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店長の自宅体験談

当社でエクリアを採用の方へ 夏場の正しい使い方をお伝えいたします  #店長流
当社でエクリアを採用の方へ 夏場の正しい使い方をお伝えいたします  #店長流
■エクリアを搭載した方への記事になります。




6月になり梅雨入りも間近ですね。


これからはじめじめした時期から夏場に向かいます。


当社を選択し、エクリアを使って頂いているお客様は、これから時期は本当に快適な暮らしが出来る時期となります。


しかし、使い方を間違ったり、そもそも使っていなかったりすると、むしろ悪影響になる・・・


そんなことにならないように、本格的な夏になる前に使い方を復習したいと思います。




■人がいないからエアコンを切るは、最大の愚行となる




まず一番の間違った使い方は『人がいないからエアコンを切る』です。


昼間に誰もいないからエアコンを動かすと電気代がもったいないとして、エアコンを切ってしまう人がいます。


これまでの家やアパートならそれも良いのかもしれませんが、当社の建物では一番のNGとなります。


エアコンを切ってしまうと、いくら断熱気密が良いからと言っても、部屋の中の温度が上がります。


その上がった温度を冷やすときにものすごいエネルギーを使うので、そうならないように人がいなくてもエアコンで部屋を冷やしていきます。


一度冷えた部屋の温度をキープするのは、本当に微々たる電気で住むので、圧倒的に電気代が安くなるのです。





■エアコンは2階の物を使う





次に使うエアコンです。


エクリアを導入している方の多くが、1階と2階に1台づつエアコンを設置しています。


夏場は1階のエアコンではなく、2階のエアコンを利用します。


夏場に使う冷房や除湿運転は、冷たい空気をエアコンが出すので、下に溜まりやすくなります。


その空気の性質を利用して、2階だけではなく1階にも冷気を送るのです。


エクリアにも全館空調効果がありますが、空気の性質を上手に利用することで、その効果をより強める効果を狙います。





■シーリングファンは絶対に下向きで




次にこれも多くの方に導入して頂いていますが、吹き抜けにあるシーリングファン、いわゆる『大きな扇風機』ですが、これは絶対に下向きです。


冷房を1階に送る役目もありますが、2階の熱い空気を1階に送る役目もあります。


先ほどもいったように空気の性質を考えてのことですが、冷たい空気は下に暑い空気は上にいく性質があるので、何もしないと基本的に2階には暑い空気が溜まり、1階には冷たい空気が溜まります。


