こんにちは
一級建築士の仁藤です。
お客様からよく頂く質問で、『ZEH住宅を希望しているのですが、太陽光何キロ載せたらいいですか?』と言われます。
そのお答えに対して『ここ静岡県では、日照条件も良いので5kwh載せれば大丈夫です。』とお答えします。
お客様は、『やはりそうですか?』と納得されます。
しかしここから私の持論をいつもお伝えしています。
『もちろんZEH基準では、5kwh、家の大きさによっては4kwhでも可能ですが?私は屋根いっぱいに設置していただくことをお勧めします。』といいます。
金持父さん、貧乏父さんの話ではないですが、本の中でも家は負債といわれたりします。もちろん資産ではあるのですが、
アパートに住んでいる場合は、毎月の家賃(駐車場代)共益費と光熱費、自治会費で生活できるのですが、家を購入されるということは
毎月の住宅ローン、光熱費、自治会費、の他にも固定資産税(土地・建物)火災保険、地震保険、etc・・などです。
ここでZEH住宅とはなにかですが、簡単に言うとゼロエネルギ住宅といい、その家の一次エネルギー(給湯、換気、暖房、冷房、照明)自家消費電力量を太陽光発電などで自価消費分の電気エネルギーを造れる家のことなのです。しかしこの電気量のなかには、調理、テレビ、パソコン、ゲーム、充電、などの電力量は含まれていません。
ここを勘違いされてZEH住宅なら大丈夫と思われると損します。これわかっていない営業マンけっこういるかもしれません。
電気は、一次エネルギーだけつくれても意味がないかもしれません。
これからEV車などを購入されても買った電気で充電するようになるかもしれません。
テレワークなどが増えて自宅のエアコンやパソコンなどの電気を今以上使うかもしれません。
本題に戻りますが、私がお伝えすることは、家を買ったまま、なにもしなければ家は負債かもしれません。
でもその家がお金をつくれる家だったら負債ではなくまちがいなく資産ですよね。
要するに家のつくり方によって負債にも、資産にもあるということです。これは家の価値だったりもします。
では家がお金を造ると言ったら、屋根いっぱいの太陽光発電で家がエネルギーをたくさんつくるこれ大切と思います。
その他でもインカム住宅(収入住宅)自宅所有分と賃貸住宅として家をたてる方法などもあります。
でもこれは、自宅の土地に他人も住みますのでめんどくさいかもしれません。
では屋根いっぱいの太陽光は、文句も言いませんしメンテも不要すごく良いですよね。
こんなお話お伝えして屋根いっぱいの太陽光設置していただいております。
合わせて蓄電池も設置するほうがよりメリットがあることもご理解頂いております。
添付画像は、ある6人家族に1年間の電気の売り、買いのデーターです。10年間は20万円を超す売電価格ですが
仮に10年超えても、EV車の充電にするとか、高い電気をより買わなくするとかでもメリット増大です。
賢い人はご理解頂けます。電気代(お金)でみるのではなく、kwh(電力量)でみてください。これが肝です。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり お陰様でありがとうございます。
追伸です。 このお施主様宅も全館空調エアコン一台の暮らしを実現されています。最近はやりの全館空調システムも導入機種を誤ると夏結露したり、
冬電気代が髙かったりしますので要注意です。 私の場合はそれ全部わかっていますから安心してください。