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【店長流】

間違った家づくりをしないために。 世界の現実から学ぶ、正しい選択 #店長流
間違った家づくりをしないために。 世界の現実から学ぶ、正しい選択  #店長流

間違った家づくりをしないために。
世界の現実から学ぶ、正しい選択

今日はいつもと少し違う角度から「家づくり」について考えてみたいと思います。

突然ですが、皆さんは「世界の貧困層」の推移をご存じでしょうか?

最近、世界銀行が発表したデータによると、1990年には約19億人もの人々が「極度の貧困」に分類されていました。
これは世界人口の約3分の1。
ですがその後、経済の発展や支援活動によって、2020年には6億人台まで減少しました。
この間に世界人口は人口は約55億人から、今では約80億人となっていますので、かなりの数が減ったことになります。

それでも、逆を言えば、まだ6億人以上の人が1日約2ドル未満で生活しているのが現実です。
「日本に住んでいると、ちょっと実感が湧きにくい話だな」と思うかもしれません。
けれど、世界規模で見ると、住まいや生活環境は文字通り“生きるか死ぬか”を左右する大事な要素です。

家は「雨風をしのぐため」だけではなく、「安全に暮らす」ためにあります。
そして、ただ作れば良いというものではありません。

今回は、この世界の現実を入り口にしながら、私たちがしてしまいがちな「間違った家づくり」について深掘りしていきます。


豊かさが当たり前になった時代の「油断」


私たちの暮らしは、世界的に見れば本当に恵まれています。
安全な飲み水があり、家にはエアコンや暖房があり、スマホで一瞬で情報が手に入る時代です。

でもその「当たり前」が、家づくりでは油断につながることがあります。

たとえば、「なんとなく広い家が良い気がする」「デザイン重視で窓を大きくしよう」など。
決して間違いではない選択肢なのですが、予算や性能、使い勝手といった大切な視点が抜け落ちると、あとで「思っていた暮らしと違う…」と感じることになるんです。

便利な時代だからこそ、家づくりも慎重に考えないといけない。それが、いま私が強くお伝えしたいことです。


間違った家づくりの典型パターン

1. デザインだけで決める

外観デザインや内装ばかりを重視してしまい、肝心の住み心地や性能をおろそかにしてしまうケースです。

たとえば、大きな窓は見た目は良いですが、断熱性が低いと夏は暑く冬は寒い…。
光熱費も上がり、結局住み心地の悪い家になってしまうことも。

「見た目が良ければOK」ではなく、「暮らしやすさ」とのバランスが必要です。

2. 目先の価格だけで選ぶ

建築費用を抑えるのは大切ですが、極端に安さを追い求めると落とし穴があります。

たとえば、安価な断熱材や設備を使うと、建てたあとのメンテナンス費用や光熱費がかえって高くつく場合も。
結果的に「安物買いの銭失い」になりかねません。

家は“建てたあと”こそお金がかかるもの。
初期費用だけでなく、ランニングコストも考えるべきです。

3. 情報に振り回されすぎる

インターネットやSNSで簡単に情報が手に入る時代。
だからこそ、偏った情報に振り回されてしまう危険性があります。

「YouTubeで見た方法が良さそう」「SNSでバズっていたから」と、専門家のアドバイスを無視して突き進んでしまうと、取り返しのつかない失敗につながることも。

あふれる情報をうまく整理し、プロの意見を交えて判断することが大切です。

世界の視点で考える「間違わない家づくり」

冒頭でお話ししたように、世界にはまだ「家があるだけで幸せ」という人たちがたくさんいます。

そんな現実を知ると、私たちが家づくりで悩めること自体が、ある意味とても幸せなことだと感じますよね。

だからこそ、「間違った家づくり」で後悔しないようにしたい。
今ある恵まれた環境を当たり前と思わずに、一つひとつ丁寧に選択していく姿勢が大切です。

予算、性能、デザイン、将来性…どれもバランスよく考えながら、自分たちにとって最適な家をつくる。
それが、正しい家づくりの第一歩です。


まとめ:迷ったときは「暮らし」を基準に

最後に、家づくりで迷ったときの判断基準をお伝えします。

それは「暮らしやすいかどうか?」という視点です。

どんなに見た目が良くても、ランニングコストが高かったり、冬に寒い家では快適に暮らせません。

情報が多すぎて迷ったときは、「この選択は家族の暮らしを良くするのか?」と問い直してみてください。

家は「暮らしの器」。
形やスペックにこだわるだけでなく、そこでの毎日をイメージしながら選ぶことが、後悔しない家づくりの秘訣です。

もし今、家づくりに悩んでいる方がいたら、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に、間違わない家づくりを考えていきましょう!