Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

掛川市・菊川市・御前崎市・袋井市・磐田市で注文住宅の新築、住み心地最高の工務店は明工建設

BLOG

 

【店長流】

台風時にシャッターを閉めるのは正解?不正解?   #店長流
台風時にシャッターを閉めるのは正解?不正解?   #店長流
■台風の脅威にはお気を付けください





*案内

8/31に予定していた、明工夏祭りは台風の影響が懸念されるため、9/7に延期となりました。


来場を予定して頂いた皆様には申し訳ありません。


9/7に行いますので、予定があえばぜひご来場ください。




***************************



今週~今週末まで日本を横断する予定の台風。


今回の台風は大型かつ動きが遅いので、大きな被害が出る予想がされています。


これまでは被害が無かった地域でも、被害が出る可能性がありますので、いつも以上の警戒をお願いいたします。



さて、そんな台風での話になると、決まって出てくるのが『シャッターは閉めた方が良いのか?開けた方が良いのか?』問題


普通に考えると台風の強風から窓ガラスを守るためにシャッターは有効な気がします。



しかし、台風程の強風の場合、シャッターが壊れてしまい、むしろ被害が大きくなると言ったことも起こります。



*フリー画像から見つけた台風で壊れたシャッター








このように壊れてしまうと、壊れたシャッターが何度も強風で窓や外壁を打ち付けることで、被害を拡大してしまうことがあるのです。


また、壊れたシャッターが強風で飛んで行ってしまい、お隣さんの窓を破壊してしまった・・・みたいな被害もあります。


こういうことを聞くと、シャッターは閉めない方がいいんじゃ?・・・・


って思う人も多くいて、結果毎回のように論争になります(そんなに熱い論争にはなりませんが^^;)




と言うことで、台風が近い今、この話をしていこうと思います。





■結論から言うと、『閉めた方が良い』




まず最初に結論から言います。


結論としては『閉めた方が良い』です。


シャッターにはしっかりと窓を守る効果があるので、シャッターを閉めることで窓ガラスの被害を防ぐ効果があります。


ですので、結論は閉めた方が良いです。



しかし、そう結論づけるには多少の条件があります。





■シャッターは新しい物であること





その条件の一つとして、シャッターが新しいものであることがあげられます。


一口にシャッターと言いましたが、シャッターにも色々種類があります。


その性能の差は結構大きく、とても頑丈な物から、かなり弱い物まで多種に渡ります。


ですが、ここ10年程度のシャッターは今回のような台風に会う度に、強度の見直しがなされた商品で、あまり強度がないと言われる物でも、風速40mまでが耐えると言った物が多くなります。



その逆に20年、30年前以上のシャッターはそんなに強度が無い物が多く、設計上風速20mが限界な物も多くあります。


そういったシャッターでは、今の台風は強風になることが多く、また今回の台風はゆっくりと進んでいるので、長時間強風であることが予想されますので、壊れてしまう確率がとても高くなります。


そういったシャッターの場合は、逆にシャッターを閉めない方が利点がある可能性も出てきます。






■論争が出るのは新旧のシャッターを混在して論じているから





このように一口にシャッターと言っても、色々な物があるので、一括りで話すことがとても難しいことになります。


なので、論争となってしまい、未だに答えが出ていないと言う結果になっているのです^^;



シャッターを閉めない方がいいと言っている論者の前提には、古いシャッターの家の方が圧倒的に多いと言った事実から来ていることが多くあります。


また、シャッターを閉めた方が良いと言っている論者の前提は、今や少し前の基準で、かなりの風速に耐える強度を持ったシャッターの話でしていることが多いです。



私も先ほど結論として『シャッターは閉めた方が良い』と言いましたが、これは傷みが激しく、壊れてしまいそうなシャッターには適応されません。


目立った傷みも無く、ある程度の風速に対応したシャッターであることが前提の話です。



こういった背景があるので、台風が来たからシャッターどうしよう・・・って悩んでいる人には、自分の家のシャッターの状況をよく確認して頂き、台風に耐えることが出来る!となったシャッターの場合は閉めておきましょう。


逆に、このシャッター多少の強風でも壊れちゃうかも・・・ってシャッターの場合は、開けておきましょう、そして余裕がある時に、最新の物へ付け替えることをおススメいたします。






■シャッター以外の対策も考えておく





窓ガラスを守り、住居を守るための対策として、シャッター以外の対策も出来れば『尚良し』です。


対策としては、もし窓ガラスが割れたとしても、飛散して飛び散らないように『飛散防止フィルム』を貼る。


あと、窓はしっかりと鍵を閉めておく、これだけでも強風対策になります。


もし窓が割れてしまった場合に、家の中の物を守るために、窓の近くには物をおいておかない。


寝る際には窓から離れたところで寝る。


庭に強風で飛びそうなものがあったら、飛ばないようにしておく。


その他にも対策はありますが、今回はシャッターの話なので、この程度に。





■まとめ




今回は台風とシャッターのことをお伝えしていきました。


年々シャッターの性能は上がっており、ある程度の台風ではびくともしない程の強度にはなっています。


しかし、この頃は想定外と言われる被害も多くなっており、過度な過信はNGと言えそうです。



ここ静岡では8/31の1日に掛けて被害に気を付けなくてはいけないようですので、準備が出来る方は早々にされることをおススメいたします。


今回はここまで。


では、また!