こんにちは
一級建築士の仁藤です。
家づくりのコストを考えた場合の間取り編です。
今回はいたって簡単です。もうご存知のかも知れませんが?
家の値段を確認する時に皆さんは、坪いくらと聞く人も多いです。
この場合の坪とは、床面積の事ですね、延床面積と言えば、1階+2階だったりします。
床面積で家の値段を考えた場合は、長方形の家より正方形の家の方が原価は安くなります。
この辺をしっかりと伝えてくれる工務店さんは親切ですが、伝えてくれない会社も多いかもしれません。
あなたの希望するプランがより正方形に近いほうが安くなるということです。
後は、出隅、入隅の数を減らすことでも、コストは下がります。
これらの理由は単純に外壁面積に増減に絡んできます。
長方形が縦横比が大きいほど、同じ床面積でも外壁の面積が増えます、角が多ければ、面積も増えるしコーナー材といった柱や見切り材も余分に必要です。
このへんをちゃんと理解した人とプラン造りをすることが、結果的に家づくりのコストが下がることになります。
もちろん敷地の制約上細長い家になってしまうかもしれませんが大丈夫です。
私の場合は、狭小地などの設計も得意としていますので、お気軽に聞いてください。
一般的な人は、6帖、8帖、10帖といった部屋を組み合わせてプラン造りしますが、
私の場合はまず外の線(いわゆる配置)から入ります。敷地に対して日当たり等を考慮したリビングが明るい家づくりお勧めしています。
あとはリビングとの繋がりを考えることで家族の一体感が生まれます。
ゾーニングプランからはいり、間取りに移りますので余分な余るようなスペースはとりません。
無駄なスペースをつくらない。これが原価を抑える肝です。
プラン造りでの、楽しいところでもあり、大変なところでもあります。ヒューマンスケールを理解したうえでの間取り作成。
私227.5mmの長さを大事にしています。これわかる人は、少ないかもしれません!
ご縁を大切に唯一無二の家づくり お陰様でありがとうございます。