Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

掛川市・菊川市・御前崎市・袋井市・磐田市で注文住宅の新築、住み心地最高の工務店は明工建設

BLOG

 

土地情報

掛川市で良い土地の探し方  #店長流
掛川市で良い土地の探し方  #店長流

■掛川市に限ったことではありませんが・・・・




最近多くの方に土地探しの依頼を受けています。
エリアは焼津から磐田までとかなりの広範囲に当たりますが、それでも何とか探していきます。


さて、その中である方から『掛川で良い土地を探すにはどうしたらいい?』と聞かれました。
その方にはこうしたらいいよって話をしたのですが、この情報は皆さんにも共有をした方がいいと思い、今回の記事にしていきます。
良かったら皆さんも参考にしてみてください。




■掛川市の特徴を考える




静岡県の西部地方の東外れにある、掛川市。
古くは大河ドラマにもあった山内一豊の居城だったこともある、掛川城を中心に古くから栄えてきた街です。
人口は約11万人の静岡の地方の中核都市であります。


この掛川市は平成の大合併で旧掛川市と近隣の町が合わさって出来た市なので、一括りに掛川市と言うことが出来ません。
他にも、もっと沢山の情報があるとは思いますが、まずはそういったエリアの特長を考える必要があります。


何となく掛川が良いと思っていても、調べてみたら掛川じゃ嫌かも??
なんてこともありますので、まず最初は調べることが重要です。




■予算を確定する




そういった特徴を抑えたら、次にすることは『予算の確定』です。
これは最序盤にやっておかないといけないとても重要なことです。


それよりも土地の情報とか、どんな土地があるか調べた方がいいんじゃないの?って言われるかもしれませんが、それは絶対にやってはいけない行為です。
だって皆さんは買い物をするときに、予算も決めずに買い物をすることってありますか?
まずそんな買い物しないですよね?


ちなみに、もし仮に予算を決めずに買い物をしたとしたらどうなると思います?
多くの人がそうだと思うのですが、魅力的な物が絶対に欲しくなるんです、これは人間として当たり前なことです。
魅力的な物って絶対に高くなるのですが、それでも魅力的な物が欲しくなるんです。


しかし、逆に予算を決めた買い物だったらどうですか?
例えば新しいお財布を買いたいとして、予算を1万円と決めます。
すると1万円で買えるものから、一番良い物を探そうとしませんか?
それでも多少足が出て、1,1万円くらいのお財布を買うこともあるかもしれませんが、魅力的!ってことで20万円もするお財布は買いませんよね?


これが土地選びにも起こってきます。
予算を決めずに土地を探せば、絶対に高い金額の魅力的な物が欲しくなるんです。
それでもそのお金を出せるだけの資金力があれば、まだいいかもしれません。
しかし多くの方は予算に限界があり、その中で最も良い物を手に入れたいと思っているはずです。


でも、住宅の予算っていくらか分かりますか?
今日行くランチの予算なら簡単に決められますが、住宅の予算なんてまず簡単には決まりません。
心の中でこの位!と決めたとしても、それだけローンが借りれるかも分からないし、そもそもその金額で土地も家も買えるのかなんて分かりません。


そんな状況で土地探し何てしたら、不幸しか生みません。
だから、最初は予算を確定しなくてはいけないのです。





■予算の確定は絶対に未来からの引き算で




さて、こういったことを言うといきなり足し算を行う人が多くいますと言うか、何も言わなければ住宅営業すら足し算を始めます。
どういった足し算かと言うと・・・


建物が~2000万円で、土地が~1000万円で、諸経費が~500万円で・・・・合計3500万円!


みたいな足し算です^^;


駄目な営業マンはこの足し算をしてお客様に 『これならどうですか?払えますか???』なんてことを聞くんです・・・・
私が上司だったらその営業マンの頭をスリッパで叩いていますね!
『なにしとんねん!!』って(笑)*パワハラじゃないですよ!ツッコミですよ!!!


