こんにちは
一級建築士の仁藤です。
家造りを希望されたとき、プラン造りをスタートすると収納部屋を充実したいと思われるお客様少なくないです。
#仁藤流スマートハウスをご希望される方には、
私は、そこでお聞きするのは、『何をどのくらい(量・期間)収納しますか?』と質問させていただきます。
新しい家に引っ越された後で、今まで当たり前に使っていたもので、不必要になるものがあるからです。
例えば、夏の扇風機や、冬のファンヒーター、電気ストーブ、電気カーペットなどの季節で入れ替える家電等
夏冬で衣服の衣替えは必要ですが、寝具のお布団の場合は冬用布団などが不要になります。
もしも引越し前にそれらを使用していたのなら、もちろん処分してください。
部屋着でも、冬に室内が寒いと言って着るようなオーバーも不要です。
お施主様からは『子供たちは冬でもTシャツと短パンで元気にしています。そのぐらい暖かいです。』と言われています。
イメージで気には、室内では夏の衣服で過ごせるということです。
そうすると冬の衣服も減らせそうですね。
その他のもので、本棚とか、ロボット掃除機基地とか、勉強机などは、間取り造りの中で造作家具として計画されることをお勧めします。
洗濯物が室内で乾く家ですので、その近くにクロゼットなどの収納があったら便利ですね。ハンガーにかかったままクロークに仕舞えばたたまなくて良いので
楽ちんです。
収納の広さよりも、収納の位置のほうが大事かもしれません。
適材適所で収納を設けると計画した場合、家のデットスペースがなくなります。
人のヒューマンスケールを考えた家造りは、フランクロイドライトの思想でもあります。
人が落ち着き、気持ち良い空間を無駄のないプランでつくります。
季節ものの家電やお布団が不要になるだけでも、コストダウンになります。
#仁藤流スマートハウスは、ある意味ローコスト住宅といえるかもしれません。
お客様が、希望される家の広さと私が実践する家のスケールとは違います。
意味もなく広く造ったら、お金もかかります。お客様の予算計画のなかで広さを重視して予算が合わなければ仕様を下げるしかないですよね?
その仕様がキッチンやお風呂などの住宅設備なら良いですが、家族が健康的で快適に暮らすための家の性能を下げることはいかがなものですか?
あまりお勧めはしたくないですね。
家族が健康的で、快適に暮らせる家でなければ、建築はしないほうが良いかもしれません。無駄に広い家は業者は儲かるかもしれません。
家のスペースを無駄にするということは、お客さんのお金を無駄にすることでもあります。
室外のベランダも不要かもしれません。ベランダで何をされますか?
徹底的に無駄を省いて、家の性能にこだわります。
それが健康保証・快適保証・安心保証・電力保証につながります。
私は、227.5ミリのスケールを大切に考えたプランをしています。これわかる人のほうが少ないかもしれません。
メートルモジュールの家づくりは私から言うと最低です。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。