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家の建設費も高騰!解決するにはプランが大切です。#仁藤流 (一級建築士+一級施工管理技士)

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家の建設費も高騰!解決するにはプランが大切です。#仁藤流 (一級建築士+一級施工管理技士)
家の建設費も高騰!解決するにはプランが大切です。#仁藤流 (一級建築士+一級施工管理技士)
LDKには日差しを確保、吹き抜け設計も家の性能UPには大切です。
こんにちは
一級建築士の仁藤です。
本日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)です。
稲・麦など芒(のぎ)をもつ穀物の種をまく時期とされていたが、現在の種まきはこれより早くなっています。


本題ですが、あなたもすでにお気づきと思いますが、最近は建築コストが上がってきています。
昨年の木材から始まり最近ではコンクリート、鉄筋、住宅設備商品、金属屋根、外壁、サッシ、給湯器、エアコン,etc・・・

これは残念なことかもしれませんが、今後もさがらないだろうともいわれています。

では家づくりの対策としては
家づくりのプランを大きくつくらない考え方にも変わってきています。

今までの常識とは違う考え方かもしれませんが、ご参考になるかもしれません。
私なりの考え列記してみました。

1. 子供部屋は全部3畳の提案がいかがでしょうか? 
寝るのと、勉強するだけの機能であれば3畳あれば充分です。極端かも知れませんが?
6畳なんて広くとってもどうせ使わないもの(不用品)が貯まるだけでは?

2. 最近は希望される方が多いウォークインクローゼットですが、実際は壁面収納の方が収納力が高いです。
合わせて壁面収納の扉を付けないこともお勧めしています。

3. 人気の対面キッチンですが、 究極の省スペースは、壁付けのキッチンにすることです。
これは、究極ですから最後の手段ですね。

4. リビング・ダイニング・キッチンのサイズは最大でも14畳以下にしたいです。(日当たりの良いLDKは必須です。ここ最優先です。)

5.エアコン一台で全室温度ムラの無い正圧による、全館空調をお勧めしています。もちろん気密性能が大事になります。
気圧調整式全熱交換一種換気システムを採用します。ヒートショックの心配もなく、光熱費の削減にもなります。
お施主様も住まわれてからここの満足感がいちばん高いです。

6.できたら太陽光発電を設置したいです。光熱費削減になります。イニシャルコストは増えますがランニングコストも考えお金に不安のある方こそ必須の設備です。

7.耐震等級3の基本設計に制振ダンパーを設置します。繰り返される余震からの家の損傷も防ぎます。これもメンテナンスコストの削減になります。
地震保険の減額にもなります。

8.断熱性能は、断熱等級5(ZEH基準)以上ですすめます。グリーン化住宅補助金etcなどの取得もできます。

9.長期優良住宅ですすめたいと考えます。将来の資産価値の担保と固定資産税の提言効果、

追伸・・ここまでは意外とどこでも聞かれるお話かもしれません。でもここからは余りというか、ほとんど聞かれないお話いたします。

お客さんの要望で絶対的に多いことは、収納量が多いプランを熱望されます。
ここで私がお聞きすることは『どのくらいの広さの収納ですか?』では無く!『何をどのくらい収納しますか?』とお聞きします。

お客様は今の暮らし方から想定したことかもしれません。今後ご家族が増える事を前提にしたことかもしれません。

ここけっこう重要です。ただ広くつくればよいということではなく、断捨離という言葉があるように不要なものは捨てるということです。
無駄にスパースがあると不要なものが増えたりしませんか?同じようなものがあったのに、また買ってしまったとか。

これだけは事実としたお伝えします。
私のご提案する家からは、扇風機、除湿器、衣類乾燥機、布団乾燥機、電気ヒーター、ファンヒーター、電気カーペット、加湿器、ストーブ、温風ヒーター、空気清浄機etc・・・などのものは不要となります。今お持ちでしたら不用品としてリサイクル店で引き取ってもらってください。
収納部屋かなり片付きましたね!

今の暮らしを考えた間取り(プラン)も大事ですが、この家で始まる暮らし方をイメージしたプランが大切です。それ為には性能が大事です。
家づくりのコストが上がってきています。無駄を省いた家づくり進めていきましょう。

※家の性能にはしっかり予算をとってください。

ご縁を大切に唯一無二の家づくり
お陰様でありがとうございます。