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【店長流】

賢くなりたかったら本を読みなさい  #店長流
賢くなりたかったら本を読みなさい  #店長流

■当たり前だけど中々出来ないですよね^^;




皆さん、本、読んでますか?

先日数えたら積み本が10冊を超えていた、店長です^^;


私は年に本を少なくて30冊、多い年には100冊以上を読みます。

その結果自分で言うのもなんですが、賢くなりました(笑)

私の場合はスタートが皆さんに比べたら、マイナスからのスタートなのでようやく人並みと言ったところですが、この10年で大分知識が増えたなって思います。

今回は住宅とは関係が薄い話ですが、本を読むについて話していこうと思います。





■ちょっとした自慢話からスタートします




いきなりちょっとした自慢話なのですが、昨年の住宅営業の成績で、私が全国No,1になりました!

ありがとうございます!

とは言っても、自分だけの力ではなく皆様のお陰なのでなんとも自慢しづらいのですが、名誉なことなので自慢をしておきます^^

あ、全国1位になったブランドは「Zeplus」と言ったブランドで、全国規模の住宅ブランドになります。

ZeplusのHPはこちら


なぜ自慢から入ったのかと言うと、私はある意味読書で全国1位になったからで、今回の記事と関係があるからです。





■人見知りでコミ障が営業をやるのは自殺行為




私は、本来人見知りで愛嬌が無く、コミ障寸前の人付き合いが苦手かつ、さらには嫌いなタイプの人間です。

そんな人間は本来営業には向いていません。

そんな人間が営業職をすれば、もしかしたらストレスで変なことを考えてもおかしくない環境です。

そういった方は、出来れば内勤などの人と付き合わなくてもいい仕事をすべきです。


しかし、私の場合はどうしても営業をしなくてはいけない立場であったことから、営業業務をしていきます。

最初は当然ストレスの塊でした。

毎日毎日辞めたくて逃げたくて、実際にプチ逃げもしていました(仕事中に逃げて海を眺めているなど)



でも、現実は逃がしてもくれないし、辞めさせてもくれません。

またこの業界に入った時期に、子供が生まれたこともあり、そんなことは口が裂けても言えない状況でした。

そんな状況だったので、私は色々なことを試したり、学んだりして何とか解決策を見つけようとします。



その中で、高額なセミナーを受けたこともありますし、それまで行ったこともない、神社やお寺、キリスト教の教会に行って救いを求めたこともあります。

色々な人に頼んで頭を下げて、馬鹿にされて嫌になって・・・

中には人間として失格なんて言われたこともありました。

思い出すだけで、気持ちが悪くなる日々ですね^^;


そんな中、最終的にたどり着いたのが読書です。

読書は本当に安価で出来ますし、人に頭を下げなくても、人格否定されなくても出来ます。

1か月に1万円だけと縛りを付けて本を買っても、10冊程度買えます。

それを読むだけで知識を得ることが出来る、それだけでも大事なことですが、私が読書を始めて一番の効果だと思ったこと。


それが・・・


「賢くなった」です。


私のような人柄や魅力で仕事を取れない営業マンは、賢くなって、お客様に認められるしかありません。


「こいつなんだか付き合いづらいけれど、良いこと言うから話を続けてやるか」


そんな状態から・・・


「こんなに良い提案ならぜひここで家を建てたい!」


そんな状況にまで自分の知識や提案でするしかありません。

その為には「賢く」なければいけない。


その積み上げてきた成果が、先ほど言ったこの全国No,1の実績。

私が賢くなったことの証明だと思っています。


まあ、自分で言っているくらいだからまだまだなんですけどね^^;






■子供の頃から言われているけどやっていないことベスト3に入る





子供の頃から親や先生によく言われていました、「本を読みなさい」と。

その時には本に何の価値も感じていなかったので、ほとんど読みませんでした。

そしていまだに本を読まない人も多くいると思います。


私は本読みを「子供の頃から言われているけれどやっていないことベスト3」の一つだと言っています。

その他2つは、早寝早起きとこまめな掃除です^^;


