おかげさまです。
今回は、「住宅会社」の選択基準にもなる、営業マンの知識・情報量の重要性について見ていきます。
※本連載では、オーガニックで豊かな暮らしの家づくり推進協議会・会長で、明工建設株式会社の代表取締役・仁藤 衛氏の著書、
『知らなきゃ損! 建てる前に必ず読む本』(知道出版)の中から一部を抜粋し、家づくりに潜む「7つの落とし穴」を明らかにし、
それらを回避するためのポイントを2024年バージョンとして解説します。
設計、付帯設備・・・家づくりには多種多様な知識が必要
5番目に注意してほしいこと。それは、あなたが家づくりを任せようと思っている営業マン、担当者は、どれくらいの知識、
情報を持っている人なのかということです。
家づくりといっても、設計や構造、付帯設備、施工、職人の技術等々、現場で行われていることだけでもいろいろあります。
また、環境、土地の値段や選び方、住宅ローン、エネルギー問題……それはそれは多方面にわたって、あらゆることが関係してきます。
世の中の動向も、国の政策や法律もどんどん変わっていきます。海外から流行がやってくることもあるので、海外事情にも目を配っておかなければなりません。
資格一つとっても、ありとあらゆる資格があります。私も26歳のときに一級建築士の資格を取得しました。
けれども、資格は取って終わりではなく、その資格に見合う経験を積み上げ、スキルアップをしていかなければ机上の空論になってしまいます。
どんな資格であれ、現場で実践を積んでいるかによって、その価値には雲泥の差が出てきます。結論は、人生死ぬまで勉強です。止まってはいられません。
私たちが子どもの頃に習った歴史も、新しい発見によって教科書の内容も変わっています。今まで常識だったことも、
どんどん過去の常識となり、明日には非常識になっているかもしれません。
最近2024年では、いろいろな物が暴露されてもいます。政治家の裏金問題やジャニーズ問題、車メーカーの偽装など
国債は、国民の借金ではなく、ただの通貨発行であることなど
今まで常識だと思っていたことの多くは、プロパガンダによって国民を洗脳してきていることもバレだしてきました。
それは陰謀論だと言われていたもの多くは、事実でもあります。
私はいつも物事に携わるとき、本当にこれで良いのか? これが最善なのか? と自問自答しています。
そんな考え方をしている事で、おや?とか感じてしまうのです。
〝絶対〟が無いのが世の中だと思っています。
それは家づくりのプロとしてけっして忘れてはいけないことだと思います。
そんな私も、後で述べますが、フランク・ロイド・ライトの有機的建築の思想に出会ったことで、家づくりに対する姿勢に、
一本大きな幹ができたことは事実です。幹ができ生まれる枝葉は、時代やニーズによって多少の変化はあるかもしれませんが、根幹は変わりません。
それは私が家づくりに対して悩んでいた問題も、合わせて解決してくれました。勉強を続けていれば、
今まで見えなかったものが見えてきます。知ってしまえば「なーんだ」と思うことも、知らなければまったくの霧の中です。
お客さまは、モノの本質(根幹)が見えずに、仕様(枝葉)にとらわれすぎているのではと思うことがよくあるのです。
以前にもお話しましたが、実際に暮らしているお施主様の声を聴くことが,めんどくさくても一番信頼のおけることでもあります。
運は縁です。
ご縁を大切に唯一無二の家造りを
おかげさまでありがとうございます。