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【店長流】

住宅を安くするための方法 〜 間取りを変える 〜 #店長流
住宅を安くするための方法 〜 間取りを変える 〜   #店長流

住宅を安くするための方法 〜 間取りを変える 〜

こんにちは、少し暖かくなると途端に眠たくなる店長です。

今回は「住宅を安くするための方法」として、 間取りを工夫することでコストを抑える方法 についてお話しします。

家づくりでは、「どんな間取りにするか?」がコストに大きく影響します。広くて開放的な空間は魅力的ですが、その分コストも増えてしまいます。
では、 コストを抑えつつ、住みやすい家を実現するにはどうすればいいのか?


今回はこの方法についていくつかお話していこうと思います。



間取りを考えると家は安くできる



住宅を建てる際に、色々な工夫をして予算を抑えようとする人が多くいます。
例えば、キッチンのグレードを下げたり、床材、壁材を見直したり・・・


これらをやったことがある人なら分かると思いますが、これらってどれだけ頑張ったって思ったよりも効果が出ません^^;
良くて数十万円、中には数千円程度しか変わらないなんてこともしばしば・・・
最終的にはこんなに頑張ってもこれだけだったらしょうがないと、結局高いローンを組んでしまうケースが多いです。


こういった努力よりも間取りを考えた方が圧倒的に家を安くすることが出来ることをご存じですか?
そのヒントは結構ハウスメーカーから出ています。


例えばハウスメーカーの住宅の価格を聞くとこんなこと言われたことありませんか?


『弊社の住宅は大体1坪単価で100万円ぐらいです』


これは注文住宅だと、家の大きさは適当ですが、大体この位の金額になりますよと言っているのですが、少し深く読み取るとこう言っていることにもなります。


『弊社の住宅は1坪大きくすれば100万円高くなり、1坪小さくすれば100万円安くなるんです』


実際には住宅には大きさに関係無い物、例えばキッチンとかお風呂とかがあるので、純粋に1坪減らしたら100万円下がるのでないのですが、ある程度近い金額が下がっていきます。
先ほど頑張ってキッチンなどで値下げをしたのが、バカバカしくなるくらいの大金が一気に下がることになるのです。


これを利用すれば、住宅の価格は思った以上に下げることも可能でなんです^^


でも、間取りってどうしたら小さく出来るのでしょうか?
いくら安くしたって、小さくて住みづらい家だったら家を建てる意味すらなくなってしまうので、下手に小さくすることは出来ません。
と言うことで、こうやって考え見たら小さくすることも可能だよってことを、簡単にピックアップしたいと思います。


1. 部屋数を減らしてシンプルな間取りにする

部屋数が多いと、それだけ 壁やドア、仕切り などの建材費が増えます。

家族構成を考え、 本当に必要な部屋だけに絞る ことでコスト削減が可能です。


例えば、

  • 子ども部屋は最初から2部屋作らず、成長に合わせて仕切る
  • 和室をなくして、リビングを広く使う
  • 玄関ホールや廊下を最小限にして有効スペースを増やす


こういった工夫をするだけで、施工費を抑えつつ、使いやすい家ができます。


2. 正方形や長方形のシンプルな形にする


家の形が複雑になると、 構造が複雑化して工事費が増加 します。
特に、凸凹のある間取りや無駄に長い廊下はコストアップの原因 になります。


例えば、

  • L字型やコの字型よりも 総2階建ての長方形や正方形の家 にする
  • 屋根や基礎の面積をコンパクトに抑える
  • 玄関や収納スペースを適度に配置してデッドスペースをなくす

