最近は平屋を希望される方も少なくないです。
平屋にして天井を勾配天井にすることで、高い天井からの解放感もつくれます。
2階建ての場合は、積極的に吹き抜けを設ければ、これもまた開放的で素敵ですよね。
スマートハウスに暮らされる、東京のお客様からは、吹抜けを通してに空が見える。毎日レストランで食事しているようです。
そんなご感想もいただいております。
しかし、吹き抜けで耐震性が下がるというような噂もあることもご存知かもしれませんが?
実際のところどうなのかも、お伝えします。
□吹き抜けだと耐震性が低くなる可能性がある?
魅力的な吹き抜けを作った場合、耐震性が下がることはあるのでしょうか。実際のところ、その可能性は否めません。
なぜなら、吹き抜けを作ると2階の床の強度(水平力)が落ちてしまうからです。
また、吹き抜け部分には、日射取得を考えた大きな窓をつけますので、外壁側は、耐力壁となりにくく、建物全体でのバランスを考える事も必要です。
このような点から耐震性が低下することがあるかもしれません。
そのため、吹き抜けを作る際は耐震チェックが欠かせません。特に大事なことは水平構面、床の強度です。
水平力(地震力・風力)からの床の剛性の確認が必須です。
これを確認するためには、構造計算が必要となります。
壁量計算の耐震等級3だから大丈夫だと、言うことでもありません。
工務店選びを失敗すると、この水平力を確認しないまま、壁量計算のみで大丈夫ですと言われる可能性もあるので要注意です。
ちなみに耐震等級のことは↓
耐震等級は3段階に分かれており、以下のようになります。
・耐震等級1: 震度6~7程度でもただちには倒壊・崩壊しない
・耐震等級2: 耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる
・耐震等級3: 耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる
□耐震等級3でも吹き抜けを作れる間取りやポイントを紹介!
吹抜けがあっても、1番頑丈な耐震等級3で吹き抜けを作ることは可能なのでしょうか。答えは可能です。
耐震等級3でもできる吹き抜けの間取りも、#仁藤流スマートハウスでは普通に可能です。
構造計算の結果、水平ブレースを設けるとか、小屋裏の剛性も高めるとかで、根拠のある設計をしています。
これらのことがわかって設計していますので、吹き抜けのせいで耐震性が衰えるというようなことがありません。
当社では、耐震性の低下を理由に吹き抜けを諦める必要はありません。
当社では、健康配慮・経済効果・耐震や防災性能・資産価値・エネルギーインフラ対応の5つのバランスを考慮した家を提供しております。
耐震性の高い家にしたい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
□まとめ
快適でおしゃれな吹き抜けにするために、本記事の内容を参考にしていただけると幸いです。他にも分からないことがあれば、当社へお気軽にご連絡ください。
施工費からデザインのことまで、構造の事までも、ご安心いただけます。
追伸・・・吹き抜け最大のメリットは、室内の温度ムラの解消なのです。
昔は、吹抜けがあると、夏の冷房が効かないとか、冬は暖気が二階に上がってしまって一階が寒いとか聞かれた方あるかもしれませんが。
#仁藤流スマートハウスでは、この吹抜けがあることで、エアコン一台で夏も冬も温度ムラの無い快適な暮らしが実現するのです。
毎日のお布団や、洗濯物も花粉を気にせずに、干すことできます。
昔の家造りと、今の家造りの違いも、モデルハウスでご体感いただけますので、よろしければ。。。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。