こんなの予算でも何でもありません。
ただ、商品の値段を足し算しただけの数字遊びです。
しかし、こういったやり取りが予算決めって言っている人が多いのが実情。
だれか間違いだ!って教えてくれる人が近くにいたら良いのですが、今の住宅営業マンはこういったレベルの集まりとなってしまったので指導する側もこういったレベルだったりします・・・
同じ業界にいる身としてはちょっとお恥ずかしい限りです・・・・


では、どうやった予算確定が正しいのか?
それは未来からの引き算で行うことです


その為の方程式を最初に示していきます



『未来の暮らし=生活費+自分の理想を叶えるお金+住宅のお金+土地代金』


これが正しい方程式です。


先ほど私がツッコミを入れた営業マンの考えを方程式にすると・・・



『住宅のお金+土地代金+住宅ローン=未来の暮らし』


になっており、足りない物だらけだし、そもそもの大事な物の順序が全くの逆になっています。





■未来にありたい自分を今創っていく





ちょっと言葉の意味が難しいと思うので、ほぐしていきます。


住宅購入って、その人の人生を決める程の大金を出す行為です。
なので、住宅購入によって人生が変わるとも言えるほど大きなことです。
だから、金額や予算を決めるのには、まず未来にありたい自分を作る必要があります。


例えば・・・・


毎月優雅に家族でディナーに行けるくらいの余裕がある。
毎年、家族でディズニーに行ってついでに旅行もしたい。
子供の学費は奨学金じゃなく、自分のお金で払いたい。
月々の貯金はこの位したくて、その半分は投資に回したい・・・・


などなど。
他に色々なことがあると思いますが、あなたは家族の理想な将来を描きます。


その次にそれに必要な物を考えます。
多分ですが、多くの人にとって必要なものは、『時間、健康、お金』
この3つのはずです。
多分どれがかけても、理想には遠い生活になるでしょう。


まずは、この理想を考えることから始まります。





■先立つものを計算していく




次にその中で一番重要視しなくてはいけないのが、『お金』です。
なぜなら今の時代、嫌味に聞こえるかもしれませんが、お金があれば時間も健康も買うことが出来るからです。
だからと言って拝金主義になりましょうって話ではなく、お金に困らないような考えをしようって話をしていきます。



これは生活費や交際費、貯金に投資など色々とありますが、出来れば少し未来からの目線で見てください。
お子様が大学を卒業するまでとかで大丈夫です。


次に、それらを支える自分達の収入を考えます。
今の収入から、少し先の収入まで。
もし子育て世代だったら、次の子も生まれることも想定にいれておくのも大事でしょうか。


そういって出てきたお金が、どちらも現実的なのかを考えてみます。
出来ればそれを毎月単位で出来れば最高です。
毎月この位しゅうにゅうがあって、毎月この位支出があって・・・みたいにです。


私の知る限り、8割くらいの方は大体現実的にそれが可能な範囲になっています。
じゃないと、毎年何十万人も家を建てたり、買ったり出来ないですからね^^;


しかし、その現実が人によっては余裕があったり、余裕がなかったりします。
それを把握しておきたいのです!





■余裕がない人は予算を重視して家づくりを考える




そうして出てきた答えで、思ったより余裕がないなーって人は、予算を重視した家づくりを考えなくてはいけません。
将来を楽観視してどうにかなるだろう?!
なんて思っていたら、一気に破産まで追い込まれた・・・
そんなケースは毎年どこかで聞く話です。


なので、予算を考えた家づくりを出来る工務店やハウスメーカーを考えていきます。
しかしそうなると、理想の生活に程遠い現実が待っているかもしれません。
その際には、住宅購入から撤退することも視野にいれた目標を立てていくべきでしょう。





■余裕がある人は、予算に余裕を持つのか、生活を豊かにするのかを考える




次に余裕があった人の話です。
余裕があった人は、その分を住宅に充てるのも一つの考えですが、住宅をそこそこにして今後の生活を豊かにする方法も考えられます。
簡単に言うと、高くない家を買って、その分余ったお金で毎月優雅に暮らす、お金に困らない生活をすることです。


