おかげさまです。
昨日に引き続きの内容になります。
松尾式小屋裏エアコンの最新バージョンを搭載したモデルハウスの見学会に参加してきました。多くの方が参加されていました。
正式には数えていませんが、たぶん25名ほどの人が室内にいる状況でもありました。
今回の見学会では、人数の多さが冷房の効率に与える影響についても、非常に興味深い実感が得られました。
冷房効果への影響
1人あたりの熱量は安静にしていても約60W、動いていると約100Wに達します。
見学会では約25名が常に室内にいたとして、約2.5kW分の熱源が発生していました。これは、6畳用のエアコンがフル稼働しているときと同等の熱量です。
その結果やや暑さを感じる状況となり、人数の増減が冷房効率に大きな影響を与えることが確認できました。
湿度の変化
湿度についても興味深いデータが得られました。見学会開始時の絶対湿度は約9gでしたが、見学中には15gに上昇していました。
これは、出入りする人々が持ち込む暖気や湿気が原因だったようです。
特に大勢の人が集まると、湿度の管理が難しくなり、冷房効率が低下することが分かりました。
今回の学び
今回の見学会を通じて、多人数が集まる場合、冷房の効率に余裕を持たせる必要があることが明らかになりました。
松尾式小屋裏エアコンは非常に優れたシステムですが、想定外の人数や外部の湿気の影響を受けやすいという点に課題があることも確認できました。
また、小屋裏部分を空調室に使うパターンは、OMソーラーのパッシブエアコンもあります。
断熱性能や気密性能などを高めた高性能住宅が必須になる仕組みでもあります。
当社の高性能住宅は、正圧の空気で温度ムラを解消する考え方を基本とした空調計画をしています。
もちろん夏も冬もエアコン一台稼働で全館空調システムです。
その結果、小屋裏部分は、機械室ではなく、シアタールームとしてのご提案もさせて頂けています。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。
小屋裏のシアタールームを満足していただいているお施主様の声を