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以下、本分
■時代は変な方向に向かっているのかな?
ここ数日大物芸能人の件で、TVなどでは騒がしいですね。
昨年も大物芸能人の方の件で賑わった時期がありましたが、これは定期的に繰り返されるのでしょう^^;
今回の件も昨年の件も、個人的にはどうでもいい話かなと思います。
確かに倫理的にはいかがなものかと思いますが、それはあくまでも当事者同士の話でしょうし、そういったことをやっていても輝いていた人を応援していたのも確かなことですし。
褒められたものではないですが、目くじらを立てて追及することでもないと思います。
しかし、まあ平和なんでしょうね^^;
こういったことで盛り上がれるほどに今は平和ってことなんでしょう。
本当に苦しい時期だったら、こんなことどうでもいいって思えてくるでしょうから・・・・
■寛容になれない自分が嫌で・・・・
そういった話を聞いていたら、以前に家を建ててくれたお客様のことを思い出しました。
その方の口癖が・・・
『寛容になれない自分が嫌で・・・・』
もう数年も前のことなので詳細には覚えていませんが、このお客様はこういったことが口癖になるくらいに、色々なことが気になってしまう人でした。
それこそ、先ほど挙げた芸能人とは別の方の問題になった時に、その人がCMをしていた商品の購入をボイコットしたってくらいの人で、中々の人物だなーってその当時は思っていた記憶があります。
その方はそういったことだけではなく、旦那様の口癖や服の脱ぎ方まで気になってしまうといった人でした。
なので、家を建てたいとは思うが、こういったことで喧嘩になるので家は建たない方が良いのでは?といつも心配をしていた人です。
ただ、そういった背景もありながら住宅建築は進んでいき、正直道中は平坦ではなかったですが、しっかりとした建物に住んで頂くことが出来ました。
そんな方がお引き渡しをして、半年の点検に伺った時のセリフが今でも忘れられません。
■良い家に住むと寛容になれるんですね
その方が言ったことは・・・・
『良い家に住むと寛容になれるんですね』
その方いわく、家に住んでから快適な空間とか、あとしっかりとした家を持っていると言ったちょっとした自信のせいか、細かいことが気にならなくなったそうで、少し喧嘩気味だった旦那様とも住んでからは一回も喧嘩をしていないのだとか。
あとはその当時に流行っていた芸能人のスキャンダルも、以前だったら絶対に許せないし、絶対にその人を嫌いになっていたのに、今はその人の問題でこっちには何の問題はないなって思えるようになったと言うのです。
こういった経験は、実は住宅営業をしていると結構あるのですが、ここまでに変わる人も珍しいと思います^^;
ただ、その人が言うには私が家を建てる前にこんなことを言ったみたいなんです。
『家を建てると性格変わる人って多いんです。極端な例えですが、牢獄に住んでいる人と、王宮に住んでいる人。
どちらの方が人に優しくなれそうですか?
何も今の家が牢獄ってことではないでしょうが、新しい家の方がきっと良い生活になります。
そうなったらOOさんもちょっとは寛容になれるかもしれませんね』
確かにそんなことを言ったような気もしますが・・・・
正確には覚えていなかったので、自分もいい加減だなーって思って聞いていましたが、実際にそうなったようで良かったと思います^^;
その後も色々なケースでお会いしましたが、良い暮らしを過ごせているみたいで何よりでした。
■その逆も然り
また、そういったこととは全く逆のパターンもあります。
これも以前の経験なのですが、まだ築2年なのに家を建て替えたいと言ってきた人の接客をしたことがあります。
その方の家は某有名メーカーの家で、上がらせてもらったことがありますが、随分と立派な家だった記憶があります。
そしてその方が建て替えたい理由は『喧嘩ばかりの家になってしまった』から
その方は家を建てる前には、家族皆仲良しで喧嘩なんて一切なかった暮らしだったみたいですが、家を建ててからは喧嘩ばかりの家族になってしまったとのこと。
旦那様の意見では、結構無理したローンを組んだので、しっかりと稼がなくてはいけないと思い、残業や休出を増やした結果、奥様に家庭の負担を押し付けてしまい日に日に奥様機嫌が悪くなったことが原因だと言います。
奥様の意見では、高い住宅だからさぞかし快適だろうと思い契約したが、価格までの価値は無く、知り合いが建てた金額で言うと半値程度の家の方が快適であり、騙された感が強く細かいことまで気になってしまし、それに対して毎日イライラしていることが原因だと言います。
夫婦の意見が全く違うので、話をされているのかなと聞いてみるとほとんど話す機会はないとのことで、ただ建て替えたいとの希望は合致していたので、今回相談にきたとのことでした。
先ほどのお客様はいい家に住んで寛容になったと言っていましたので、まったく逆のパターンですね。
こういったこともよく聞く話なので、住宅選びは余程慎重にならないといけないと言った教訓と言えます。
結局この方は、幸いなことにお金がある人でしたので、その家を売却し新しい家を建てました。
購入金額と売却金額の差は1000万円以上になってしまい、それでもいい勉強代だと思うことにするって言っていましたが、1000万円以上損をしたので中々の勉強代でした^^;
新しい家に住んでからは、快適ですって話だったのですが、一度壊れた関係はすぐには戻らないので、今でも少しづつ戻している最中だと思います。
■この差はなんだったんだろう?
