家づくりは、人生における大きなイベントであり、同時に、夫婦にとって大きな試練となることも少なくありません。
予算、間取り、内装など、様々な面で意見が食い違い、喧嘩に発展してしまうことも。
そこで本記事では、家を建てる際に起こる夫婦喧嘩について解説します。
□家を建てる際に起こる夫婦喧嘩の原因
家づくりにおける夫婦喧嘩の原因は、大きく3つに分けられます。
1: 予算
家づくりの最初の関門となるのが予算です。
住宅ローンを組む場合、将来の返済計画も考慮しなければなりません。
パートナーは「予算オーバーだけど、どうしてもこの希望は叶えたい」と主張する一方で、
もう一方は「予算がギリギリだと、今後の生活に影響が出ないか不安」と感じるなど、価値観の違いから意見が衝突することがあります。
2: 間取り
「広くて開放的なリビングにしたい」「趣味の部屋が欲しい」「収納スペースをたくさん確保したい」など、間取りに対する希望は人それぞれです。
家族構成やライフスタイルの変化を見据え、将来を見据えた間取りを検討する必要があり、理想と現実のギャップから意見が食い違うことも。
3: 内装やデザイン
内装やデザインは、個人の好みやセンスが大きく反映される部分です。
壁紙、床材、照明器具など、様々な要素があり、パートナーとの間で「好みが合わない」「イメージが違う」といった意見の食い違いが生じやすいです。
□夫婦の意見が合わない時の3つのルール
では、家づくりの際に夫婦の意見が合わない時に、どのように話し合えば良いのでしょうか。
喧嘩を回避し、建設的な議論を進めるための3つのルールをご紹介します。
1: 長い時間使う人の意見を優先する
例えば、家にいる時間の長い方が、キッチンやリビングの使い勝手について意見を主張することがあります。
一方、仕事で家を空けることが多い方は、自分の意見が通らないことに不満を感じるかもしれません。
このような場合は、家にいる時間の長い方の意見を優先することで、より快適な生活空間を実現できるでしょう。
2: お金を稼いでくる人の意見を優先する
家づくりには、多額の費用がかかります。
予算の決定においては、収入を得ている方の意見を尊重することが大切です。
ただし、これは「お金を稼ぐ人の意見が絶対」ということではありません。
なぜその費用が必要なのか、将来の生活への影響などを話し合い、納得のいく結論を導き出すことが重要です。
3: 専門家の意見を参考に、客観的な視点を取り入れる
夫婦だけで話し合いが難航する場合は、設計士やインテリアコーディネーターなどの専門家の意見を参考にすると良いでしょう。
専門家の客観的な視点を取り入れることで、新たなアイデアが生まれ、夫婦間の意見の食い違いを解消できる可能性があります。
□まとめ
家づくりは、夫婦にとって人生における大きな決断であり、意見が食い違うことも当然起こります。
しかし、それぞれの意見を尊重し、話し合いを通して妥協点を見つけることで、理想のマイホームを実現できます。
今回の記事で紹介した3つのルールを参考に、夫婦で建設的な話し合いを行い、楽しい家づくりを進めていきましょう。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。