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深夜電力割引きが廃止される日がくるかも?by一級建築士#仁藤流

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深夜電力割引きが廃止される日がくるかも?by一級建築士#仁藤流
深夜電力割引きが廃止される日がくるかも?by一級建築士#仁藤流
こんにちは
一級建築士のニトウです。

もうご存知かと思いますが、電気代が今夏さらにあがりそうです。

現在は原発が停止して以降、発電のために燃やす資源を海外から輸入している火力発電がベースになっている現在ではロシア問題以降、二酸化炭素の排出量が低い天然ガス発電所輸入金額の上昇により燃料調整額が上昇して国内の電気料金は全国で値上がっています。発電所は同時同量と言う発電量と使用量が一致しないとブラックアウトしてしまいます。かつて原発は発電調整できない発電所でした。そこでできたのが深夜の電気料金を安くしてエコキュートの湯増し、公共建設物のライトアップ、24時間営業のコンビニなどブラックアウトを避けるために割安な深夜電力がありました。しかし火力発電は燃料を焚いて発電します。いまだに深夜電力割引があることすらがおかしいのです。今後は昼も夜も使用した分だけ値上がる従量電灯に統一されます。そうなると消費電力の高いエコキュートで深夜にお湯をつくる家では家計を圧迫します。太陽光発電を設置して発電した電気でお湯をつくれる家しか価値がないのです。

発電力(資源の無い)の足らない日本では原発を再稼働する以外に方法はありません。しかし各自治体では賛成が得られないため原発再稼働は困難です。高騰する電気料金から回避する手段は電気を買わないM-Smart2030零和の家しかないのです。

現在の電気料金の仕組みは、オール電化契約の電気料金は10キロボルトアンペアという基本料金と日中使用する電気単価の使用分と夜使用する電気単価と使用分に対して、天然ガスなどの輸入時のサーチャージ分と再エネ賦課金3.45円を使用量に掛けた金額が請求されます。さらにEV車の補助金を請求した場合は、再エネ100パーセント電力の増加分を足します。

お客様には1日の電気の使用分と、発電した電気の使われ方をご説明します。ベースはエアコン、換気システム、冷蔵庫などの常時使用している待機電力です。断熱、気密性能が高ければもちろん低くなります。朝食や昼の消費電力は、蓄電池やEV車に蓄えた電気と太陽光発電が賄い、エコキュートの湯増し、蓄電池やEV車の充電は、太陽光発電が賄います。それでも余った電気は、13294円売ることができます。本来35年間で買うはずだった電気料金は、毎月27900円は必要なくなります。リッター10km走るガソリン車と、1kwhで6km走るイーブイ車で比べると、1日24キロメートル走行する場合は、ガソリン代金を170円、イーブイ車の電気は売電額17円で換算した場合、10342円もEV車の方がお得です。その経済効果は1か月で51536円になります。

家で賢く電気を使うには、住宅に太陽光発電を設置する場合、パワーコンディヨナという太陽光発電が直流で発電した電気を交流に変えるためのパワーコンデョナが必要です。このパワーコンデョナの容量を9.9kw以下に設置しないと電力会社から設置許可がおりません。4.4kwのパワーコンデョナを蓄電池に接続して、5.5kwのパワーコンデョナをV2Hに接続します。発電した電気をどんな使い方をすることが最適なのかの判断はAIクラウドHEMSが制御します。また雨天などの発電できない日でも一番安い時間帯の電気を購入するかも判断してくれます。

この家M-Smart2030で暮らす経済効果は20年で1197万円。35年間で2163万円という莫大な富をもたらしてくれるとお伝えしています。

家を購入する時に土地、建物、諸経費だけを考えて買う人が多いのは言うまでもありません。暮らしてからのランニングコストまでを考えて家を購入しないと失敗します。高性能スマートハウスには多額な補助金、住宅ローン控除、金利優遇制度を活用すれば実際には購入価格は安価になります。特に医療費、教育費、光熱費、火災保険、維持費などの負担が軽減されるのです。家は暮らしてからのランニングコスト込みで購入することが大切です。

まとめると、家づくりで一番大切なこと。それは屋根から考える家づくりです。屋根いっぱいに太陽光パネルを搭載した分が自給率を高めます。年間を通して電気を購入するkwhは設計技術で決まっていることを忘れないでください。先ほどもお伝えしたように太陽光発電はできるだけ緩勾配で南に向いた屋根しか発電できないのです。かっこいいとか悪いとかではないのです。

お陰様でありがとうございます。