それをシーリングファンである意味循環してあげることで、1階と2階の温度差を緩和していきます。


エクリアにも同じ効果がありますが、ファンを回ることでよりその効果が高まります。





■運転方法は『エコ自動運転で』





次にエクリアの運転方法です。


お引き渡しの際にも設定をしていますし、ご説明もしたので切り替えている人はいないと思いますが、エクリアはエコ自動運転で運転をしてください。


そうすることで、温度も気圧も湿度も自動で調整してくれます。


特にこれからの季節は湿度の自動調整が大事になります。


以前、エクリアの運転方法をご自身で変えてしまい、普通換気にしてしまっていた方がいらっしゃいました。


こうなると湿度の調整をしなくなり、外気の湿度をいっぱいに吸い込みます。


結果、高湿度となってしまい、室内のエアコンから水が大量に発生してしまったといったことが起こりました。


高湿度になって空気はいつでも結露出来る状況になっており、エアコンの冷えた空気で一気に結露し、それが溜まって水になったということです。


こういったことにならないように、エクリアはエコ自動運転でお願いします。





■夜になったらエアコンを切ってもOK




先ほど人がいない時にエアコンをつけてと言いましたが、人が寝る時間はエアコンを切っても大丈夫です。


高い断熱性の家ですので、一度冷めたら中々温度が上がりません。


なので、寝ている時間はエアコンを切ってしまっても、寝苦しいとかにはなりません。


また、次の日になったらエアコンをつけてもらえば大丈夫です。


昼間は真夏の太陽はかなりの高エネルギーなので、いくら断熱性を良くしても、ある程度時間が立てば家が暑くなります。


夜はその太陽がないので、断熱性が良い明工の家なら、外気温が高くてもそんなに家が暑くならないのです。






■部屋のドアは開けっ放しが最適






次は部屋のドアの話です。


エクリアは各部屋にも、調整された温湿度の空気を大量に送るので冷暖房の効果があります。


とは言っても、エアコンではないので、人や間取り、立地などの条件にによっては、暑いと感じてしまう部屋も出てきます。


そうならないためにも、人がいない時間、つまり昼間などで問題がない時間帯は、部屋のドアを開けておくことをおススメします。


そうすることで家中の温湿度が調整されていくので、部屋間の温度差が少なくなります。



実際に私もエクリアを使った家に住んでいますが、夏場は2階の個室の温度がLDKなどに比べ2℃程度温度が上がる時があります。


それでも温度計を見ると、2階でも27℃や28℃なので、暑くて過ごせない部屋ではありません。


しかし、LDKが25℃や26℃となっておりとても快適なので、部屋に行った際にそのギャップを感じてしまうことがあります。


実施にはそんなに差が無くても、快適過ぎる空間から移動するので、より強く感じてしまうものです。



さらに実験として部屋のドアを閉めきった状態にすると、温度差はもう少し出て、3℃くらいの温度差になる日もありました。


その部屋は南西の角部屋で、間取りの都合で南と西に大き目な窓があるので、元々熱くなりやすい部屋ではあります。


このように間取りなどによっても温度差が生まれますので、それを少しでも少なくするために、ドアを開けておくことが出来るのなら開けておいてください。





■それでも暑いと思ったら湿度調整を





ここまでやってもまだ暑いなーって言われる時があります。


その際には、除湿をして湿度の調整をしてみてください。


エクリアにも除湿の機能があり、湿度を50%台に整えてくれる効果があります。


しかし、外の空気も換気の為に取り入れていますので、外気の湿度がかなり高い場合、どうしても調整しきれない場合があります。



そうなると温度はそこそこ冷えているのに、湿度が高く、なんだか暑いなーって感じる部屋になってしまっていることがあります。


一番は室内用の湿度計を買ってもらい、それを見てもらって調整するのが一番ですが、エクリアのコントローラーにも湿度の表記があります。


その表記はあくまでもエクリアの機械がある空間の湿度なので、実際の部屋の湿度と異なるのですが、目安になるので、その湿度をみて高いと思ったらエアコンなどで除湿をしてもらうと、随分と涼しく感じることが出来ます。



海外の西欧などで体感した人も多いと思いますが、地中海地方の夏は暑いのですが、乾燥しています。


ですので、太陽の下に出ると、とても暑いなーって思える日でも、日陰に入ってしまうと少し肌寒いと感じる人がいるくらいに涼しくなります。


とは言っても、あの辺りの夏場の湿度は20%を切ることもあるので、ちょっと極端な例ですが、それくらい湿度と体感温度は繋がっていると言えるんです。





■エクリアとエアコンの組み合わせが大事だと言うことを忘れない




最後になりますが、これから来る梅雨も、夏も、エクリアとエアコンを上手に使えば、本当に快適な空間で過ごすことが出来ます。


そうすることで、体も楽になり健康にも良いですし、カビやダニと言った問題になるアレルゲンも減らすことが出来ます。


しかし、使い方を間違ってはいけないし、エクリアだけで、エアコンだけでの運用は効果が半減どころか、意味がないくらいまでになってしまうことを忘れないでいてください。


でも上手に使えば本当に2ランク、3ランクと上質な暮らしが出来ることをお約束いたします。



今回は当社で建ててくれた方向けのニッチな記事でしたが、参考になっていれば幸いです。


では、また!