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知らなきゃ損!2022年度:住宅ローン減税還付率見直し縮小か?

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知らなきゃ損!2022年度:住宅ローン減税還付率見直し縮小か?
知らなきゃ損!2022年度:住宅ローン減税還付率見直し縮小か?

2022年度の住宅ローン減税の審議が始まりましたね!

最終的には、12月10日前後に

「令和4年度税制改正大綱(案)」が政府与党から発表されます。

数日前からTV、ネット、新聞で
「住宅ローン減税 控除率縮小」の情報が聞こえてきます。

しかも中途半端に情報が伝わってきますので

2021年11月19日現在の情報を「速報」としてお伝えします。

8割の人が1%以下の低金利の住宅ローンを利用する時代。


残高の1%の還付を受け

超低金利の利息負担は「儲けすぎ!」
という会計検査院の指摘を以前から受けていました。

令和3年度税制改正大綱に見直しは明言されていました。

今回は、この点を掘り下げます!

 

どうなる?・・・新還付率

 財務省は、「利息相当」

 国交省は、「0.7%」

      「還付期間:15年」

 

令和3年度税制改正大綱発表以来
「還付率:1%」または「還付率=金利」どちらか低い方を還付率にする。
という理解でいました。

これに加えて、国交省から
「還付率 一律:0.7% 還付期間:15年」
という要望が出来たようです。

減税額を抑えたい財務省と
住宅需要を減退させたくない国交省で綱引きが始まります。
(-_-;)

どれくらいの影響があるか?
住宅ローン減税のシミュレーションしてみました。

(『スマートトークなび』for Web版)

■(?1)の写真(現行の還付率:1%)
・借入額:4000万円
・金利(当初):0.5%
    11年目:0.6%
・返済期間:35年
※ご主人年収:600円、奥様の年収、子供の年齢等の条件で還付額を算出しました。

分譲住宅、中古住宅、増改築工事と仮定
11月の契約で「還付1%」「還付期間:13年」です。

これを、それぞれの新還付率での還付額と比較してみます。、

上記の結果

【還付額:335.2万円】
【すまい給付金:40万円】

を、新還付率での還付額と比較してみます。

■2枚目(?2)の写真

(還付率  0.7%)との比較です!

 

■(還付率 1% vs 0.7%)
・還付額:2,889,600円
「還付率:1%」との差額:-462,400円

※すまい給付金は:廃止の可能性あり

次に(還付率=金利)を比較します!

■写真?3

■3枚目(?3)の写真
(還付率 1% vs金利)
・還付率:当初・0.5%
    11年目・0.6%

・還付額:2,191,700円
※「還付率:1%」との差額:-1,160,300円

※すまい給付金は:廃止の可能性あり

低金利のローンを使う人は
事情が許すなら、早期の決断が望ましいですね!

今回の国交省の要望・・・
これって「一律:0.7%」の要望のようです!

金利:1%以上の方も影響するという事になります。
(-_-;)

それをカバーする為に「15年還付」を要望するようですが・・
どうなりますでしょうか?

残高を対象として「15年」ならば問題ないです。

しかし、それでは会計検査院の指摘に応えた事になるのでしょうか?

現行制度より「劣化」する事は否めない感じですね!
(>_

現在の税制にて
「分譲住宅」「中古住宅」「増改築工事」は
11月末契約は「還付率:1%」「還付期間:13年」が確定しています。

今一度、お客様への情報提供をしっかりすべきかと思います。

お客様を急がせる必要はありませんが
後になって・・・
 「知らなかった!」「言ってくれれば」
そのような事はあってはならない!
と思います。

お客様の為に積極的に情報提供して頂きたく思います。

但し、住宅ローン減税は「払った税金の一部」が還付される制度です。

借入額、年収、家族構成により、その効果は異なります。

制度が変わっても影響を受けない人もいます
大きく影響を受ける人もいます」。

個々の状況に合わせた対応お願いします。

現在、審議中の住宅ローン減税ですが

適用開始時期の情報が不明です。

新税制は、通常は来年4月スタートですが・・

注文住宅:10月以降の契約

分譲・中古・増改築:12月以降の契約

も同様なのか、別扱いなのか?

『すまい給付金』は、どうなのか?

本日、国交省に確認します。

『審議中なので、お答えできません!』

と言うでしょうが・・・

結果や審議内容ではなく

どういう要望を出したのか?

を聞いてみます。

確認結果をまたお知らせします。