おかげさまです。
今日は、あまり意識されることのない**「家と健康の関係」についてお話しします。
普段、病気の原因として食事や運動を考える方も少なくないかもしれません？
でも、実はその背後にもっと大きな要因が隠れていること、知っていますか？
そう、それは住まいなのです。
シックハウス症候群なんて言葉も聞きますよね？
でも、あれはほんの一部に過ぎないんです。
もっと根本的な問題が住まいには潜んでえることを。
そして、この問題が体や心に大きな影響を及ぼしていることは、あまり語られていません。
ここで一つ、ちょっと意外な質問をしてみましょう。
戦後日本で最大の欠陥商品って何だと思いますか？
…答えは「家」なんです。
ちょっと驚きますよね。
でも、その背景には歴史があるのです。
戦後、焼け野原になった日本では、住む場所をつくることが急務でした。
だからこそ、プレハブ式住宅が急速に普及したんです。
早く、そして大量に…それが目的でもありました。
でも、その急速な発展が今、私たちにどんな影響を与えているかは、あまり知られていません。
ちょっとイメージしてみてください。あなたが病院に行ったとします。
日本ではお医者さんが「どうされましたか？」と聞くのが普通ですよね？
でも、スウェーデンでは違うんです。
スウェーデンの医者はまず「あなたはどんな家に住んでいますか？」と聞くんです。
住まいが病気の原因を握っていることが多いからです。
家が体や心に与える影響、思ったよりも大きいんですね。
例えば、日当たりや風通しが悪い、狭くて暗い家に住んでいたらどうでしょう？
想像するだけで、少し息苦しくなりませんか？
実際、そのような環境は心身に多くのストレスを与え、知らないうちに体調を崩してもしまうんです。
私たちが意識せずに受けている「住まいの影響」、少し考えてみてください。
次に、ちょっとした想像をしてみましょう。
一番快適に眠れる環境ってどんな場所だと思いますか？
私はよく、超高級ホテルを思い浮かべます。
静かで、暗くて、温かい。
そんな場所では、まるで心と体が自然にリセットされるような感覚を覚えることがあるでしょう。
あなたの家にも、そのような快適な眠りを誘う場所があったとしたら、どれだけ毎日が変わると思いますか？
音や照明、空気の流れ…それらを少し整えるだけで、あなたの家はまるで**「静かなる癒しの空間」**に生まれ変わるんです。
だからこそ、家作りの際にはこれらの要素に目を向けてほしいんです。
騒音や悪い臭い、風通しの悪さ…それが少しずつ、あなたの心にストレスを蓄積させていることを忘れてはいけません。
今の家の設計は、多くが自然の流れに逆らった構造になってしまっています。
昔の家は、もっと自然と共存していました。フランクロイドライトの提唱する有機的建築でもありました。
柱や壁が湿気を吸ったり吐いたりし、家全体が呼吸していたんです。
現代の家は機械で湿気や温度を調整していますが、自然が作り出す微妙なバランスを忘れてしまっているんです。
そして、シロアリ駆除や防虫剤…。
私たちは自然を排除するために薬剤を使いますが、
その影響が自分たちの体にも少なからず及んでいることに気づいているでしょうか？
自然と共に生きる家が、最終的には私たちの健康を守ってくれるんです。
また、日本の住宅施策も見直す必要があります。
法律がハウスメーカーに有利に進められ、伝統的な日本建築が姿を消しつつありますが、
本当に大切なのは、私たちがどういう家に住みたいのかということ。
健康に良い家、心が安らぐ家、そして自然と共に呼吸する家…あなたはそんな家を思い描いていませんか？
さて、これらのことを少し頭の片隅に置きながら、理想の住まいを思い描いてみてください。
そこに、今まで気づかなかった「本当に必要なもの」が見えてくるはずです。
そして、私たちと一緒に、その「理想の家」を作り上げてみませんか？
その一歩は、思ったよりも簡単で、自然なものかもしれません。
それが深呼吸する正圧の家でもあります。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。
