■世間では住宅が余ってくると言われていますが・・・・
先日見たあるニュースで、現在空き家が増えまくっており、大変問題になっていると言った情報がありました。
確かに年々と空き家は増えており、その数は1980年代と比べ総数は倍になっているとのこと。
なので、この状況を考えると今後家がとても余ってくると言った内容のニュースでした。
その対策として、新築住宅はあまり立てずにリノベやリフォームに舵を切るべきだってコメンテイターが言っていました。
よく聞く一般的な答えもこうでしょう。
そんなことをしたら、空き家が増えて、住宅はあまりまくると言ったのが世間の答えです。
しかし、皆さんには正しい答えを言っておきます。
今後は凄い勢いで住宅が足りなくなっていきます・・・・・
■極論、あなたは犬小屋で生活が出来ますか?
その理由の一番が住宅の老朽化です。
現在空き家は国の調べによると6000万戸を超えているとのデータがあり、調べきれていないものも合わせれば実際には7000万戸近くあってもおかしくない状況です。
この状況に合わせ、少子高齢化で家の需要が減っていることもあり、住宅はどんどん余っていく。
それが一般的な見方です。
しかし、実情は違います。
この統計上の空き屋ですが、データ上は一軒あれば1とカウントされます。
しかし、その建物の状態は一軒一軒全く異なるのは理解出来ますよね?
それこそ新築同然の建物もあれば、ちょっとした修繕で普通に暮らせる家もあり、中には修繕とかしても全く住めないし、修繕する方が立て直しよりも高くつく、そんな家も全て1としてカウントされています。
そして、空き家の実情はほとんど住むことが出来ない家ばかりだと言うことです。
それでも政府は1としてカウントするので、空き家がとても多いといった認識になっていますが、実情はそんなに多くの空き屋はないと言うのが本当のところです。
とは言っても、改修すればいいとか言われるかもしれませんが、極論ですがあなたはいくら綺麗にしたとしても犬小屋で生活ができますか?
当然犬小屋は比喩なので、そこに住めとは言っていませんが、そういったレベルの家ってかなり多いんです。
■30年前の建物に住むのはもう厳しい
そうは言っても家なんだから、改修すれば住めるでしょう!
なんて、業界を知らない人は簡単に言います。
しかし、断言します。
30年以上も前に建てた家では、住むことはもう厳しいです。
そう言うことを言うと、リノベとかしたらいいじゃん!贅沢に考えすぎなんだよ!
みたいに言われるのですが、30年前の建物はリノベしてももう無理です^^;
なぜならそういったことを想定して建てられていないからです。
■たった20年前でも建てて壊すことが当たり前だった
理由はこれまでの建物は30年も持てばいいとして、それなりの家の造りをしていたからです。
30年も経てば、生活も社会も変わるから建て直せばいい。
そんな考えの元造られた家は、そもそもがもう限界を迎えています。
それは構造のそうですし、間取りもそう、基礎も、コンクリも全てがそういった造りになっています。
実は今30年と言いましたが、実際には20年前もそんな作りだったです。
さすがにここ10年とかはそんな造りをしていないですが、皆さんが思っている以上に少し前まではそんな家ばかりなのです。
だからそんな家を改修して住めばいい。
なんて発想はあまりにも無責任。
大金を使えば、新品同然になるって言われるかもしれませんが、それなら建てたときのコンセプト通り、家は建て替えた方がよっぽどいいです。
今ある30年も耐えてきた弱くなった躯体に鞭打つよりも絶対に良いですし、もしそれでよくなったとしても、本体は30年前のものですので、寿命は明らかに新品の方が長くなります。
そこまでして今ある家を活用するべきか。
答えは火を見るよりも明らかなんです。
■そういった家がこれから何千万棟と増えてくる
そして問題なのが、そういった家がこれからどんどん増えてくることです。
しかし、そういった家の多くが住宅としてふさわしくないので、空き家となっていきます。
それが個人宅なら良いのですが、これからは集合住宅の空き家がどんどん増えていきます。
理由は老朽化もそうですが、人々の生活水準の向上も原因の一つです。
昔は当り前でしたが、今のアパートで共有トイレとか共有お風呂とかだったら、住みたいと思いますか?
そこまでいかなくても、隙間風が当たり前で寒くて暑いアパートも昔は当り前でしたが、今では絶対にNGですよね。
だったら、そういった家は大家さんがリフォームしたらいいなんて言われるかもしれませんが、人口が増えて作れば借りてついた昔ならいざ知らず、年々人口が減って借り手が減っている今、そんなことをしたら大損です。
だからそういったアパートは何もせずに、壊してしまうのが一番なんです^^;
そんな連鎖が起こり、どんどんアパートが減っていきます。
それならチャンス!と新しいアパートが増えていけばいいのですが、先ほど言ったように人口が減っている今、それはリスクでしかありません。
最近では投資の方法も増えたので、わざわざそんなリスクが高いことをする人も少ないでしょう。
こういった背景から私は、近い将来住宅不足になると見込んでいます。
■今は厳しく見えるが、将来は逆に明るい?
そんな業界なので、今は何となく厳しく見えるが将来は逆に明るいと思います。
理由は足りないんだったら建てるしかないから^^
そしてそれは誰が建てるのかと言うと、この建築業界が建てるんです。
だから未来は明るいと思っています。
■でも倒産件数がすごいでしょう?
そんなことを言うと、今の建築業界の倒産数の増加を言われることがあります。
確かにこの業界の倒産件数は年々増えていっています。
しかし、逆の見方をするとこの数年ハウスメーカーの売り上げはうなぎのぼりです。
毎年のように増収増益をしている会社ばかりです。
苦しい業界ならそれはおかしいことになります。
ただこれにしっかりとした理由があるのです。
■家を建てる7割は工務店
どうしても住宅と言えば大手メーカーが目立つので、そこばかりが家を建てているような印象があると思いますが、実際にはそういったメーカーが建てた家を全部足しても、年間の住宅着工数の3割程度にしかなりません。
では残りの7割はどこが建てているのかと言うと、地元の工務店が残りの7割を建てているのです。
これは今も昔も変わらず、家を建てる中心は今でも工務店なんです。
この業界の構成が今言ったちぐはぐな状況を生んでいます。
■工務店の多くが高齢化と引き継ぐ人がいない状態
そういった業界の7割のシェアを占める工務店ですが、その多くが年間に1~5棟程度建てているくらいの会社です。
さらには社長さんの高齢化が進み、社長さんが60代なら若いと言われ、70代、80代のしゃちょうさんもまだまだ現役です。
そして、そんな会社の経営状況なので、引継ぎ人がいないことも問題となっており、社長さんの代で締めてしまうケースが後を絶ちません。
そんな状況が絡みあり、言うほど業界時代の規模は縮小していませんが、倒産数が増えているといった状況になっているのです。
■明工建設はその点安心です
そういった点では明工建設は安心です^^
社員数も多いこともありますが、年間の売り上げは10億円を軽く超え、地場の工務店では上位に位置する売り上げを達成しています。
そして、ここ数年はコロナ過やアフターコロナもあったりしましたが、順調に売り上げを伸ばしています。
さらには、社長は世襲制ではなく、実力で選ばれているので後継者に悩むこともありません。
明工建設はそういった会社なのです^^
■リクルートの記事でした
さてここまで話をしてきましたが、この記事はリクルートの記事でした^^;
現在明工建設は業務拡大のため、新しい仲間を募集しております。
業界的にも会社的に安心な、明工建設で働いてみませんか?
下記に詳しいページがありますので、良かったらご検討下さい。
新しい仲間としてあなたと会えること楽しみにしております^^
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