掛川、菊川、御前崎、牧之原で注文住宅なら明工建設へ
皆さん唐突ですが、子育ては大変かもしれません。
しかし、やがて巣立っていくことを考えると、
子どもと家で多くの時間を一緒に過ごせる期間は
それほど長くありません。
そのため一緒にいられるうちに、
なるべく多くの時間を共有して
親子の絆を深めたいものです。
しかし、家をせっかく建てたものの、
子どもが成長して自室にこもるようになり、
家族で一緒に過ごす時間がとれないといった
ケースもあります。
そこで今回は家づくりを工夫することで、
子どもとの時間を増やす方法をお伝えします。
◆家族との時間が少なかった日本の家庭
内閣府の
子どもと家族に関する国際比較調査での
1日の親子の接触時間によると
アメリカは1日 3時間
日本は、1日1時間
韓国は、1日2時間
と日本の親子は、一緒に過ごす時間が
あまりとれていないという事がわかります。
しかし、最近では
リビングで勉強や仕事をして多くの時間を過ごす
暮らし方が注目されてきています。
◆子どもと一緒に過ごす間取りのアイデア
一緒にすんでいる家族と過ごす時間が減っていると
いわれていますが、住まいでの家族の過ごし方は
間取りにも左右されます。
リビングを通って子ども部屋に行く、
親のスペースと子どものスペースが近い間取りは
子どもと一緒の時間を過ごしやすいです。
家族が自然に集い、
寄り添える家づくりを紹介します。
●間仕切代わりにスキップフロアで仕切る
間仕切り壁を設ける場所を
水回りなどの最小限に抑えて、
スキップフロアで空間を仕切ると、
家族の気配が感じられる住まいになります。
たとえば、
リビングからから半階分の階段を上ったところに
ダイニングキッチン、
ダイニングキッチンから半階分あがった
リビングの上に子ども部屋、
さらに半階分上がったところに主寝室
といった間取りです。
圧迫感がなく開放的な空間になることから、
狭小住宅でも取り入れられている手法です。
●多目的に使えるスタディコーナーを
リビングに設置
「勉強や仕事をリビングダイニングで一緒に」と
考えても、ダイニングテーブルを使うと、
食事の時間などに片付ける必要があり、
やりにくさを感じやすいものです。
そこで、奥行が60cmほどの広めのカウンターを
リビングに設置すると、勉強や仕事、
さらに家計簿の記入やアイロンがけなどの
家事スペースとしても活用できます。
●共有の本棚をリビングに設けて
ファミリー図書館に
リビングに大きな共有の本棚を設置して
ファミリー図書館にすると、
本を通じて自然に親子の会話が生まれやすいです。
子どもが小学校低学年くらいまでは、
一緒に本をみたり、
読み聞かせをしたりしてあげましょう。
高学年以降は、大人の本に子どもが興味を持ち
シフトしていく流れをつくることができます。
◆親子で過ごす時間が増えることによる効果
リビングでの勉強は、
子どもに勉強する習慣がついて、
学習を進めやすいことが期待できます。
小学校低学年の子どもは
なかなか集中して勉強ができなかったり、
わからないことが出てきて
一人で勉強を進めていくことが難しかったりします。
しかし、子ども部屋で勉強していると、
勉強をしているか、
また、勉強で困っていることがないかを
親が様子を見に行くことが疎かになりがちです。
特に、共働きの家庭では、
リビングで勉強していれば、
家事の合間に勉強を見る時間を確保しやすいですが、
子ども部屋で勉強をしている場合は、
勉強を見るためだけの時間はとりにくいでしょう。
また、家族がリビングで過ごすことが多い家族は、
それぞれが別なことをしていても、
一体感を感じやすいです。
親の世代が子どもの頃よりも、
親と子の距離が近いフレンドリーな関係性が
築かれやすい面もあります。
家族がお互いに信頼しあえる関係をつくるためには、
一緒に過ごす時間をつくることが大切なのです。
●家族が集いたいと思う家づくり
ライフスタイルに合わせて、
家族で共有できるスペースのある家づくりをすると、
家族で一緒に過ごす時間が増えるはずです。
たとえば、料理をするお母さんの近くで、
小学生の子どもが勉強をし、
お父さんはパソコンで仕事をする
といった光景が浮かびます。
高校生になっても、
過ごしやすい共有スペースがあれば自室にこもらず、
スマホを使うのもリビングといった
ケースもあるのです
住まいの広さには限りがありますが、
リビングなどの共有スペースを広くとり、
寝室や子ども部屋などの個室は
最小限のスペースにするという方法もあります。
一方で、
子どもが成長していくことを考えると、
間仕切り壁を設けずにゆるやかにつながる間取りにし
将来的には独立した部屋にできるように
しておくことも望ましいです。
リビングなどにおいて
家族で一緒に過ごすことによって、
家族の絆を強めることや
教育効果も期待できますので、
間取りにこだわった家づくりをしてみましょう。
それでは、また!!