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豊かな暮らしへの情報

あなたの家づくり『エビを赤く塗る』になっていませんか? #店長流
あなたの家づくり『エビを赤く塗る』になっていませんか? #店長流

皆さん『エビ』知っていますよね?


じゃあ海にいるエビを書いて下さいと言ったら、あなたはエビを何色で塗りますか?


・・・・


そんなことを書いていた記事を先ほど読みました。
なるほどなって思い、またこれって住宅建築にも当てはまると思い、早速記事にしてみます。


さて、皆さんはエビを何色に塗りますか・・・・?





■生きたエビは赤くない




これは記事のサムネにも載せましたが、多くのエビは生きている状態だと『赤く』ありません。
赤いように見える、イセエビやロブスターも、実際赤よりも茶色と言うか、黒味が強い赤だったりしますし、サムネにあるような車エビみたいなエビはほとんどが赤くありません。



しかし、多くの人が調理済みのエビしか見たことがないので、赤く書いてしまいます。
それが間違った情報だとも知らずに、特に深く考えずにエビを赤く塗るのです。



これは、ただのお遊戯でのお絵描きなら問題にはなりません。
ですが、実際のエビの色を知りたい人からしたら、ある意味嘘をつかれている状態なんです。
これを上手に使うと、業者による利益への誘導をすることも可能です。
間違った知識を上手に悪用されるからです。


こういったことって、皆さんも経験がないですか?
と言うか住宅業界には蔓延しているのです・・・・





■断熱等級7なら家は暖かい、それって本当ですか?





皆さんは断熱等級7、いわいる日本での最高グレードの断熱の家ですが、この家って暖かいって言えますか?
データや多くの人の意見をまとめると、どうやら暖かいようだと言えることは出来るかもしれません。
しかし、多くの方はきっと自分の意見としては言えないはずです。
それは『体験』をしていないからです。


他にも30坪の家は広いと思いますか?や大きな窓のある家は本当に解放感があるのか?など、実際に体験しないと分からないことの多くをしない人が増えています。


こういった『体験』が今の住宅業界には圧倒的に足りなくなりました。
一昔前は、スマホもネットもそんなに普及していなかったので、どうしても『体験』をするしかありませんでした。
毎週のように、どこかの展示場や見学会に足を運び、2時間3時間と体験をし、次の週もまた次も・・・・と今から考えると、滅茶苦茶効率の悪いことをしていました。



しかし、そのお陰で多くの『体験』が出来たのです。
実際に、口では暖かいと言われていたA社の家は、実際に体感してみるとそうでもない・・・・
逆にそんなに期待をしたいなかった家だったのに、実際に体験してみたら、思った以上に暖かい・・・・


30坪の家って小さいって思ったけれど、全然丁度いいサイズだった・・・・
絶対に40坪の家が欲しいと思っていたけれど、実際体験してみたら、こんなに広くなくても十分だと思った・・・・
天井高が高い家が良かったけれど、実際に体感したらそんなに必要と思わなかった・・・・


そうやって多くの体験を元に、自分なりの家を想像することが出来たのです。
でも、今はそれをしない人が増えました。
理由は先ほども言ったように、効率が滅茶苦茶悪いからです。


そのお陰で、シメシメと思っている人達がいるのも知らずに・・・・





■住宅会社は『シメシメ』と思っている^^;





今のこの環境を一番謳歌し、そして『シメシメ』と思っているところがあります。
それは『ハウスメーカー』です。



ハウスメーカーはこれまでは『体験』をさせないと家が売れなかったため、多くの費用を展示場や見学会などに使い、また多くの営業を雇うなどと多額の費用を使って契約をとっていました。


しかし、現況は展示場も要らないし、人も多く雇わなくてもいいので、とてもコスパよく運営が出来ています。
なので、多くの会社はこの今の状況を上手に利用し、更に『体験』をさせない家づくりを目指しています。
その最たる例が展示場の大量撤退です。


今、全国各地にあるマイホームセンターや住宅公園と言った場所から、ハウスメーカーが凄い勢いで撤退しています。
ここ掛川でも、多い時は20を超えた住宅総合展示場が、今ではたったの3棟程度になっております。


しかし、それでも売り上げ棟数は落ちていませんし、むしろ上がっている会社もあります。


住宅会社は展示場を無くすことで、経費が浮き、今の状況のお陰で体験しなくても家を買ってくれるから、売り上げも下がらない。
こんなに良いことはないのです^^;


