こんにちは
一級建築士の仁藤です。
家の間取りプランは大切です。ハウスメーカーのなかには、自由設計ではなく規格プランを組み合わせていく会社も多いです。
工場生産だったり、船便で輸入する会社さんなどはそうですので、土地に合わせたプランの可変性は難しいかもしれません。
オンリーワンの家づくりにはならないかもしれません。
設計力・デザイン性は多少犠牲になるかもしれません。
大事なプランを考えるうえで、私が一番大切にしていることはその土地のなかのゾーニング計画です。
例えば接道道路も東西南北あります。近隣建物も東西南北あるかもしれません。
敷地調査を行うことが大事です。
敷地も確認しなくてプラン造りをする会社もあるようですが、私は反対です。
次に大事なことは、日射取得を考えることです。冬の太陽の日差しはとてもありがたいです。
そこから建物の位置を決めていくのですが、もちろん車の止め方も決めていきます。
南道路の場合に単純に南をあけて車を止めるでは、工夫がないですね。
ここで私が意識することは、内と外の繋がりです。 アメリカ人の建築家フランクロイドライトも日本建築のここが素晴らしいと伝えているところです。
これはもちろん開口部の話にもなりますが、その開口部がいつもカーテン閉めっぱなしでは意味無いですね。
次は玄関の位置です。そんなお話をしていきます。
その後は玄関にはいってからの室内の動線をお客様と一緒に考えながら、その敷地の合わせたローケーションもお伝えしていきながら、考え方も共有させていただきます。
その打合せのなかで、ご予算の事とか、光熱費のこととか、ご家族の健康状態のことなど、詳しく教えていただけるほど多種多様なご提案が可能になります。
私の場合は、そこでラフプランを作成させていただく訳ですが、プラン提出のときには、よくお客様から驚かれることも少なくないです。
私が提出したプランと同じプランをお客様自身がお持ちしたりしてくるわけです。
時には手書きの図面だったり、エクセルなど使った図面だったり、住宅本の写メだったりです。
お客様は、『私が考えたプランと同じじゃありませんか?』と言われたりします。
私は、『すいません。実は奥様のスマホカンニングしました。・・・冗談ですけど』なんてお答えしたりします。
種明かしは簡単です。
それは、お客様のその土地を、しっかり敷地調査をおこない、お客様の未来の暮らし方を熱意を持ってお話しできれば答えは一つしかないのです。
いろいろなハウスメーカーがあります。豪華なショールームも建てています。
そこで打合せしながら、ここはこんな仕様でとか、こんなデザインでとか、こんな間取りでとかで進められること多くないですか?
一番大切なことは、いかにその家に住んで飽きがこない健康的な暮らしを続けられることです。
そんな家造りご案内しています。
でも大手ハウスメーカーを選ぶメリットもあります。それは中古住宅で売る時にはハウスメーカー住宅だから安心され購入される顧客も多いです。
結果的には売りやすいかもしれません。
実例ですが、大手ハウスメーカーの家に住まわれていて、当社の分譲型モデルハウスを購入され住み替えられたお施主様もいらっしゃいます。
そのお施主様は、今でも当社の完成見学会などご見学され最近の家は進化しているよねと感心されています。
今の家も住み心地は良いから満足です。とも言っていただき嬉しいです。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。