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【店長流】

【重要!】ハウスメーカーが語る「良い家」と、住む人が感じる「良い家」の違い #店長流
【重要!】ハウスメーカーが語る「良い家」と、住む人が感じる「良い家」の違い #店長流

ハウスメーカーが語る「良い家」と、住む人が感じる「良い家」の違い

家を建てるとき、ほとんどの人はハウスメーカーや工務店の提案を参考にしますよね。
彼らは住宅のプロで、豊富なデータや経験をもとに「これがいいですよ!」とおすすめしてくれます
でも、実際に住んでみると「あれ?なんか違うな…」と感じること、意外と多いんです。


この話の実例として、先日知り合いからこんな愚痴を聞きました。


『ねえ聞いてよ~。去年OOホームで家を建てたんだけどさ~欠陥ばかりで・・・
こっちは何のために大金払ったんだよ!って軽く文句言ったら・・・

私達は最高の家を造り、むしろ安いくらいだと思っています。
家に問題があるのはあなた達の生活に問題があるんじゃないですか?

的なことを言われて、もう怒れちゃってさ!
それから一回もOOホームに連絡していないんだよ。

それで相談なんだけど、定期点検とかした方が良いのかな・・・・』


こんな愚痴を聞くことになりました^^;

その知り合いは親戚なのですが、去年い関東のとある県で、OOホームって本当に大手のハウスメーカーで家を建てたみたいで、建てた当初は少し自慢気に話してくれていましたが、その自慢も忘れるくらい、怒れたみたいでした。


でも、こんな風にはなってしまっていましたが、建てた当初聞いた話では、決して悪い家ではなく、むしろいい家だと感じられるくらいの建物だったはずです。


これはハウスメーカーと実際に住む人の良いと思うことの差が出てしまった現象だと言えます。
この違いをしっかりと把握していないと、住む人にとっては「なんだか暮らしにくい」「思っていたのと違う」と感じる家を買ってしまうことになりかねません。
一生に一度の大きな買い物だからこそ、ハウスメーカーの言う「良い家」が本当に自分たちにとっての「良い家」なのかを見極めることが重要です。



実際にあった「失敗した家」の事例

ここで、実際に「ハウスメーカーの提案を信じすぎて失敗した」という事例を紹介しましょう。
私の事例ではあまりないので、ネットなどで上がっていた情報をまとめてみます。

事例①:オシャレなリビングの落とし穴

Aさん夫婦は、モデルハウスのような広々とした吹き抜けのリビングに憧れ、ハウスメーカーの提案通りに設計しました。


しかし、実際に住んでみると、

  • 冬は暖房が効きづらく、光熱費が大幅アップ
  • 2階の物音がリビングに響き、子どもが寝た後も気を遣う
  • 家族のプライバシーが取りづらく、意外と落ち着かない という問題に直面。結果的に「こんなはずじゃなかった」と後悔することに。

当社も多くの吹き抜けのある家を造っていますが、しっかりとした対策を考えないと、これらの問題が出てきます。
きっとこれを建てたハウスメーカーが思う良いとは『オシャレで優雅なこと』
そう考えれば、こういった吹き抜けは良い家の必須条件なんです。


だからハウスメーカーは胸を張って良い家を建てたと良いのでしょう。
それが住む人が後悔したとしても・・・・

事例②:収納が足りなくて大惨事

Bさん家族は、ハウスメーカーの「スッキリしたデザインが大事ですよ!」という言葉を信じ、収納を最小限にしました。


しかし、実際に住んでみると、

  • 子どもが成長するにつれて物が増え、リビングがすぐに散らかる
  • 玄関に収納がなく、靴や傘があふれかえっている
  • キッチンに収納が足りず、毎日ストレス といった状態に。結局、追加で家具を買う羽目になり、スッキリした空間とはほど遠い暮らしになってしまいました。

これは最近よく聞く問題です。
スッキリしたデザインと言えば聞こえは良いのですが、言い換えれば無駄が何もない家。
住宅ではその無駄を大事にして、将来の拡張性などとして考えるのですが、それが無かった事例です。


例に挙げたように、家を買った時から年数が経てば、家族も変わり、そしてその都度必要な物が変わります。
だからと言って、ただ単に収納を増やすだけでは、今度は家族が巣立って行ったりして人数が減った時に、無駄なスペースばかりの家になってしまうこともあり、それもまた問題になりえます。


重要なのは、家族の構成や未来まで考えて、必要なものを考えておくことです。

事例③:ペットと暮らしにくい家

Cさんは犬を飼っていて、「ペットにも優しい家にしたい」と思っていました。
しかし、ハウスメーカーの提案する「高気密高断熱の快適な家」という言葉に惹かれ、特に換気やにおい対策を深く考えずに家を建てました。
すると…

  • ペットのにおいがこもりやすく、来客時に気を遣う
  • 床材がペットの爪で傷だらけに
  • 室内の温度管理が難しく、夏場は犬が暑そうにしている という問題が発生。結果的に、追加でリフォームを検討することになり、余計な出費がかさむことに。