そのくらい一般の人達には浸透をしていないことで、私の場合は特別だったと思いますので、皆さんは読んでいなくても特段問題はありません。





■成績上位5%の人の平均読書数は48冊




私が愛読している雑誌に「プレジデント」と言うものがあります。

プレジデント、日本語にすると社長ですが、本の内容は社長向けと言うよりもビジネスマン向けの雑誌です。


この雑誌の以前の特集で、読書についての記事がありました。

ちょっと薄ら覚えなので内容が違っていたら申し訳ありませんが、その記事の内容をお話します。


その記事では上位5%と評されるビジネスマンと、その他のビジネスマンの年間の本の読書数に違いがあると言っています。

上位5%のビジネスマンの年間の読書数の平均は48冊、それ以外のビジネスマンは平均2冊と言ったデータがあるとのこと。


当然本を読むだけで、上位5%になったわけではないでしょうが、明らかに関連はありそうです。

これだけでも読書をするべき理由が見えてきます。


ただ、この記事ではここから多動力や挨拶の重要性へと、内容が切り替わってしまうので、本読みと上位5%の関連性は分からずじまいでしたが、他の書籍を読むことでこの関係性が見えてきました。





■本を読む=新しい価値観の創造





本を読む=新しい価値観の創造



これはある書籍に書いてあった内容の抜粋です。

ただ、どの本で書いてあったのかは覚えてなくて^^;

著者も本の題も出てこないので、私が何となく覚えている知識として紹介をします。



本を読むことは子供の頃には、知識を得ることだと言われてきました。

ある意味勉強の一環ですね。


当然大人になってもその側面はあると思いますし、実際に知識を得ることも多々あります。

しかし、本を読むことの一番の収穫は「新しい価値観の創造」にあります。


本の内容は、著者が色々と得てきた知識を提示しているものですが、人は一人として同じ人はいないので、本の内容はある程度著者の独自な考えによって出来ています。

その自分には無かった新しい価値観や考えを得ること。

それが本を読む一番の収穫だと言えます。



大人になると、学校生活とは異なり、新しい価値観や、新しい世界を中々得ることが出来なくなり、どんどん自分の世界に凝り固まってしまいます。

それだと、自分と波長のあう、一定のパターンと一定の人達には通用しますが、自分とは考え方や物の見方が違う人とは、いつまで経っても相容れることはありません。

それを解きほぐしてくれるのが読書だと著者は言っていました。

凝り固まった考えをほぐしてくれる。

それも読書の良いところです。





■たった1000円で数十年分の知識を得られる超々コスパの商品





次の考え方は発想が面白く、また言われたら確かにその通りと言える物(これも著者等は覚えていません!)


読書はたった1000円程度で、数十年分の知識を得られる破格は商品だと言う考え方です。


本を書く著者は、自分の得た知識や研究結果、考え抜いた発想や物語などを1冊の本にまとめて発売をします。

この本を読めば、その知識や研究結果を1時間や数時間程度で得ることが出来、自分もその知識をつかえるようになります。


このことを冷静に考えれば凄いことで、本来この知識を得るためには、著者が歩んできた研究や経験などを自分が体感しなくてはいけないことなんです。

その時間は下手したら数十年だったりしますし、そもそも著者と同じことをしても自分ではたどり着けなかった答えかもしれません。

読書は自分だったら何年も何十年も掛かって得ていたかもしれない情報を、たったの数時間で得られる、超コスパの良い行為なんです。


そんな本当に貴重な情報をたった1000円ちょっとで買える現代は、ある意味知識のバーゲンセールと言えます。





■凝り固まった知識は悪影響しかない




ここで住宅の話になりますが、住宅の情報知識は、それこそ日に日に進歩や変化をしています。

なので、住宅を売っている営業マンは多分ですが、あらゆる業界のセールスマンの中でも上位に入る勉強をしている人達です。

そうでないと、時代遅れの提案は売れませんし、そもそも法律違反の提案をしてしまったりするので、半ば強制的に行っています。


しかし、お客様はそうではありません。

自分が思う、自分が知っている、ある意味昔の価値観の中で住宅の良し悪しを決めます。

昨日にも記事に書きましたが、今の住宅は以前の住宅と同じに考えていては本当に駄目で、今の技術や製品や性能で、昔のやり方をしたら、それこそ欠陥住宅の嵐となるでしょう。

