まだまだ残暑が厳しいですが?
この秋も、外は涼しいのに部屋の中がムワッと暑いという経験はありませんか。
夏でも秋でも家で快適に過ごしたいと考えている方に向けて、今回は部屋に熱がこもる原因と、涼しい部屋にするための対策方法を紹介します。
部屋に熱がこもる原因を理解することで、より効果的に対策しましょう。
□部屋に熱がこもる原因は?
外は涼しいのに、部屋の中が暑いのはなぜでしょうか。
夏・秋に部屋が暑くなる原因は、大きく3つあります。
1: 屋根や壁からの放熱
屋根や壁に使われているコンクリートは、熱しやすく冷めにくい素材です。
そのため、日中の太陽光を浴びると、熱をどんどんため込んでしまいます。
そして、夜になってもその熱がゆっくりと放出されるため、部屋の中が暑くなってしまうのです。
2: 部屋に熱がこもる
日差しだけでなく、冷蔵庫やパソコンなどの家電製品からも熱が出ています。
特に、窓から入る太陽光は、部屋の温度をぐんぐん上げてしまいます。
窓から入ってくる熱は、部屋全体の約73%と言われているほどです。
3: 湿度の影響
6月から9月は、気温だけでなく湿度も高いので、不快に感じやすくなります。
部屋が密閉された状態だと、湿気もこもってしまい、蒸し風呂のような状態になってしまいます。
同じ気温でも、湿度が高い方が体感温度は高くなるため、部屋の中が暑く感じてしまうのです。
□部屋に熱がこもらないための対策
部屋に熱がこもらないようにするためには、事前にできる対策がいくつかあります。
ここでは、効果的な対策をご紹介します。
1: 遮光カーテン
遮光カーテンは、直射日光を遮り、部屋の中を暗くします。
遮光カーテンによって熱を遮断することで、エアコンの効き目がアップし、涼しい部屋を実現できます。
2: 遮光フィルム
遮光フィルムは、窓に貼ることで、太陽光を反射して熱の侵入を防ぎます。
遮光フィルムは、光や熱をカットするだけでなく、紫外線もカットしてくれるので、家具の日焼け防止にも役立ちます。
3: シーリングファン
シーリングファンは、天井に設置する扇風機のようなものです。
シーリングファンを回すと、天井に溜まった熱を分散させて、部屋全体の空気を循環させる効果があります。
エアコンと併用することで、冷房効率がアップし、より涼しく快適な空間になります。
4: 断熱窓
断熱窓は、窓ガラスと窓枠の間に空気層を作ることで、熱の伝導を防ぎます。
断熱窓は、遮熱効果だけでなく、防音効果も期待できます。
断熱窓の設置は、初期費用がかかりますが、冷暖房費の削減や快適な住環境を実現できます。
□まとめ
部屋に熱がこもる原因は、屋根や壁からの放熱、部屋への熱の侵入、湿度の影響の3つです。
涼しい部屋にするためには、遮光カーテン、遮光フィルム、シーリングファン、断熱窓、など、さまざまな対策方法があります。
これらの対策を組み合わせることで、より効果的に部屋の温度を下げて、快適に過ごしましょう。
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