一級建築士の仁藤です。
現在は電気代含めてエネルギー価格が上昇しています。
家の屋根に太陽光発電を設置して、蓄電池に電気を貯めて夜使うといったことを考えるかたも増えています。
ここで重要なことをお伝えします。
あなたが選ぶ蓄電池は、昼貯めて夜使うだけのものではないですよね？
それでは、半分よくて半分ダメです。 そんなお話続けます。
ここでお話しするのは、あるお施主様の家のことです。
その家では、普段は当たり前ですが、昼間太陽光で発電した電気を貯めて夜使いといった蓄電池を備えています。
しかしある日の事、夜になっても放電しない、逆に夜に蓄電容量を100％まで買電をしていたのです。
朝になっても残量100%の蓄電池、みなさん意味わかりますか？
ではお答えします。
その夜のことですが、天気予報では雨、所により雷を伴い激しく降るとの予報でした。
もうお気づきかもしれませんが？
そうなんです。
落雷による停電に備えて電気を貯めたまま、あるいは100%まで増し充電をしていたのです。
朝方まで予報は継続していましたので、朝まで100%の電気を貯めていたということです。
普段は昼間貯めて夜使う当然です。しかし停電リスクのあるときには、停電に備える蓄電池賢いですよね。
こんな仕組みの家をご案内しています。
M-Smart2030 賢い人が選ぶスマートハウスです。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり
お陰様でありがとうございます。
追伸・・今後は電力不足になっていきます。お天気予報ならぬ、停電予報のようなものができるかもしれません。
『明日の停電予報をお伝えします。〇〇地域は、厳しい暑さが見込まれますが、積乱雲など急に雲がかかる恐れもあります。
雲がかかるとメガソーラーの発電量が低下しますので、火力発電への急な負担になります。火力発電の調整も難しく一時的にはブラックアウト（停電）もありえますので、
日中の節電にご協力のお願いと、停電しても良いように冷蔵庫の中身の確認も済ませてください。場合によってはポータブル発電機などもそなえてください。』
そんな感じですかね。
そんな未来が来ないことを期待します。
