■明工建設は「家」は売っていません。
先日に２件も住宅建築のお申し込みを頂けました。
本当にありがとうございます。
住宅建築がめっきり減って、他の会社は火の車ってところも多い中、当社はいつも通りのご支持を頂けており、とても嬉しく思います。
さて、私はご契約を頂ける際に大体のお客様にある質問をします。
その答えが私の存在価値であると思っているからです。
その質問とは・・・
「どうして当社での建築を選ばれたのですか？」
です。
契約をしてくれるって人になんて質問だ！
なんて言われてしまうかもしれませんが、この答えこそが私の存在価値です。
だから聞きたくてしょうがないので、聞いています＾＾；
明工建設は住宅会社でありますが、ここ御前崎のあるエリアは田舎と言われるエリアですが、それでも数えたら数十を超える会社が競って家を売っています。
そして、その家は今の日本の法律で建てれば、どの家も問題はない家になるのにも関わらず、どうして他所じゃなくて当社なのか？
この質問の答えに私の存在価値があります。
■家を売ってこないから明工さんに決めたんです。
この質問の中で、以前に頂いた答えがとても当社の理念とあっていたので、自分の仕事の仕方や明工の家づくりは間違っていなかったんだなって思える出来事がありました。
その時の答えがこちらです。
「明工建設さんは家を売ってこないじゃないですか？そこがとても共感出来たので明工さんに決めたんです。
他の会社は当然ですが住宅会社なので「家」を売ろうとしてきました。
それは間違いではないと思うのですが、私達が欲しいのは「家」という箱ではなく、家を買った先にある「暮らし」なんです。
明工さんはそこに真剣に取り組んでいて、また店長さんもそのことを最大限にしてくれるような提案をしてくれました。
だから、明工さんが良いと思って決めたんです。
正直に言うと、家の仕様や設備は明工さんよりも良い物を使っている会社も多かったです。
同じものでよければ、値下げしてくれるなんて言ってくれる会社もありました。
そういった提案には正直心惹かれましたが、でも一生に一回の大事な買い物です。
明工さんの「真似」をしてくれる会社ではなく、明工さんで建てたいと思いました」
多少脚色も入れましたが、ほぼこの通りのことを言ってくれた方がいます。
もう１年も前のことになりますが、今でも忘れずに覚えています。
■明工の家づくりは「暮らしづくり」から
これは明工の家づくり全般に言えることなのですが、明工の家づくりはまずは「暮らしづくり」から入ります。
これは社長の仁藤がよく言っていることですが、なんのために家が欲しいのか？ではなく、どんな暮らしをしたいのか？を聞かないのは職務怠慢だと言っています。
なぜ家が欲しいのですか？どんな暮らしをしたいのですか？お子さんはどんな子に育てたいですか？
そんな質問から始まり・・・・
この土地を選ばれた理由はなぜですか？会社から少し遠いですが、通勤は大丈夫ですか？
そもそもこの会社を選ばれた理由は？もっとさかのぼるとご結婚されたきっかけは？
まだまだ終わらず・・・・
ローンの希望額をこの額に決めた理由はなぜですか？このローンの支払いなら将来の家計は大丈夫ですか？
お子様には将来どんな学校に行ってもらいたいですか？習い事はどうですか？
花粉症などの持病はありませんか？定期的に薬をもらっているものなどはありませんか？
こんな記者みたいな質問の仕方はしませんが、会話の中などで、確かめさせて頂いております。
他にも、もっと色々な質問ありますが、そんな話をしながら、まずはお客様の未来のくらしづくりから始めます。
そうすることによって、どんな未来が良いのかが分かってきて、そしてその未来を造るにはこんな家が必要だよねって、提案が出来るようになります。
極論ですが、その未来に当社の建物がそぐわないのであれば、それもしょうがないと思っています。
「住めば都」なんて言葉があるように、こんなことをしなくても、家に合わせた生活は出来るので、問題は無いのかもしれません。
しかし、一生に一回の家がそれで良いのか？となった時、当社はその選択を選びたくありませんし、私個人でも選ばないと思いますので、そういった提案はしたくありません。
だから、「家」を売ることは最初はしません。
最終的には「家」を売らなくては、お客様も家を手に入れることが出来ないので売るのですが、それは未来が出来上がってからの作業になります。
