討していただきたい手も良いかもしれません。
蓄電池の価格もあっていますので、お早めに動かれても良いかもしれません。
給湯器の対策方法はいたって単純です。給湯器のタイマー(時間）設定を9時間早めてください。夜の23時を朝の8時にしてください。
朝の7時が夕方の16時となります。朝の8時以降にお湯増しをおこない午後に最終お湯ましをおこなうイメージです。
このように日中お湯ましをおこなうメリットとして電気代もそうですが、朝方は冬季は特に冷えます。日中の暖かい空気でヒートポンプを回すほうが
より効率的でもあり午後つくったお湯を使用するまでの時間が短いので貯湯タンクで保温する為の電気代も少なくなります。
結果的に冬季のお湯切れによる、再湯ましの必要もありません。
唯一のデメリットをですが、日中に雨降り予報で発電が余り期待できないときはタイマー設定を戻さなくてよいので、
早朝5時から7時までの間で給湯器モニターの湯ましスイッチを押してください。
湯ましが開始されナイトタイムの時間帯で湯ましできます。最近の天気予報は精度がよいので安心ですね。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。
