■実際の住んでいる人の変化の話です
全3回で行ってきた『花粉症を軽くする家とは?』ですが、今回ので3回目最終回です。
前回までの記事を読んでもらうと分かって頂いたと思いますが、まずは花粉症についての話。
なぜ、発症し、そのメカニズムとは?の話が一回目。
2回目はそのメカニズムを元に、どうしたら花粉症が発症しない家になるかの話。
正圧にすることが大事だと言うことと、それを明工なら出来るということをお知らせしました。
最終回の今回は、そんな家に住み始めて、2回の花粉症の季節を過ぎた、ある女の子の話です。
■その子は重度の花粉症に苦しんでいた
今回お話しする子は、小さな頃から花粉症を発症し、人生の中で花粉症が無い時期を知らない子です。
そんな子も今年で高校生ですが、それまでは色々なことを行ってきました。
根治両方を行ったこともあります。
しかし、副反応が強すぎてそれは断念しました。
大豆にあるイソフラボンが効果があるとして、毎日のように飲んでいた時期もありました。
結果は効果はあるように思えるが、症状が軽くなるわけではなかったのと、その影響で別のアレルギーが発症してしまう結果となり(大豆アレルギー)数年でやめてしまいました。
色々と行ってきましたが、結局は良くならないので最終的には症状を緩和する薬に頼ります。
その薬の量は、子供にこんなに飲ませて大丈夫?って量を、毎日飲み続けます。
しかし、薬に対してある程度の抗体が出来てしまうようで、成長に合わせ、薬の量は増えていきます。
ただ、中学生にもなると薬の効果が薄れてきて、薬を飲んでも症状があまり緩和しないようになります。
それでも飲まないよりはましと言うことで、増えていく薬を飲み続けます・・・
この期間で彼女にとっては、コロナが流行したのはある意味救いでした。
それまでは症状がひどい時には、しっかりとしたマスクをして防いでいたのですが、学校の授業中は顔が見えないから禁止とのことで授業中はマスクを取っていました。
結果、授業中くしゃみや鼻水が止まらずで、授業の妨げにもなっていたし、友達からも冷たい目で見られていました。
幸い、彼女の友達数人もそういった環境だったため、一人ではなかったので、いじめやそういった対象にはならなかったと言います。
そして、コロナ過では、逆にマスクの着用を授業中も給食中にも求められたので、常にマスクをしていても大丈夫な環境になります。
やはりマスクをすると症状が緩和されるので、春時はコロナ過以降はマスクを着用して授業を受けています。
彼女とすればそんな生活が当たり前だったのです。
■支える親も体験
また、それを支える親も大変でした。
特に小さいうちは、鼻が詰まり、呼吸がしづらくなり、そしてその鼻水がのどに詰まり呼吸困難になるなんてことも度々あり、鼻水を吸引する機械が手放せません。
夜も夜で大変で、寝ていても鼻水が出ているので、眠りも浅いですし、呼吸がしずらいのですぐに起きてしまいます。
その度に親も起こされるので、親も熟睡が出来ませんので疲れがたまっていきます。
一度、夜中に寝ながら呼吸困難になり、酸素不足となり、顔が真っ青になっていた時がありました。
たまたま気が付けたので、急いで起こし、呼吸を何とかさせ、緊急病院にいきましたが、医者が言うにはあと数分遅かったら、なんらかの障害が残ったかもしれないと言われました。
なんともなかったことへの安堵感と、そんな子に産んでしまったことに申し訳気持ちで、涙が止まらなったこともあります。
また、通院も結構な労働です。
両親が共働きのため、病院に行けるのは、休みの日か、会社終わり。
休みの日にやっている病院は少なく、また時間も少ないので、予約が取れないなんてことは常です。
どうしても吸引機では吸えない鼻水などは病院で吸ってもらうのですが、それが出来ないとなると、呼吸が出来ないレベルの話以上になってしまいます。
ちなみに鼻水が溜まりすぎて、それが頭の方までいき、ひどい頭痛を起こしたこともあります。
子供ですから、きつい痛み止めも飲めませんでしたし、何よりずっと頭が痛いので、子供はずっと泣いてしまっています。
そんな子がかわいそうだし、でも生活が出来ないから泣き止んで欲しいしと、親の方が泣きたくなることもありました。
そこまで重症ではなくても、薬が切れてしまった日などは、症状が重くなるので、子供の大変な顔を見るのが忍びないです。
また、平日の仕事帰りは同じ家庭が多いせいか、病院が大混雑・・・
1時間待ちは当たり前で、長い日だと3時間以上の待ちになります。
仕事が終わって疲れているのに、病院に3時間も掛かり、さらに時間が掛かるのが薬局です。
