コンクリート構造の住宅に住んでいる方は、その固有の特性からくる湿気とカビの問題に直面することが多いです。
特に湿気は、長期間にわたって室内環境に影響を及ぼし、快適な生活空間を損なう原因となります。
今回の記事では、コンクリート構造が湿気にどのように影響を及ぼし、それに対してどのような対策が可能かについてご紹介します。
□コンクリート構造に潜む湿気の罠
コンクリート構造の住宅は、その頑丈さと耐久性から多くの人に選ばれています。
しかし、その強固な構造の中には湿気を溜め込む性質があり、それがさまざまな問題を引き起こす原因となっています。
1:コンクリート内部の長期的な湿気
コンクリートは製造過程で大量の水を使用します。
この水の一部は硬化過程で消費されますが、余分な水分はコンクリート内部に長期間残り、表面が乾いていても内部は湿った状態が続きます。
このため、新築のコンクリート住宅では、完成後数年間は内部の湿気が問題となることがあります。
2:外部からの水分吸収
コンクリート構造は、外部からの水分を吸収しやすい性質があります。
外壁が打ちっ放しの場合、雨水が直接コンクリートに触れることで、内部に水分を取り込んでしまいます。
この吸収された水分が、内部の湿気問題をさらに悪化させることがあります。
□コンクリート住宅の湿気対策とは?
湿気の問題を解決し、快適な室内環境を取り戻すためには、適切な湿気対策が必要です。
日常的な換気や暖房の使用に加え、リフォームを通じてより根本的な解決を図る方法もあります。
1:定期的な換気
湿気対策の基本は、換気です。
定期的に窓を開けて室内の空気を入れ替え、こもった湿気を外に逃がしましょう。
特に、浴室やキッチンなど湿気が多く発生する場所では、積極的に換気を行うことが重要です。
2:リフォームを通じた対策
より根本的な解決策として、リフォームを検討することも一つの方法です。
例えば、断熱材の追加や換気システムの改善などを通じて、室内の湿度コントロールを改善できます。
また、湿気を吸収する素材への壁材の変更も有効な対策となります。
□まとめ
コンクリート構造の住宅では、その特性上湿気が内部に溜まりやすく、これがカビの発生や不快な室内環境の原因となることがあります。
これを解決するためには、日常的な換気や適切な暖房利用、場合によってはリフォームを通じた根本的な対策が必要です。
これらの対策を通じて、より快適で健康的な室内環境を取り戻しましょう。
追伸。。コンクリート造で有名な〇〇〇年住宅を6000万円で購入されたお施主様のお話では、
室内の結露とカビに悩まされているとのことです。
対策として全部屋に空気清浄機を設置してあるとのこと?
実は空気の流れが大切ですよ。
おかげさまでありがとうございます。
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