間違った家づくりをすると、家中カビだらけ、結露だらけ、夏は死んでしまうような高温に苦しみ、冬は体の芯から冷える家で過ごすことになります。


知識を持っている営業マンが提案する今の普通の家を建てれば、そうはならないのですが、昔の知識で今の家づくりを住宅会社に強要するようなことがあれば、そうなってしまうことがあります。

当然知識を持っていない営業マンの提案はまだまだ怖いですけれど^^;


これは、凝り固まった考えを読書で変えることが出来ていたら、起こらない悲劇かもしれません。





■賢くなったから契約が増えた




私はこれまで2000組を超えるお客様とお話をしてきました。

きっと私のような職業をしている方々には負けないくらい、多くの方と深い話をしています。

そのせいか、何となくですが話をしていると、この人ってどういった人だなとか、どういったことが必要なんだなってことが分かるようになってきました。

だからと言って、全ての人と住宅の契約をするわけではありません。

ちなみに、お客様と契約をして頂ける確率みたいなのを営業マンは取っているのですが、その成績で私は、全国でも上位5%に入れるくらいの高確率の成果を頂いております(まあしっかりと統計を取ったわけではないので、正確には違うかもしれませんが)


これは、自慢や偉ぶりたいのではなく、事実がそうだと言いたいだけなので何かを勘繰らないでくださいね^^;


でも、この業界を始めたばかりの私は、絵にかいたような駄目営業でした・・・

業界に入った当時20年前くらいは、家を建てる人が今の1.5倍くらいいたので、住宅業界はもっと活気づいていました。

今の時代完成見学会を行うと、全国で平均的に数組くらいしか来ないみたいですが、20年前は私のエリアのような田舎の地域でも、見学会をやれば1日に30組以上、多ければ金土日の3日間で100組以上の来場があったこともありました。


そんな営業からしてみれば追い風が吹きまくっている状態なのに、私は100組いたら1組契約をしてもらえるかどうか・・・

そんな駄目社員でした^^;

理由は先ほど挙げたような人間だったことや、知識不足に経験不足と色々あったと思いますが、一番はやはり「賢くなかったこと」が原因ですね。


会社は違いましたが、私の友人はほぼ同じ時期にこの業界に入り同じく営業をしていましたが、1年目から10件以上契約を頂いており、数年でお店のエースとなっていました。

その友人も、私が言うと失礼に当たるかもしれませんが、私の友人と言うだけあって、中々の陰キャでして^^;

ただ、私と違ったのは圧倒的に賢かったこと。


実は今なら言えるのですが、営業マンは別に陰キャでも根暗でも人見知りでも、誰でも出来て成果を上げられる仕事なんです。

だって、お客様は家が欲しいと言ってお店に来て、自分が欲しい物があったら買っていく。

だったら、欲しい人に欲しい物を提案すれば、誰から買ってもお客様は問題が無いのです^^


別に提案する人が陰キャでも根暗でも人見知りでも、その人を買うわけではなく、その人提案した家を買うだけなので、営業マンが営業に向いているかどうかなんて関係ないのですね。

友人は賢かったので、そこにいち早く気が付き、成果をどんどんあげていきました。


私がそこに気が付けたのが、1年以上後でしたが、気が付いた時からは成果を上げられるようになって、それこそ賞をもらえるような成績をだしていけました。

今その友人は、独立してまったく違う業界にいますが、今でもこの頃のことを笑いながら話すときがあります。


「陰キャで根暗な俺たちがよくもまあ頑張ったよなって^^」


この成果もある意味読書から出来たものだと思っています。




■ではどういった本を読めばいいのか?