さて、今回のケースは両極端なパターンでしたが、何の差でこうなったのでしょう?
これについて自分なりに答えを出していまして、それを発表したいと思います。
この差の原因は『良い家の基準を人任せにしたかしないか』だと私は思っています。
良い家に住んで良かったお客様、ここからはAさんと呼んでいきますが、Aさんは家を建てる前の性格や考え方から、かなり慎重に家選び、家づくりをしていました。
全てに自分なりの納得を出来るものを選び、そしてそれを形にしていきました。
希望が叶わないものがあったり、意図が組めないものも多くあったのですが、それらを選ぶのにしっかりと自分が納得するまで、私に説明を求めてきていました。
なので、Aさんの完成させた家は『自分基準での良い家』となりとても満足出来るものになりました。
逆に建て替えをした方、Bさんと呼びますが、Bさんはそのまったく逆のことをして家を建てていました。
住宅の間取りも仕様も基本はメーカー任せ。
メーカーは超がつくほどの大手だったので、任せれば安心だと思い込み、また設計や営業も問題無く進めてくれていたので、自分達の意見や希望はしっかりとくみ取ってくれていると勘違いした家づくりをしていました。
その結果は自分達の希望何てほとんどない家になってしまいます。
旦那様の希望は住宅ローンに縛られたくないことで、自分の年収や職場を考え無理のない金額の家に住みたいことでした。
子供の頃にお金があまりない生活でかなり苦労していたので、子供にはその苦労を味合わせたくないとの一心でした。
結果は生活スタイルを大きく買えないといけないほどに膨れ上がったローンで、お金に縛られた生活を余儀なくされます。
営業さんからはBさん程の年収があれば、この位皆さん借りていますよとのことだったので、安心をしていたのですが、嘘とまでは言わないけれど騙された感が強かったそうです。
また奥様は極度の寒がりで、暖かい家に住めることを希望していたのですが、建てられた家はお世辞にも暖かいとは言えない家に。
とは言え、暖房をガンガンに利かせれば暖かいのですが、そうするとお金が凄い掛かるのであまりしたくないし、そもそも暖房代が少ない家だと聞いていたので、話が全く違うと思っていました。
さらに追い打ちとして、兄妹が家を建てたとのことで行ってみると、自分の家よりもずっと暖かく快適でうらやましくなるほどだったと。
そしてその家の値段を聞くと、自分の家のほぼ半額程度の金額・・・・
納得がいかずに夫婦で担当に詰め寄ったそうですが、その家を契約したのはBさんで、その契約通りの家を建てたので当社にはまったく非が無いとの回答。
確かに法的には非はありませんのが納得いかない結果だったと言います。
ただ、これらも自分達で選んだものだったのならある程度は納得がいったのでしょう。
自分達で選んだ結果だからしょうがないと・・・・
しかしBさん一家は、それをせずにメーカーにある意味丸投げしてしまったことが原因とも言えます。
とは言え、Bさんの家には私も伺ったことがありますが、とってもいい家でしたよ^^
まるでショールームのような家で、内容を知らない人からみたら、羨むような家でした。
だから『一般的からみたら良い家』だったはずです。
しかし、『自分基準での良い家』ではなかったから、こんなことになってしまったのです。
結論を言うと、今回のAさんとBさんの差は、『自分基準』であったかどうか。
それだけの差だったはずですが、大きな差となる結果になりました。
■『自分基準での良い家』にするにはどうしたら良いのか?
こう聞くと絶対に『自分基準での良い家』を欲しいと思いますよね?
なので、簡単ですがそれを手に入れるための方法も紹介をしておきます。
1,何となくで家を買うな!
実は家を買う人の多くが『何となく』で家を買ったり建てています。
理由は家づくりがよく分からないから。
家は一生に一回か多くても2回程度しか建てませんので、どんな家が良いのか悪いのかなんて分からない人が多いのです。
昔はそんな人のために、お節介な人がいて良い家とはなんぞやとか、大工の棟梁がお節介に良い家を建ててくれるとかしていましたが、今はそうった風潮が無くなりました。
特に自社の利益を優先した家づくりをするハウスメーカーの台頭により、より何となくでも家が建てられる時代になってしまいました。
黙っていれば、ハウスメーカーが建てたい家をあなたの名義で建ててくれるので、何となくで考えている人からすると、簡単で便利だからです。
しかし、そういった家づくりは『自分基準の良い家』になることはありません。
多少大変なこともあるでしょうが、自分達にとっての良い家とはなにか?
