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【店長流】

【家賃はどれくらい上がった?】過去10年の家賃推移をデータで読み解く #店長流
【家賃はどれくらい上がった?】過去10年の家賃推移をデータで読み解く #店長流

【家賃はどれくらい上がった?】過去10年の家賃推移をデータで読み解く

こんにちは、店長です!

最近「家賃が上がってるよね」という話題をよく耳にします。

実際、家を建てるか迷っているお客様からも、「賃貸のままでいいのか悩む」という声が増えてきました。

確かに物価の上昇が続くなか、住宅費の負担は大きなテーマです。

そこで今回は、過去10年間の家賃の推移を、実際の金額ベースでわかりやすくまとめてみました。

「10年前と比べて、今の家賃はどれくらい上がったのか?」
「エリアごとの違いは?」
しっかり見ていきましょう!


全国平均は月7,000〜8,000円アップ

まずは全国平均から見てみます。
こういったことはAIが得意なので、任せてみました。


  • 2015年:1K〜1LDK 約5.3万円 2LDK〜3LDK 約7.5万円
  • 2020年:1K〜1LDK 約5.5万円 2LDK〜3LDK 約7.8万円
  • 2023年:1K〜1LDK 約5.8万円 2LDK〜3LDK 約8.1万円
  • 2025年:1K〜1LDK 約6.0万円 2LDK〜3LDK 約8.3万円

1K〜1LDKタイプで見ると、10年間で約7,000円の上昇。
2LDK〜3LDKのファミリータイプでは約8,000円ほど上がっています。

「そこまで大きな差じゃない」と思う方もいるかもしれませんが、年間にすると大きな違いです。

例えば、1Kタイプで7,000円アップだと年間で8万4,000円。
ファミリータイプなら年間約9万6,000円の負担増です。

10年で考えると…なんと100万円近い出費増になります。


東京23区では約2万円アップ!ファミリー層に直撃

次に家賃のUPが凄いと言われている、東京23区を見てみましょう。

  • 2015年:1K〜1LDK 約8.7万円 2LDK〜3LDK 約14.8万円
  • 2020年:1K〜1LDK 約9.1万円 2LDK〜3LDK 約15.5万円
  • 2023年:1K〜1LDK 約9.6万円 2LDK〜3LDK 約16.2万円
  • 2025年:1K〜1LDK 約10.0万円 2LDK〜3LDK 約16.8万円
  •  

驚くのがファミリータイプ。
10年前は約14.8万円だったものが、今では16.8万円と約2万円のアップです!

単身者向けも1万円強の上昇。
東京都内では「住まいのコスト」は確実に上がってきています。

家賃が1万円上がれば、年間12万円の支出増。
2万円上がれば年間24万円。
さらに10年で考えると…240万円以上です。


これはあくまでも平均です。
実際に皆が借りたいと思えるような、立地やアパートだと、もっと金額が上がっており、ファミリー向けの人気のある賃貸では、少なくとも20万円、一般的には40万円程度出さないと良いところは借りられないと言います

これは決して無視できない金額ですよね。



地方都市もじわじわ上昇中


首都圏ほとではありませんが、地方でもじわじわ上がっています。

特に仙台や名古屋などの都市部では、新築・築浅物件を中心に大幅に家賃がアップしています。

地方だからといって油断は禁物。
全国的に建築コストや物価の上昇が影響しており、家賃はじわじわと上がっています。


実際に、ここ掛川や御前崎でも上昇傾向にあります。



家賃は「一度上がると下がらない」

もうひとつ大事なポイント。

家賃は物価と同じで、「一度上がると下がりにくい」のが特徴です。

賃貸住宅のオーナーも、建築コストの上昇や修繕費の増加、人件費の高騰に直面しており、家賃を据え置く余裕がなくなってきています。

結果として、家賃はゆっくりでも確実に上昇。
これから引っ越しを検討している方は、早めに動くのが得策かもしれません。


ただ、早めに動いても、家賃はいつか上がるので、それまでの緊急措置にしかならないのですが・・・



賃貸か購入か?悩むなら家賃上昇も判断材料に

「賃貸でいくか、持ち家にするか」——これは永遠のテーマです。

もちろんどちらにもメリット・デメリットがありますが、家賃の上昇は「持ち家の検討理由」として強力です。

これまでもこの議論はされてきましたが、多くの議論の前提として家賃は上がらない、下手すれば下がると言った流れでした。
しかし、今後は家賃は上がることを計算に入れて、議論をしないといけません。

賃貸では、支払った家賃は積み上がらず、住まいは自分の資産になりません。

10年で100万円〜240万円以上の家賃負担増を考えると、「その分を頭金に充てた方がいいのでは?」と考える方が増えているのも自然な流れです。

住宅ローンの金利が比較的低い今だからこそ、安い金額で固定できる今なら、住宅建築は選択肢のひとつとして真剣に検討する価値があります。




まとめ:家賃の上昇はこれからも続く

いかがでしたか?

過去10年で、家賃は全国平均でも月7,000〜8,000円、東京23区では2万円近く上がっています。

これからも建築コストの上昇や人口集中の影響で、家賃は下がることなくじわじわと上がり続けるでしょう。

もちろん「すぐに持ち家に!」と焦る必要はありませんが、家賃上昇をひとつの判断材料にすることは、これからの家づくりに役立つはずです。

家づくりも、暮らしも、まずは「知ること」から。

今回のデータが、皆さんの住まい選びの参考になれば嬉しいです!

今回はここまで。
では、また!