その子の薬は、病院の近くで無いと用意がない薬だったので、そこに行かねばならいのですが、病院があれだけこんでいたと言うことは、薬局も当たり前に混んでいます。
こちらも長いと2時間待ちもありました。
そんなに時間が掛かると、家に着いた頃には、もう9時10時です。
疲れと空腹で大変な中、料理や火事をこなして・・・・
本当に心身共に疲れる日が続きます。
ただ、一つ良かったのが『子供の医療費無料』の市に住んでいたことです。
その子は季節になると多い時だと、週に3回程通院します。
吸引が主ですが、その他の症状も出ることがあったので、気が抜けない日々が続きます。
その度に増える薬をみて、これを飲む方が体に悪いんじゃ・・・と、薬の成分を一つ一つ調べたこともあります。
ある時、ふとした興味がわいたので、薬局の方に一体いくらくらい薬代が掛かっているのか聞いたことがあります。
医療費無料なので、基本は0円でもらえるのですが、実際に払うとどれくらいか気になったからです。
結果は、大体保険が適応したとして、4000円くらいでした。
それを多いと週に2回、少なくても1回はもらっていたので、月に直すと2~3万円程度の支払いになっていたはずです。
そもそも病院も行っているので、もしかしたら毎月5万円は払っていたかも・・・と思うと、ぞっとしました。
これが季節の間、大体2月の初めから、5月の始めくらい、そして秋の9~11月でしたので、年間で20万円は超えていたかもしれません・・・
まあ、金銭的はことは助かりましたが、その他は大変であることには変わりがありませんでした。
■まず、夜一度も起きないことに感動
そんな子が明工の家に引っ越して、初めてのシーズンを迎えます。
シーズン初期は元々症状も軽いし、予防もしているのである意味いつも通りでした。
しかし、時期は3月になると話が変わってきます。
3月になると、花見だとか、卒業だとか色々なことが起きますが、その子にとっては花粉症の始まりの季節。
また苦しい日が始まるんだと思っていました。
ですが、3月も経って数日たつとあることに気が付きます。
『あれ?そういえば夜起きないなー』
そう、その子はある程度大きくなったので、この時期になると寝苦しいはあるけれど、特に気を付けて寝るみたいなことは無くなっていました。
しかし、やはり喉が詰まったり、息苦しさで、何度も起きてしまい、シーズン中は基本寝不足な日々でした。
それが、花粉が無いシーズンのように、基本一度も起きなくて寝れるようになっていたのです。
他の人からしたら、そんなものと思うかもしれませんが、その子にとってはとてもすごいことで、気が付いた日からもほとんど起きなくて済むことに感動を覚えていました。
また、寝不足も解消出来ているので、学校などにも元気に行けるようになります。
それを見ていた親は、その子以上に嬉しかったです。
■そういえば症状出てない???
さらに変化があったのはその後です。
例年ならもうそろそろ、症状が出始めて薬をもらいに行く時期となりました。
しかし、例年と違い、症状がほとんど出ていないのです。
だったら薬をもらいにいくこともないので、もらわずに過ごします。
なんと、それが1週間続き、2週間続き、最終的には例年の1か月以上、病院にいきませんでした。
これは驚きのほかありません。
流石にシーズン真っ最中になると、症状が出てきたので、病院に行くと・・・・
『症状が軽いしそんなにでないんだったら薬やめてみる?』って言われ、いつももらっていた薬は無くなり、症状がひどい時にのみ、飲む薬だけを渡されます。
その後は症状が無くなったわけではありませんでしたが、薬を飲まなくても苦しくないので、薬を飲むことが無くなります。
また、症状も楽なので、通院も1か月に一度程度になりました。
それもひどい時だけなので、行かないときは本当に通院しなくなっています。
これは親も本当に楽になりました。
緊急的にいかなくて良いので、空いている日を狙って通院が出来、早ければ30分もすれば、薬局に薬をもらうことまでも終わります。
この理由は最初の頃は、今回やったシーズン前の対策が当たり、花粉症が軽くなっているんだと思っていました。
シーズンが始まる前の12月ごろから、毎日のようにヨーグルトや、イソフラボン錠剤を飲んでいた結果だと。
しかし、そんな状況だったので何の対策もなしに、家族旅行に出かけます。
結果は夜を待たずして、すごい症状が現れ、薬も持っていなかったので、旅館に泊まることも出来ず、旅行は急きょ停止です。
やっぱり治った訳でなかったんだとなりましたが、次の日からはまた症状がほとんど出ません。
最初は意味が分かりませんでしたが、少し考えたらその答えが出てきました。
■出かける際には重装備に!