こうすることで、材料費・施工費・メンテナンス費が抑えられます。


3. 水回りをまとめる


キッチン・お風呂・トイレ・洗面所などの 水回りを集約する ことで、配管工事や設備費用を節約できます。

例えば、

  • キッチンと洗面所・浴室を近くに配置する
  • 1階と2階のトイレの位置を重ねる
  • 無駄な水回りスペースを作らない


水回りの距離が短くなることで、配管の長さも短くなり、材料費や施工コストを削減できます。


4. 無駄な設備や仕様を見直す


「おしゃれだから」「流行っているから」と高額な設備や仕様を選ぶと、あっという間に予算オーバーになります。

例えば、

  • 窓の数やサイズを最適化 して、余分な窓を減らす
  • 室内ドアを減らす ことでコスト削減
  • 天井の高さを標準的に して施工費を抑える



また、必要に応じて DIYや後付け可能な設備 を活用するのも賢い方法です。



5. 収納は適量にしてコストを抑える


収納スペースを広く取りすぎると、その分 壁や建材費 がかかります。

例えば、

  • 大きなウォークインクローゼットではなく 造作収納で対応
  • 玄関収納やパントリーは最小限にする
  • 収納家具を活用し、必要以上に造作しない

「収納は多いほど良い」と思いがちですが、 ライフスタイルに合った適量の収納 を考えることで、無駄なコストを削減できます。



以上です。



これらを上手に活用すると、理想な間取りでも思った以上に安価にすることが出来たりしますので、ぜひ取り組んでみて下さいね^^





■でも出来ないメーカーも多い・・・・






ちなみにですが、先ほど挙げた間取りの考えですが、これが適応されないメーカーも多いので気を付けて下さい。
実際には総二階とバランスが悪い二階家を比べたら、絶対に総二階の方が安価に作れるのですが、そういったことを一切無視した値段設定をしている会社も多いです。


と言うか、多くのローコストメーカーって言われている会社はほとんどがこれが出来ません^^;
その理由は、こういったメーカーの多くが『坪単価売り』をしているから。


『坪単価売り』とは、住宅の形に関わらず、住宅の大きさのみで金額を決める方法です。
住宅の坪数が30坪だったら、それが総二階でも、複雑な二階家でも同じ金額とする方法となります。
また、窓の数もドアの数も決まっており、いくら減らしても値段は変えないよって方式が多く採用されています。


こうすることで、ハウスメーカーからしたら複雑な家を選ばれたら住宅のコストは上がるかもしれませんが、毎回のように設計や積算などをしなくてもいい分その分費用が浮き、トータル費用で安くなると言った考えです。
こういったことなので、先ほど言ったような考えが通用せず、どれだけ間取りを簡略化してコストを抑えたとしても、売値には反映がされないのです。
まあ、逆を言ったらどれだけ複雑にしても値段が一緒なので、それを利用して複雑な住宅を建てるって手もありますが^^;
とは言っても、あまりにも複雑な場合は追加料金が発生するので、ある程度常識な間取りの範囲内でとなりますが・・・


実は当社が販売している『いろはいえ』も同じ考えの商品です。
同じ30坪なら、どういった形でも同じ金額設定です。
まあある程度ルールがあり、好き勝手とは言えませんが、ある程度は自由な家を造ることが出来ます。



それでも簡略化出来た30坪と、複雑な30坪では明らかに建築コストが違うので、簡略化した30坪をもって値引きを促すことは出来る・・・?かも・・・?しれません・・・・?




まとめ

間取りの工夫で住宅コストを削減するには・・・


部屋数を減らしてシンプルな間取りにする
正方形や長方形のシンプルな形にする
水回りをまとめて配管コストを抑える
無駄な設備や仕様を見直す
収納を適量にしてコスト削減


こういったポイントを意識することで、 コストを抑えながら快適な住まいを実現 できます。

家づくりは「安くすればいい」だけではなく、「無駄を省いて賢く建てる」ことが大切です。ぜひ、理想の住まいを コストを抑えながら 実現してくださいね!


もし上手な方法が分からない場合は、ぜひお問合せ下さい。
私なりな答えをお伝えします^^

それでは、また次回の家づくりアドバイスでお会いしましょう!


では、また!