ここまでは本を読むと起こる良いことをまとめてきました。


でも、自分もそうでしたが、普段あまり本を読まない人ってどんな本を読んで良いのか分からない人が多いと思います。

なので、ここからはではどんな本を読んだらいいのかをお話していきます。





■まずは好きなジャンルから




まず読書をこれから始めようとする人におススメなのが、自分の好きなジャンルの本です。

本であったら何でも良いと思います。

雑誌でも、文庫本でも、漫画でも良いと思います。


読書をこれから始めようとする人達に一番大事なことは、読書を癖づけることです。

読書だからと言って、気合を入れ、名著や難しい本を手に取ると多分そこで読書は終わります。


難しかった、わけわからない、つまらない・・・

そんな感情しか残りませんので、次に続くわけがありません。


なので、最初は自分の好きなジャンルで良いのです。

例えば最近、漫画やアニメを原作とした、ドラマや映画が流行っています。

そういったものに興味があったのなら、原作を読んでみようとか、小説を読んでみようとかそういったところからのスタートで大丈夫です。


そうすれば楽しんで読書が続けられるので、1冊読んだらもう一冊、さらにさらにと読書の癖がつきます。

読書ってしていない人には信じてもらいないのですが、実は読書って結構楽しい時間なんです^^

一度楽しいと思えたら、簡単に読書癖がついていきます。


私は最初の頃に読んでいたのは、車の雑誌でした。

そこから雑誌の中で特集記事を書いているライターさんの出した本を読んだり、車の事が分かってきたら、車のこれまでの歴史が分かる本などに手が伸びていきました。

そうやって読書の癖をつけることがまずは大事なことになります。




■慣れてきたら、知りたいことが書いてある本へ




読書に馴れてきたら、次は好きなことから知りたいことへ、本の種類を変えていきます。

例えば、仕事でリーダーになったけれど、どうやってリーダーシップをとって良いのか分からない。

家族の健康が心配だから、健康に良い食べ物を知りたい。

ダイエットをしたいから、痩せる方法を知りたいなど。


読書の癖がついたら、次は自分にとって為になる物を読んでいきます。

しかし、好きなジャンルを呼んでいた時よりもそういった本って、読むのに難しい傾向があります。

専門用語が出てきたり、文字数が多くなったりと、好きなジャンルでは気にならなかったことが難しいと思うようになります。


ですが、読書の癖がついていたら、知らないことを知れる喜びや、自分の困ったを解決してくれる本がとても有意義に思えてきます。

だから、多少難しくても読むことが出来、更に好きなジャンルを呼んでいた時よりも達成感がある、そんな読書となります。

ここまでくると、読書をしない方がなんだか気持ち悪い。

そんな体になっているはずです^^;





■読書好きになったら本屋に行こう




そんなこんなで読書好きになったあなたにおススメなのが、本屋さんです。

これまでの読書は別に本でなくても良いし、本であっても本屋で買わなくてもネットで買っても良かったです。


しかし、ここまで本に抵抗が無くなってきたのなら、自分の好きなジャンル以外で、さらに自分に必要のないものでも本を読むことが出来るようになります。

その状態で本屋にいくと、キラキラ輝く遊園地のように本屋が見えてきます^^


今売れている本や、本屋さんはおススメしている本。

昔からの名著や、まったく知らなかった分野の本。

本を読むまでは、本屋さんの魅力に全く気が付かなかった人でも、この状態にまでなってしまうと、本屋さんが宝の山のように見えてきます。


だから、本屋さんに行ってください。

最初はそれでも興味がある物から手に取るでしょうが、時期にその隣にある本がとても気になったりするし、好きなジャンルがおいてあるコーナーに行くまでに、山積みに置いてある本などに、とても興味をそそられるはずです。

そうやって気になった本を手にして、読んでみて・・・

自分の知らなかった、興味が無かったことや分野をしることができ、さらにその分野を知りたくなって調べるために本を買ってみたりと・・・・

そんなことが自然と出来るようになってきます。


ここまでくると、もうあなたは「賢い人」になっているはずです^^




■本当の賢い人は勉強を出来る人ではない




私の言う賢い人とは、決して勉強が出来る人ではありません。

本当に賢い人とは、自分の考えと人の考えが違うことを理解し、その答えの中から最善の答えを探すことが出来る人のことを、私は賢い人だと言います。

だって、世の中の知識や経験は数えることも出来ないくらい多くあり、それらを全て覚え理解するなんてことは不可能です。

それらを自分の中でまとめて答えを作っていくしかないから、それが出来る人を賢いと言うと私は思っています。


その為には、色々な知識を持ち、自分は興味がないことでも、自分にとっても利益が無いことでも、ある程度理解が出来る能力が要ります。


その能力を上げるのに最適なのが読書なんです^^

だから、最後にもう一度言いますね。



賢くなりたかったら「本」を読みなさい。


今回はここまで。


では、また!