そんな症状しか出ないからだになった理由は、単純に明工の家だからです。
明工の家は、前回までに説明した理由で、家の中の花粉が極端に少なくなります。
それが体に変化をもたらしています。
子供が家にいる時間は1日のうちの半分以上、長い子だと15時間以上家にいます。
その長時間をほとんど花粉が無い家にいれば、当然のごとく、症状が出てこなくなります。
それが今回の結果です。
それを理解したその子の意識はがらっと変わります。
これまでは、いくらやっても無駄だったので、この子はそんなに花粉症対策もせずに出かけていました。
先ほど言ったマスクをすること、あとは家に入る前に服を払って入ることくらいしかしていませんでした。
しかし、家の外での花粉の対策をすれば、家に帰れば楽になると理解したので、徹底的な対策をし始めます。
するとその結果、出先でも症状が軽く、家でも軽くとなり、ついには薬をもらうことなくシーズンを終えることになります。
しかも、秋のシーズンもクリアー出来、また次のシーズンもクリアーしています。
その子は大学は県外に行きたいけれど、この環境は捨てがたい・・・と悩んでいます。
まあ、親としてはそもそも県外の大学に受かれるのかなって心配の方が強いですが・・・
■治ったわけではない、根本的な原因が無くなっただけ
さて、今回上げた子ですが、実は私の娘の話です^^;
そしてこれは実際にうちで起こった話になります。
今回の件で私も含め奥さんも、そして娘も本当に楽になりました。
実はもう一人下の娘もいるのですが、その子もここまでひどくない花粉症なのですが、その子の症状も緩和しています。
ただ、今回の話で勘違いしてはいけないのが、花粉症は決して完治をしているわけではありません。
先ほどあげたように、無防備に旅行に行けば辛い症状が出ますし、その際に抑える薬などがないと、基本外にいくことなんてしない方が良いと思います。
今回の場合は、ただ単に花粉症になるためのアレルゲンである、花粉を娘の周りから消すことができ、それを助けてくれたのが明工の家だったって話です。
だから、花粉症を治すとか症状が無くなるなんてことは言えません。
それを示すように、やっぱり外に言ったり学校に行くと、くしゃみや鼻水が出て帰ってくるのです。
昔に比べかなり軽くなっていますので、それだけでも良かったと思うのですが、やっぱりすごいなーって思うのが、家に帰ってから2、3時間もすると鼻水止まっているんですよね。
くしゃみなんかも数分に一回はしていたのに、1時間に一回もしなくなってきます。
また、夜も本当に起きないし、何なら寝すぎて朝遅刻しそうになるくらいです。
小さい頃には寝づらくて寝れないからって言って、朝5時くらいからTV見ていた姿を知っているので、ちょっとした感動ですね^^
このように、明工の家に住むと花粉症が緩和されます。
とは言っても、個人差があるので、家の娘みたいに劇的な緩和まではしないかもしれませんが、原理的に確実に軽くなる方向にはなるはずです。
もし、このことを実際に体験して見たければ、今掛川の展示場では体験宿泊を行っています。
たった1日では、劇的に変わることはないかもしれませんが、試してみるのも良いと思います。
体験したい際には、HPの来場予約のアイコンから『宿泊体験』を選び、ご連絡下さい。
■まとめ
これで三回に渡ってお伝えしてきた、花粉症を軽くする家の話を終わります。
花粉症は、今根本的治療が行える時代になったので、辛い人はそうするのが一番かもしれません。
しかし、それは今日明日で出来るものではなく、数年かけてゆっくりやるものですし、人によってはそれだけ時間を掛けても駄目だったりするので、中々踏み込めない人も多いと思います。
そういった方がに明工の家に住んでもらえたらなって思います。
とは言っても、それだけの為に家を建てるだなんて贅沢は禁止ですよ^^;
症状を軽くする為だけに数千万円も出すのは、贅沢すぎます。
ただ、今家を検討していて、どうせならそういった家がいいなーって人には、胸張っておススメできます。
だって、自分の家族が生き商人ですからね^^
花粉症の方はこれから辛い季節でしょうが、そんな時期だからこそ楽しく生きていたいですね^^
今回はここまで
では、また!