どうしても人って余裕があると思うと、高い買い物をしがちです。
そんなには要らなかっただろうと言った物を、余裕があると買ってしまったりするのです。
コンビニでお昼を買う際に、500円しか無かったら余分な物は買いませんが、1000円持っていたらついついお菓子を買ってしまう。
あんな現象が家でも起きるんです。


しかし、先ほど描いた未来にそこまで高いものが必要無いとしていたら、別に高い買い物をしなくてもいいんです。
その分、毎月余ったお金で優雅に暮らしても良いし、貯金や投資をして将来の不安を取り除くでもいいんです。


このように余裕があった場合には、選択肢が広げていくことが出来るようになります。





■計算が終わったら次は住宅がいくらなのか考える





さて、そんな計算が終わったら次に考えるのが『住宅の価格』です。


え?今は土地の購入の話だよね?なのになぜ建物の話が先に出てくるの?
って思う方が多いでしょう。
しかし、掛川で家を建てる際には、ほとんどの方が予算の6割以上が『住宅の費用』であり、土地は2~3割程度の割合にしかなりません。


となれば、まずこの一番大きい予算を占める部分を考えないと、後々大きく予算がずれることになります。
すると先ほど描いていた夢も希望も何もかもが、絵に描いた餅と化してしまいます。
だから土地を探すには、まず住宅の価格を考えなくてはいけないのです。





■工務店やハウスメーカーに行って大体を調べる




かと言っていきなり工務店やハウスメーカーに希望の住宅のプランを作ってもらうのは、愚の骨頂です。
これは先ほど言ったように、『予算が確定していないのに買い物をして、魅力的な物が欲しくなってしまう』を生み出してしまうからです。


なので最初に仕入れたい情報は、大体の値段です。
OO工務店なら2000万円、OOホームなら2500万円、OOハウスなら3000万円。
諸経費が300万円くらい・・・
そんな程度の情報で構いません。
情報を仕入れるついでに、建物のことを勉強出来て一石二鳥程度の考えていきましょう。


さて、ここまで準備が出来たらいよいよ本番です。




■自分の予算と希望から土地の予算を確定する




さて、ここまで出来たらようやく土地の予算の確定に入ります。
これまで集めてきた情報や希望をまとめてみると、あとは土地の値段が分かれば方程式が埋まることが分かります。


未来の暮らし(OO万円)=生活費(00万円)+理想を叶えるお金(OO万円)+住宅のお金(OO万円)+土地代(??万円)


これまでの作業を上手にやっていたら、方程式がこのように埋まり、後は土地代を出すだけです。
これを中学校の数学のように並び替えるとこうなります。


土地代(??万円)=未来暮らし-生活費-理想を叶えるお金-住宅のお金


このようになり、あなたが買うべき土地の値段がようやくここで分かることになります。





■住宅ローンの仮審査をしておく




次のステップは、これまでで出してきた予算が本当に使えるのかを確認します。
その方法は住宅ローンの仮審査です。
住宅も土地も現金一括で買うなら問題無いのですが、多くの方は住宅ローンを組んで家を買います。
そのローンがしっかりと借りられるのかどうかを、しっかりと確認しておく必要があります。


ある統計によると、住宅ローンを申し込んだ人の約3割が審査が通らない、もしくは一度は審査に引っかかるといったデータを見たことがあります。
そういったデータがある以上、このタイミングで借りられることを確定しておかなければなりません。
その理由はあとで説明します。


その際の金融機関はどこでもいいです。
最終的にその金融機関で借りなくても大丈夫なので、何なら住宅ローンが通りやすいと言われているところで頼んでおくくらいでOKです。







さて、ようやくここまで来たら土地探しに入ります^^



長くなってしまったので、今回はここまでにします。


続きは次回に。



では、また!