おかげさまです。
今週末まで猛暑が続く予報となっています。
エアコンを使って室内温度を冷やしているかたにお伝えします。
冷房運転しているのに、暑いと思われているあなたへ、温度を下げることと、同時に室内の除湿のことも実行してください。
エアコンの除湿運転や冷房運転は、室内の湿度を下げるための一般的な方法です。
温度を気にするよりも、意外と除湿(湿度)を気にする方が実は体感がよかったりもします。
そこで、効果的に湿度を下げる方法としては、
冷房運転時に風量を抑えたほうが除湿効果が高いということ、その理由も詳しく説明します。
除湿運転とは?
除湿運転は、エアコンが室内の空気から水分を取り除くモードです。
この運転モードでは、冷媒の温度を下げ、空気中の水分を凝縮させて取り除きます。
除湿運転は、室温をあまり下げずに湿度を下げることができます。
冷房運転時に風量を抑える理由
冷房運転時には、風量を抑えることで除湿効果を高めることができます。以下の理由が挙げられます。
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空気の滞留時間が増える
- 風量を抑えることで、空気がエアコンの内部を通過する時間が長くなります。この結果、空気中の水分が冷媒によってより効果的に凝縮され、除湿効果が高まります。
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蒸発器の温度が低くなる
- 風量を抑えることで、蒸発器(エアコン内部の冷却部)の温度が低くなります。低温の蒸発器により、空気中の水蒸気が凝結しやすくなり、除湿効果が高まります。
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冷却効率の向上
- 風量を抑えることで、エアコンの冷却効率が向上します。冷却効率が高まることで、より多くの熱が取り除かれ、同時に水分も効果的に除去されます。
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コンプレッサーの連続運転
- 風量を抑えることで、エアコンのコンプレッサーが連続的に運転することが多くなります。コンプレッサーが連続運転することで、蒸発器が常に低温を保ち、除湿効果が持続します。
まとめ
エアコンの除湿運転と冷房運転は、室内の湿度を下げるための有効な手段です。
特に冷房運転時には、風量を抑えることで、空気の滞留時間が増え、蒸発器の温度が低くなり、
冷却効率が向上するため、除湿効果が高まります。適切なエアコンの設定を行うことで、快適な室内環境を維持することができます。
一般的には、風量が多いほうが、室内が冷えやすいと思う方もいますが、除湿をメインに考えた場合は、風量は弱にしてください。
また自動運転の場合は、人がいるのか、いないのかを判断して、運転を休むこともありますので、真夏とか真冬の場合は、冷房、暖房運転として
季節の変わり目などは、自動運転がお薦めです。
最近の家づくりは、冬は暖かいことは当然です。但し、暑い夏こそ、日射遮蔽をしながら、正しいエアコンの使い方をよろしければ。。
日中のエアコンと夜間のエアコンの運転も、湿度のことから考えましょう。
湿度が丁度よいというお施主様の声を
御縁を大切に唯一無二の家づくり
おかげさまでありがとうございます。