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【店長流】

自分にあった会社が見つからないと嘆く前にすること3選  #店長流
自分にあった会社が見つからないと嘆く前にすること3選  #店長流
■いつになっても自分にあった会社が見つからない・・・




あるお客様とのお話。


『私達はもう何十社とみているのですが、自分達にあった会社が見つからないんです。そんなに理想も高くないのにどうしてでしょう?』


あるお客様とそんな会話がありました。


結論から言うと、そのお客様は当社では契約をしていません。


多分ですが、他社さんとも契約をしていないと思います。


さて、皆さんの中にもこんな感じで困っている方っていませんか?


『良い会社が見つからない・・・・会社は良いけれど担当がいまいち・・・・理想は高くないのに予算と合わない・・・・』


実際に店頭でお客様と話をしていると、こういった方って結構な割合でいます。


今回はそんな方々に向けた、これをしておけば大丈夫だよと言った3選をお伝えいたします。





■目の前にいる人とは対等なんだよ?




まず一番の改善方法です。


それは『目の前の人とは対等な関係である』と言うことを忘れないでください。


家を買う時はかなりの大金を払うので、お客様の中にはかなり気が大きくなってしまう人がいて、接客をしている人や、営業マンなどに横柄な態度をとる人が多くいます。



『俺は大金を払うんだ!だから俺のことを敬え!』



とでも言いたいのかもしれませんが、これはあくまでもビジネスです。


私達造る側の人間は、頂いた以上の価値のある商品をお客様に渡すことを前提に仕事をしています。


ですので、大金を払って頂くことはありがたいことなのですが、それは大事な家を手にして頂く正当な対価です。


大金を払われるのはとても大変だし、そのお金を頂けることはとてもありがたいことです。


しかし、だからと言って『敬え!』はやりすぎです。


大事にはさせて頂き、敬意を表して対応させて頂きますが、関係はあくまでも対等です。


なので対等な会話をお願いします。






■本当のことを明かさない





次に多い改善方法は『本当のことを話す』です。


良い会社が見つからないと言っている人のほとんどがそうなのですが、こういった方々って自分の事や本当の事を話してくれません。


理由は様々でしょうし、話すとめんどくさい営業をされるかもと言った感情があるのでしょうが、それではいけません。


あなたが本当のことを話さなければ、担当もそれに対した回答が出来ないからです。


すると当然ですが、いつまで経ってもあなたに対した提案は出てきません。


自分にあった提案をされなければ、自分にとって良い会社かどうかなんて分かりません。


だからいくら話しても自分にあった会社は見つからないのです。


こんな話をすると、 『いや、その本音を引き出すのがおたくの仕事だろう?自分の力の無さを棚に上げるんじゃないよ!』


そんなことを言われそうですが、対峙している担当も人間です。


相性によってそういったことが出来る時もあれば、出来ない時もあります。


また、これは言ってはいけないことかもしれませんが、担当している人もあなたとだけ話をしているのでありません。


本音で話をしてくれて提案をしやすい人と、本音を話してくれなくて、毎度毎度探りをいれないといけない人。


どちらの仕事を優先すると思いますか?


暇な方ならどちらも頑張るのでしょうが、忙しい方ならどちらを優先するか、火を見るより明らかですよね?


ここで困ってしまうのが、この業界って仕事が出来る人程忙しく、仕事が出来ない人程暇なんです。


どうせなら仕事が出来る人に、頼みたいと思うもの。


となると、あなたにとって良い話を聞ける確率は結構低くなってしまうのです。



そう言った意味で、本当のことを話すこと。


これはある意味必須事項だと思って下さい。





■家は買ってお終いではなく、買ってからがスタートの商品




最後は住宅の商品の性格についての再確認です。


住宅とは買ってお終いの商品ではなく、買ってからがスタートの商品です。


なので、買う前にお得だとか、対応が良いとか、担当のとの相性がいいとかの話は正直どうでもいいことなのです。


お客様がもっとも考えて、最も期待しなくてはいけないのは、買った後の未来。


住み始めて見て、どれだけ幸せになれるのか、心地いい空間で暮らせるのか、家族や自分が満足した人生を歩めるのか。


そういったことを重視した話を、打合せではしていって下さい。


こういう話をしないで家づくりをしていくと、いくら経っても自分に合った会社なんて見つかりません。





■どの家も同じに見える問題





その理由は、この業界の問題でもある、『どの家も同じに見える』問題があるからです。


この長く続く不景気を勝ち進んできた、ビルダーのほとんどが良い家を建つことが出来ます。


じゃないと、この不景気に負けて倒産してしまっているからです。



しかし、そのせいで起こった問題が『どの家も同じに見える』問題。


生き残ってきた会社が皆いい家を造ろうとした結果、似たり寄ったりの家になってしまいました。


それはお客様にとっては良いことです。


だって、どの家を買ってもいい家なのが確定しているから、悪い物を掴まされる可能性が少ないからです。



でも、そういった家を買って見える未来って想像出来ますか???





■想像できるのは、テンプレートな未来




残念ですが、そういった家で見える未来の多くは『テンプレート化』された未来です。


多くの家が同じになった理由が、多くの家庭に適したからではなく、多くのテンプレート化された未来にあった家づくりがされているからなのです。



そのテンプレートに合った未来が欲しい人ならいいんです。


しかし、この多様性の時代、一人一人に合った希望する未来があり、それをテンプレート化するのはもはや無理と言えます。


昭和や、平成初期のように、結婚したら子供を産んで、家を建てて・・・いい大学に行っていい会社に入って、また結婚して子供を産んで・・・・


そんなテンプレートが正しく皆が求めていた時代はもうありません・・・・



なので、そういったことをいまだに続けている住宅会社のいいなりになった打ち合わせは、いくらやっても自分にあった会社なのか分かることはありません。


面倒ですが、自分主体の打ち合わせをしていくか、それがめんどうなら諦めるかの2択になります。


個人的には諦めて欲しくないので、頑張って欲しいですが^^;






■結局、自分にあった会社は自己開示でしか見つからない





さて、今回は色々書きましたが、まとめると、結局は自己開示が大事だと言うことです。


そうしなければ、自分に合った会社を見つけるのは、ほぼギャンブルに近い確率でしか見つかりません。


逆に上手に自己開示出来ている家族は、良い会社に2社も3社も出会えています。



きつい言い方をすると、良い会社が見つからないと言っている人の多くが自己開示をせずにいい会社と出会えると思っている、夢見る乙女みたいな人達だと思っています。


当然本当に見つかっていない人もいるのでしょうが、多くの方はそういった状況にあると思います。



今、そうなってしまっている方、また今後そうなりたくない方は、今回の件を参考に上手に『自己開示』をしてみて下さい。


そうすればきっと自分に合った会社がすぐに見つかると思います^^



今回は、ここまで!


では、また!