また、お客さんが『体験』を求めてこないので、会社にとって有利な概念での話をすることが出来ます。
体験をする機会があれば、一発で分かるようなことも、体験をしないので言われたことが正しいと思い込んでしまうのです。
これを悪用している会社が目立つようになりました。



先ほど言ったように断熱性ですが、最高等級にする必要って全ての家にあると思いますか?
ここ静岡で住んでみると分かりますが、冬は本当に暖かいです。
ただしここ御前崎は、冬に風が強く吹くので、体感温度は低く感じますが、風が来ない日向にいれば、まるで春のようにぽかぽかしているところばかりです。


そんな地域の家に断熱等級7の家を建てる必要があるのでしょうか?
確かに断熱等級を上げれば、消費エネルギーを削減出来ますが、そもそも暖かいので人が必要とする暖かさを出すのにそんなにエネルギーが要りません。
なので、その少ないエネルギーがより少なくなったとしても、それほどの効果は無く、むしろ断熱等級を上がるために掛けた費用の方が圧倒的に高くつきます。


それは体感すると分かります。
断熱等級5の家と、7の家どちらが暖かい?の体感や、どちらがどれだけ光熱費が掛かる?の体験も出来ます。


でも、体験しないから、言葉の方が重きを得て、断熱等級7がとても重要だと思ってしまうんです。
こうすることで費用が上がることも問題ですが、それを上手に誘導されていることに気が付かないことが一番の問題なんです。





■これまでは『体験』こそ価値だといっていた




しかし以前のハウスメーカーは、『体験』こそが最も重要なことだとして売っていました。
だから、至る所に住宅展示場があり、多くの人をそこで『体験』させていたのです。
その体験には価値があり、多くの人が多くの展示場で体験をしていました。
なので、住宅展示場はとても価値のある場所として多くの人が訪れていました。


そして、ハウスメーカーはその来場されたお客様に『体験』を与えられない会社は信用出来ないですよね?とお客様に言っていたのです。
これはどういうことかと言うと、体験が出来る展示場のない会社は信用できないですよね?って伝えていたと言うことです。
その展示場のない会社は、工務店などになり、そういった会社との差別化としても利用していました。



時代が変わったとは言え、この発言と行動の差は正直どうかと思います^^;
まあそれが商売なんでしょうが、個人的には少し嫌気がさしますね・・・・




■減少することでの実害も出てきた




この減少は『体験』出来ないだけの害だと思っていましたが、ある一定層には実害も出始めています。



ある県では、ハウスメーカーの撤退により、その県に一軒もそのハウスメーカーが無い状態になってしまいました。
しかし、保証などはあるので対応をしてもらえるのですが、お店に行くには県外にまでいかなくてはいけないし、また問題が起こったとしても、県外からくるのですぐには来てくれません。


また、対応するお店が遠いことや、多くのお客様が1つのお店に再登録された結果、定期点検の予約が全く取れないと言った問題が起きているそうです。
なんでも、長い人だと3ヶ月点検が3ヶ月待ちだとか・・・・
それってもう半年点検じゃん^^;


この動きは加速しているので、今後こういったことが起きる家が増えていくようです。





■エビを赤く書かないためにも




さて、逸れた話を戻しますが、こういったことでエビを赤く書く、つまり間違った情報に踊らされないためにはどうしたらいいのでしょうか?
それを言いたかったのが、今回の記事です。


その答えはもう出ていますよね?
そう『体験』です。


ネットの情報や、ある意味業者の利益へと誘導するだけの情報に踊らされないためにも、『体験』は必要です。
そしてそれはWEB上にはありません。
疑似的なことはあるかもしれませんが、それはあくまでも『嘘』の体験なんです^^;



当社は工務店としては珍しく、体験できる場所が多くあります。
常設の展示場や、分譲型の展示場、また事務所にも多くの体験コーナーを用意しています。



当社は言葉や想いも大事にしていますが、それ以上に『体験』を大事にしています。
当社の建物に入った際の空気感、温度感はとても気持ちが良いものですが、これは体験しないと分かりません。
また、家の広さや質感も体験が重要です。


そんなある意味時代に逆行をしている会社ですが、ぜひ皆さんに体験して欲しいと思っています。


体験には予約が必要です。


このページの右上にある予約フォームからの予約をお願いします。



今回は、ここまで!
では、また!