朝からコンビニなどで振袖の方などを見受けました。
皆様おめでとうございます。
また、ここまで育ててきた親御さんもお疲れ様でした。
ようやく一仕事終えたって感じですね＾＾
さて、そんな昔で言う成人を迎えた方々にお伝えしたいことがありますので、記事にしてみました。
とは言っても、そうった世代の方はほとんどこのブログはみていないでしょうけれど＾＾；
ただ、一人にでも良いから伝わればと思いますので、記事にしていきます。
■社会に認められるためには
成人となった皆さんは、今後は社会人として歩んでいく事になります。
まだ大学生だからと言って学生気分の方も多いでしょうが、２０歳を過ぎると社会ではもう大人です。
お酒やたばこは自由にたしなめますし、犯罪を犯した場合は実名で報道もされます。
また、ローンを組むことも改名をすることも親の意思を関係無くすることが出来ます。
そういった制度上ではもう大人ですが、皆さんも感じている通り、社会では皆さんはまだまだ子供としてみています。
正確には子供と言うよりは、大人として認めていないと言った感じです。
では、どうしたら大人として認められるのか？
あなたはもしかしたら、２０歳（今では１８歳ですが）を過ぎたら大人だって認められるって思っていませんか？
まあ、言うことは個人の自由だし、制度的には大人なので言うのは出来ます。
あなたがそれでいいならそれで満足していてください。
もしかしたら、周りの大人もそして子供ですら、大人だと認めていなくても、それでも大人だと言い続けて生きていけば良いでしょう。
どう生きていくかもこれからはあなた次第ですので。
それが成人したってことでもあります。
ただ、もしあなたが大人だと公私共に認められたいのなら、たった一つのことだけは忘れないように生きていって下さい。
■自分の為に社会があるわけじゃない
その考えとは・・・・
『自分の為に社会があるわけではない』
と言うことです。
今の時代、多くの人が『大人になりきれない大人』何て言われています。
それはあなた方２０歳の方だけではなく、３０代でも４０代でも５０代でも存在します。
その理由として挙げられるのが、先ほど言ったような考え方をしている人が多いからです。
自分の為に社会があると勘違いしている人が多くいるからで、そう言った人達はいつになっても子供扱いされます。
またそういった人達は、多くの不幸を作っていきます。
ですが、子供の頃はこの発想で良かったです。
回りの大人や子供も、そして政府や社会など。
全てがあなたを大事に育ててくれて、社会はあなたの為にあると言っても過言ではない生活が出来ていたはずです。
そのお陰できつい言い方をしますが、あなたがどれだけ能力が無くても、あなたがどれだけ知識が無くても、あなたがどれだけ社会に貢献していなくても、あなたはここまで育つことが出来ました。
だからそのままの暮らしが続くと思い、いつまでも自分の為に社会があると思ってしまうのも無理がありません。
そしてそういった層は、年々増えており、昔はそういった人は少数でしたが、今では当たり前のようになってしまっています。
これはきっと社会の構造が悪いんでしょうね。
『自分の為に社会がある』
そんな生き方をさせ過ぎているのかもしれません。
ですが、ここではっきりと言っておきますね。
自分の為に社会がある？そんな訳ないでしょ。
■社会人として生きていくためには
しっかりとした社会人として生きていくには、先ほどいったような考え方をどれだけ早く無くせるかに掛かっています。
『自分の為に社会があるわけではない』
こんな当たり前なことに気が付けること。
これが社会人として認められる、たった一つの方法です。
とは言ってもその逆である必要はありません。
その逆とは、『社会の為に自分がある』みたいな発想です。
そんな軍隊みたいな、江戸時代みたいな考え方をする必要はありません。
ただ、自分の為に社会があると言った勘違いを無くすだけでいいんです。
この考えが無くなるだけで、随分あなたの行動が変わるはずです。
■当たり前が当たり前になるのが大人
さて、先ほど言ったようにあなたは形式上大人です。
先ほど言ったように、他人の許可を得ず、何でもすることが可能になります。
しかし、その責任は全てあなたのものになります。
犯罪を犯せば親はもう責任をとってくれません。
あなたの実名、場合によっては顔までもが報道され、あなたは自分で全責任を背負うことになります。
お腹が空いたと言っても、もう誰かがご飯をくれることもありませんし、お金が無いと言っても誰もくれません。
自分でご飯を手に入れて、自分でお金を稼ぐことをしないといけません。
こんな生きていくのに当たり前なことを、あなた方はこれまでしてきませんでした。
そしてそんな当たり前をするのが、これからのあなた方の生き方なのです。
さて、しかしそんな当たり前をしなくてもあなたが生きてこれたのはなぜでしょうか？
お腹が減ったらご飯がでて、お金が欲しければおこづかいがでて。
そんなことが出来たのは、あなた方の親が用意してくれたからですよね？
他にも、今日着ていた振袖を一人で着れた人いましたか？
誰かに着せてもらった人がほとんどですよね？
また着れたとしても、その費用が誰が払ったのですか？
きっと自分で稼いだお金でって人は少ないはずです。
実はこれが社会なんです。
あなたは、そして私もさらにはあなたの親も、政治家も、先生も、他にも社会に生きている皆が、結局一人で生きていく事は出来ません。
皆誰かに手助けを受けて生きていくのです。
これが社会なのです。
今日着付けをしてもらったあなたは、着付け師の方のお陰で振袖が着れました。
そして晴れの日を無事に迎えることが出来ました。
また、その着付け師さんはあなたが着付けをしたお礼にお金をくれたことで、生きていく事が出来ます。
そのお金で自分の子供や自分が食べる食べ物や、新しい服を買うことが出来ます。
これも社会です。
これからもあなたが生きていくには色々な人の助けや、色々な人が行った仕事の上で生きていく事になります。
そしてあなたもその誰かを生かすための何かをしていくことで、その対価を得てこれからは生きていく事になるのです。
これもやはり社会なのです。
■『皆の為に社会がある』
先ほどいったように『自分のために社会がある』は間違いですが、正確に言うと間違いではありません。
社会はあなたのためでも、そして私のためでも、そして世界中の人々の為でもあるのです。
そして、それはこれからもずっと続いていく。
私達のおじいちゃんのそのまたおじいちゃんのおじいちゃん、そしてそのおじいちゃんが、とてつもない長い時間続いてきたこと。
そして私達の孫のその孫、さらにはその孫や孫へと、永遠と繰り返されることです。
ちなみにこのことをなんというか知っていますか？
この事こそが『幸せ』っていうんです。
今日と言う晴れの日を迎えたあなた方には、このことをしっかりと理解して欲しい。
そして、1日も早くその輪に加わって欲しい。
そうなることで、もっともっと社会に幸せが増えていき、自分もその幸せを得ることが出来るのだから。
『自分の為に社会がある』ではなく、『皆のために社会がある』
これこそが皆さんに覚えておいてもらいたく、そして一生涯を掛けて達成して欲しい真理だと私は思っています。
■まとめ
私も早いもので今年で46になります。
先輩方と比べたらまだまだ子供ですが、随分大人としての経験を積んで来れました。
そんな自分がたどり着けた答え。
この答えはもしかしたら間違えなのかもしれませんが、今のところこれが全てだと思っています。
共感できる人がいましたら、同じような心で生きていけたらいいですね＾＾
最後になりますが、この度はご成人誠におめでとうございます。あなた方のこれからのご活躍をお祈りいたします。