それを真剣に考えた家づくりをしていくべきです。
2,たった10万円はあり得ない。
住宅を検討していくと、金額の単位が大きいため、10万円の追加がいつのまにか『たった10万円』となってしまうことがあります。
ですが、冷静に考えると分かりますが、10万円ってかなりの大金です。
それがいくら住宅建築だったとしても、たった10万円となるわけがありません。
ですので、住宅を検討している際に10万円のことを『たった10万円』と言ってくる人がいたら、信用しないでください。
もしくはたった10万円であるならば、その人からもらってください。
その際にはこう言って下さいね。
『たった10万円なんだから、ご祝儀でくださいね』って^^
それだけお金って重要なことなんです。
3,こだわりの先のゴールは何か?
自分基準の良い家を造るには、ある程度のこだわりが必要となります。
例えば寒くない家じゃなきゃ嫌だとか、広いLDKじゃなきゃ嫌だとか・・・
他にもこだわりがあるとは思いますが、それら全部にゴールを付けておいてください。
これはあるあるの話ですが、こだわるとそれに固執してしまって、際限なくこだわる人がいます。
例えば先ほど挙げた寒くない家ですが、断熱性を上げると叶いやすくなります(それが全てではないですが)
なので、キリなく断熱性を上げたくなり、少しでも性能が高い家が、良い家だと勘違いしてしまいます。
それは断熱性が高いことに越したことはありませんが、その為には当然に費用が掛かります。
それを先ほどの言ったようにたったOO万円で叶うと言われ、行うのは愚の骨頂です。
例えば暖かい家が欲しいと言った場合、どのくらいの暖かさが欲しいのかをしっかり考えておきます。
冬の北海道は家中どこでも半袖で暮らせるほど暖かくする家が多いと聞きます。
そのくらいの暖かさが欲しいのか。
それとも、家の中では長袖で十分暖かく、夜など少し冷えると思えば軽い上着を羽織れば良い。
そのくらいの暖かさで良いのか?
同じ暖かいでもここまでの差があります。
自分はどの基準で良いのか?
そこの事を私は『希望のゴール』と名付けています。
このゴールに向けた家づくりをすることで、過不足無い家が建てられるのです。
4、この間取りから決めて・・・・は絶対に駄目!
最後は一番のポイントです。
家づくりをしている時に言われる最悪な言葉が『この間取りの中から決めて下さい』です。
これって本当に最悪です。
家の間取りって住む人の家族構成や、身長体重、性格や重きを置くもの、土地の形状や隣地の状況など、他にももっと色々な要因があります。
そして良い家とは、それらをしっかりと考えて造る必要があります。
しかし、メーカーが予め用紙してある間取りには、先ほど挙げたことについて、全く考えていない間取りとなります。
ただ良い意味で言うと、万人受けする間取りなのでぱっと見よく見えます。
なので、気にせずに選んでしまうのですが、それが大きな間違いとなります。
先ほど言ったように、家族や土地、立地によって最適な間取りは異なります。
そこまでを皆さんのような生涯に1度2度しか家を建てない人が考えられて、間取りを決めることが出来るでしょうか?
多分ですが、まず無理です。
なので、『この間取りから決めて下さい』は業者側の最大の手抜きだと思って下さい。
最悪間取り集から決めなくてはいけなかったとしても、メーカー側からの最適な間取りの提案をしてもらって下さい。
そして出来れば、それをある程度カスタマイズできる会社であることが望ましいです。
5,ある程度はメーカーに任せる
こういったことを言うと、極端にメーカーを信用しなくなる人がいます。
そして、全てを自分でやろうとしてしまいます。
それは大きな間違いです。
先ほど言ったように生涯に1度2度しかやったことが無い人と、それを職業にしている人。
どちらの方が上手に出来ると思いますか?
答えは火を見るよりも明らかですよね?
これも先ほど言ったように、過度な信用な駄目ですが、ある程度のことはメーカーにまかせましょう。
その方がメーカーも仕事がしやすくなり、良い家を造れる土台を作りやすくなります。
以上です。
他にもコツはありますが、今回上げたものだけはしっかりとしてもらうと、良い家になる確率がググっと上がります。
■まとめ
今回は芸能人の問題から始まり、良い家を建てるための心構えまでお話させて頂きました。
これは実証されていることですが、良い家を建てることで精神が安定することが分かっています。
その結果、寛容になれたり、些細なことも気にしなくていい生活が送れるのではないでしょうか?
とは言っても、住宅を建てるのは流石に大仕事なので簡単には出来ませんが・・・・
でも最近ちょっと心が荒れているなーとか、細かいことでイライラしちゃうなーって人がいましたら、住宅を建てないまでも身の回りの片付けなどをして、環境を良くすることで改善できるかもしれませんね^^
まずは職場の机回りの整頓から。
そんな些細なことでも良いかもしれません。
最近はなんでそんなことで問題になるんだろう、たったこれだけのことで・・・?そんなことが増えてきたように思えます。
それは住宅環境の悪化が一つの原因かもしれません。
そう思って今回の記事とさせて頂きました。
住環境が良くなることで、こういった社会も良くなることを期待して、これからも良い家を造っていければと思います。
今回は、ここまで。
では、また!