これも最近よく聞く話です。
昔の家と違い、高気密高断熱住宅は隙間風などがないので、意識して換気をしないと、においも汚い空気も家中にこもってしまいます。
そういった家は、冬場はまだ良いのですが、夏場は本当にすごいことに・・・


対策として、窓を開けるなどがありますが、寒い冬や暑い夏に窓なんて開けられませんし、防犯上も良くないです。
こういった高気密高断熱住宅を造る時には、絶対にしっかりとした換気計画も同時にするべきで、もしそれが無いのなら、最悪な環境になると思ってください・・・


実際にそういった家のリフォームをしたことがありますが、たった築3年で、家中カビだらけで、ペットのにおいが家中から溢れてきて、何より空気がまずい・・・
そんな家になってしまいます^^;


当社も高気密高断熱住宅を売りにしていますが、それ以上に売りにしているのは『換気システム』です^^
これがあるからこそ、高気密高断熱住宅にすることが出来ると言っても過言ではありません。
そういった換気を気にしていないメーカーから高気密高断熱住宅を買う際には、神経をとがらせて話を聞いて下さいね。



自分たちの考えを大切にした成功事例

逆に、ハウスメーカーの提案に頼りすぎず、自分たちのライフスタイルに合わせた家づくりをしたことで、満足度の高い家を手に入れた成功事例も探してきたので、上げてみます。

事例①:動線を徹底的にシミュレーション

Dさん夫婦は共働きで、家事の負担を少しでも減らしたいと考えました。
ハウスメーカーの提案する間取りではなく・・・


  • 洗濯機からベランダまで最短距離で移動できる動線
  • キッチンの近くに大容量のパントリーを設置し、買い物の収納をスムーズに
  • 玄関横にウォークスルークローゼットを作り、帰宅後すぐに荷物を片付けられる といった工夫を取り入れました。その結果、「家事が圧倒的に楽になった!」と大満足の住まいに。

この事例は自分達のライフスタイルをよく考えて、間取りを考えられた成功例です。


特にデザインを重視したメーカーに多いのですが、間取りを自由にしてしまうと、デザインが崩れてしまうので、住みづらい間取りでもデザインを優先してしまう目メーカーって多いのですね。
そのメーカーの設計士から言わせれば、そのメーカーで建てる意味とはデザインを重視した家であることでしょうから、決して手を抜いている訳もなく、むしろ真剣に考えている結果です。
そのメーカーから言わせれば、デザインを無視した間取りは悪で、生活がしづらくてもデザインが良い住宅が正義なのです。


それとはまったく逆の発想のメーカーもありますので、この辺りは自分達にあった提案をしてくれるメーカーを探すしかありません。
今回のように自分達で考えても良いのですが、やはり素人なので、無理な設計だったりすることが多いので、出来ればメーカーを頼ることをおススメします。


事例②:ペットと快適に暮らせる工夫

Eさんは愛犬と快適に暮らすため、ハウスメーカーの標準仕様をカスタマイズ。


  • 床材を傷つきにくい素材に変更
  • においがこもらないように、換気システムを強化
  • 愛犬の足腰に優しいスロープやくぐり戸を設置 その結果、ペットの快適さだけでなく、人間もストレスなく暮らせる家になりました。


これは先ほどの失敗例と逆のパターンですね。
先ほどと同じように自分達の生活スタイルをしっかりと考えて出来た内容だと思います。
ペットと暮らすには、もっと考えることもありますが、最低限この位は考えておきたいものです。



事例③:将来を見据えた柔軟な設計


Fさん家族は、子どもが小さいうちは広いリビングでのびのび遊ばせ、成長後は個室を作れるように設計。


  • 可動式の間仕切りを採用し、ライフスタイルに合わせて間取りを変更可能に
  • 家族全員の将来の変化を考えた収納計画
  • 老後も暮らしやすいように、バリアフリー設計を導入 結果的に、何年たっても「やっぱりこの家で良かった」と思える住まいになりました。

これは先ほど言ったように将来を見据えたことで、成功した事例ですね。
私のお客さんにはよく言うのですが、家は建てたらお終いじゃなくて、建ててからがスタートなんです。
それから何十年と住むんですのから、その時のことも考えておかないと大変なことになるかもしれません。

この方のように、将来をせめて20年くらい先は考えた家づくりをしたいですね^^



まとめ

ハウスメーカーが提案する「良い家」は、性能や設備が充実しているものや、自分達のコンセプトにあった家づくりのことを言います。
それはあなたや家族と意見が一致していたら良いのですが、そうではないことの方が多いと言えます。
本当に大切なのは、「自分たちの暮らしにフィットしているかどうか」です。

この違いを理解せずに家を建ててしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
一生に一度の大きな買い物だからこそ、ハウスメーカーの意見をそのまま受け入れるのではなく、「自分たちにとって本当に暮らしやすい家とは?」をしっかり考えましょう。

ハウスメーカーの意見を参考にしつつも、自分たちのライフスタイルや将来の変化を見据えた家づくりを意識すれば、「やっぱりこの家にしてよかった!」と思える住まいを手に入れることができます。



そんな家づくりをお客様と一緒にしているのが、明工建設です^^
こんな家づくりがしたい方は、ぜひ当社にまでお問合せくださいね。


今回はここまで。
では、また!