家を考える際には、見た目や間取り、断熱性など様々なことを考える必要がありますが、耐震性は最も大切要素の1つですよね。
今回は、頑丈な家を考える際のポイントと、耐久性を低くする原因を紹介します。
ぜひお役立てください。
□頑丈な家とは?
頑丈な家を作るために、次の3つのポイントを意識しましょう。1つ目は、倒壊しないのは当然だということです。
大きい地震が来た際に、倒壊しない家はたくさんあります。
しかし、倒壊しなくても、構造体に損傷ができたり、内外壁にひびが入ったりすると不安ですよね。
そのため、大切なのは倒壊しないかではなく、内外装のダメージを極力少なくできる家を建てるということです。
2つ目は、建築基準法は最低レベルであると考えることです。
建築基準法で定められている基準は、満たしていても震度6~7の地震が何度も起きれば損傷や倒壊の危険性があります。
そのため、建築基準法の基準を満たしているといっても安心はできません。
3つ目は、耐震等級についてです。
耐震等級は、1~3まであります。
等級1は建築基準法と同じレベル、等級2は1の1.25倍の耐震性能、等級3は1の1.5倍の耐震性能があります。
できれば耐震等級3の家づくりをしていきましょう。
□耐久性を低くする原因は?
頑丈な家を作っても、耐久性があって長持ちしないと意味がありませんよね。頑丈な家であり続けるためには、耐久性を低くする原因に対して適切に予防をすることが大切です。
ここでは家の耐久性を低くする原因を2つ紹介します。
1つ目は、壁内の結露です。
外気温と室内の温度の温度差が大きいと、結露が発生します。
湿気対策がきちんと行われていないと、壁内が濡れて柱や土台の木材が腐敗してしまいます。
家を支える木材が腐敗していると、もちろん十分な力で家を支えられません。
2つ目は、シロアリです。
結露と並んで、シロアリの被害も家の脅威となります。
とくに雨漏りや水濡れが発生している部分で発生しやすいため注意しましょう。
シロアリ予防に優れた建材を使用するのもおすすめです。
□まとめ
今回は、頑丈な家を作るためのポイントと、耐久性を低くする原因についてお伝えしました。家族みんなが安心して暮らすために、頑丈な家づくりは欠かせません。
結露とシロアリの予防をしっかり行いましょう。
ぜひこの記事を参考にして、地震が来ても安心な家づくりを行ってくださいね。
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