それは契約段階でもまだまだ未完成で、契約後も未来の暮らしを造っていく作業を続けます。
最終的にはお引き渡し時に家をお引き渡しになりますが、実際にはそれ以降も続けて頂きたいと思っております。
■性能や機能、デザインは全て「未来のくらし」のために
明工建設の家づくりとして、HPを確認して頂けると分かりやすいですが、結構色々な機能がある設備や、高性能な家づくり、健康に関した家づくりなどを紹介しています。
この中の多くは一般的な会社さんでは、使ったことも無いような機械だったり、仕様だったり、素材だったりを使っています。
デザインもある意味独特なものがあります。
これらの全ては、明工が理想とする未来の暮らしを実現するために、これを使った方が良いと研究し、そして採用をしている物ばかりです。
他の会社さんの多くは、まず流通や仕入れの単価などで決まった使うものがあり、それらをどう使っていい家を造ろうと考えます。
しかし、明工はまず叶えたい暮らしがあり、それを実現するためにはどういった物を選んだ方が良いのかと考えます。
その結果、結局他の会社と明工が使うものが全く同じだったとしても、そこには大きな差があると私達は考えています。
なぜなら、他の会社さんは、その選んだものを使う理由がないからです。
他のものでも十分なのでしょうが、たまたまそれが何かしら良かったので採用をしたに過ぎない。
しかし、明工の家づくりはそれじゃなきゃいけない理由があって、それを採用します。
この差は、小さいようでかなり大きいです。
■住宅建築は担当の腕の差でまったく違うものになるから
その理由は、住宅建築は担当の腕の差で、まったく違うものが出来上がってしまうものだからです。
それは大工さんのような現場での仕事の出来もそうですし、営業段階での担当の腕の差も大きく関係してきます。
この差は本当に大きくなることが多く、申し訳ありませんが、当社でも多少影響があります。
ですが、そんな状況でも私達の造った家は、未来のくらしにとって良い家であると言えます。
それは、前提が良い物を造るために選定した物を使っているからです。
他の会社などでは、担当の力不足で、本来はそういった物を使ったら希望が叶わないと分かる物でも、値段が安いとか、工事がしやすいとか、お客様からの希望だからとかの理由で採用をしてしまったりします。
特に選んだ理由がないので、意味も無く簡単に変更をしてしまいます。
そうすることで、こんなはずじゃなかった・・・って後悔をつくってしまっています。
逆に選んだ理由がしっかりとあれば、力が足りない担当でも選んだ理由を把握しそれを変えようとは思いませんし、それを変えるリスクなどを伝えることが出来ます。
なので、担当の力量に関係無く、しっかりと未来のくらしをつくれる家が出来るんです。
何度も言いますが、住めば都と言うように、家に合わせて自分達の未来を造り、家を都にすることはできます。
しかし、元々が都であったなら、その都をより良い都にしていく作業に入れます。
この差は言わなくてもかなり大きいと分かってくれますよね？
■明工建設の考える家づくりとは？
最後のまとめですが、明工建設の考える家づくりとは、「暮らしづくり」と言えます。
その暮らしの中でも、この３つを重視しています。
１、健康に暮らせること
２、安全な家に住み、安心して暮らせること
３、ローンや生活費に困らず、ゆとりをもって暮らせること
この３つを明工建設は重視し、これらが実現できるための暮らし方を考え、それらを実現するための選定をし、それらを形にして「家」を造ります。
これが、明工建設の考える「家」づくりです。
■まとめ
今回は明工の家造りの考え方をお話させて頂きました。
こういった考えは、住宅会社各社がもっており、それらを実現した家を建てていると思っています。
しかし、実際には思いよりも販売に重きを置いている会社が多く見受けられます。
商売なのでそれを悪いとは言いませんが、商売だからこそ、そこはプライドをもってやっていきたいと明工は思っています。
うがった見方をすれば、プライドばっかりの頭でっかちってところでしょうか？＾＾；
この機会に、こういった考えで家造りを見直してみてはいかがでしょうか？
自分の理想と会社の理想がマッチすることで最高の家が生まれます。
それが明工だったら嬉しいですし、他の会社だったとしても、きっと良い未来が待っています。
皆さんが建てる家が、「最高」の家になることを期待しております＾＾
では、また！
