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【店長流】

住宅建築はたったこれだけ抑えればOK!間違った家造りをしないための法則  #店長流
住宅建築はたったこれだけ抑えればOK!間違った家造りをしないための法則  #店長流

■たった一つだけ抑えておけば大丈夫です^^



最近、新規のお客様がめっきり少なくなりました。

これは当社だけではなく、ほとんどすべての住宅会社がそうみたいです。

住宅業界全体で見ても、3~4割減、多いところだと十分の一にまでなっているみたいです。


その原因はインターネットとスマホだと言われています。

これまでも両方ともにあったのですが、住宅業界に限ってはあまり生かされておらず、コロナ前までは情報収集には使うけれど、実際の検討は展示場に行ってから。

そんな流れが当たり前でしたが、コロナ後は皆ネットを上手に使うようになり、ネットで情報収集も会社の検討も済ませてしまうようになったからです。

そんな状況で気になるところを1社2社だけみて決めるって方が増えてきました。


コロナ前は10社15社見るのが当たり前だったので、その分の集客が減ったということみたいです。

幸い当社は元々千客万来!って感じよりも、知る人ぞ知るって会社だったので、大きな影響はありませんし、多く方からご契約を頂いておりますので、会社的には問題がありません。


しかし、その状況でとても大きな問題が生まれてきてしまって、多くの方がある意味間違った家造りをしてしまっています。

今回はそんな状況の理由と、それらを解決するために抑えておいて欲しいことをお伝えいたします。



■素人が考えても限界がある


今回取り上げる問題は「素人が考えて決めてしまう」問題です。

あえてとげが立つように言いますが、現在多くの素人さんが、自信の知識だけで判断し、大きなミスや後悔をしてしまっています。

その理由はネットにあります。


ネットは便利で調べたいことがあればすぐに調べることが出来ます。

住宅を建てたいと思えば、住宅のことであらゆる情報が出てきますので、それらを調べたら大体のことは分かります。

なので、多くの方はそれが正解だって思ってしまうんです。

これが大きな間違いだったりします。


なぜならネットに書かれている記事や動画などの内容は、全てが正しくはないからです。

それなのに、その情報を鵜呑みにしてその中から選択をしてしまう。

この流れで多くの方が痛い目にあっている状況です。

そんな人で家に住んだ次の日から、次の家の検討をしている人も沢山知っています。


住宅は部材だけでも1万を超えるものを使い、立地や家族構成、価格など全てがバラバラな状態から造り上げる、どの家もある意味オンリーワンな商品です。

それを住宅が欲しいと思い始めてから勉強した知識で完成させられるかどうか?

ちょっと考えて見たら無理だろうって分かるはずです。


これはネットの作った悪い流れだと思います。



■でもたった一つだけ抑えておけば大丈夫



ですが、これらの状況をたった一つのことを抑えるだけで問題無くする方法があります。

それはとても簡単なことですが、実行している人が少ないことです。


そのたった一つの方法とは・・・・



■自分達の幸せな未来を思い続ける



そのたった一つの方法とは・・・


「自分達の幸せな未来を思い続ける」


です。


なんだ?なんだか精神論になっていないか?

なんて思われるかもしれませんが、これって本当に重要なことなんです。



家を建てる大半の方は、家を建てることで自分達の幸せを勝ち取りたい、手に入れたいと思って家を建てようと思っています。

わざわざ不幸になる為に、家を建てようなんて人は、0ではないでしょうが、そんなにいないはずです。

なんだよ、当たり前なことを言うんじゃないよって方。


もし、あなたが今家を建てようとしているなら自分の心に、まだこれからって人なら、だれか最近家を建てた人に聞いてみてください。


「幸せな家づくりという暮らし方の希望から、どんな家が良いとかどんな設備が良いとかの希望に変わってはいませんでしたか?」


実際に多くの方がこうなってしまいます^^;

それは家を買いに来たんだからそうなるだろ!

って言われるかもしれませんが、私の元に来る人で、家を買いたいから来たって人そんなにはいません。

皆さん欲しいのは、幸せな暮らしであって家ではありません。

中には別荘などを買い漁るコレクターみたいな方なら、そういったかたもいるのかもしれませんが、家を欲しいって人本当にいないんです。

ただ、皆さんが思い描く未来には、良い家があって、それを手に入れることが幸せな生活への道だと思っているので、家を買っていくんです。


でも不思議ですよね。

多くの方が幸せじゃなくて、家の造り方などに目がいってしまうんです^^;

これもネットの影響が大きいと思っています。

ネットでは、色々な方の情報や刺激、インスタ映えする家づくりなどの情報が溢れているので、そういった物が欲しくなってしまうんですよね。


でも実際にあなたが幸せになるのに、そんな映える住宅は必要なのでしょうか?

普通に暮らせて、普通に幸せで、普通に満足できる。

多分ですが多くの方の「家」に対する本心での希望は、こんなものじゃないでしょうか?



■余計なデコレーションにまどわされないで!



これと似たような状況で、パンケーキが流行ったことも同じ現象だと思います。

少し前にパンケーキが流行ったのは、味や品質ではなく、デコレーションされたその刺激だったのではないでしょうか?

私も幾度か、家族も何度もそして色々なお店に行きましたが、正直美味しい!ってなったことはありませんでした。

言い方が悪いので言い換えると、美味しいのですが、言うほどかな?って状況だと思っています。

ある程度想像がつく味と言えばいいのでしょうか?


パンケーキだけを頼めば1000円もしませんが、デコレーションましましなパンケーキは2000円以上することもありました。

本当にパンケーキを食べたい人にとっては要らないデコレーションですが、なんだかそっちを頼まないといけないみたいな雰囲気にされており、食べたくもない大量の生クリームを甘くないから量があっても食べやすい!とか言って食べるんです。

本来なら甘くない生クリームってデザートでは、あり得ないですよね^^;

甘いことが本来の役目のはずですが、大量に食べると気持ち悪くなってしまうので、甘さをあえて控えめにしておく。

なんだか本末転倒だなって思った私はきっとあまのじゃくなのでしょう・・・


さて、これが今の住宅でも行われていると言えます。

今の住宅業界は戦後最悪な状況で、物価高に、少子化と中々物が売れない環境です。


なのに、平成初期などに大量に出来たハウスメーカーが倒産しないために、必死で家を売ろうとしています。

でも、この平成の期間で住宅の品質は凄まじく、お陰でどこのハウスメーカーでも工務店でもしっかりとした家を建てられるようになりました。

だから差別化が難しくなってしまっています。


本来は家族が幸せになる為の提案や、家の品質などで勝負をするべきところ、皆ほぼ横ばいなので、差別が出来ないんです。

そうなると始めるのが「デコレーション」

本来の家や家族の未来には関係ない部分は取り上げて、そこをデコレーションします。

そのデコレーションは色々ありますが、皆売りたいために努力して造ったものなので、どれも良く見えるはずです。


私のところに来るお客様の多くが、そのデコレーションの良し悪しで家を決めようとしています。

私の前に来てくれたら、本来はそこじゃないよって言えるのですが、そんなに多くの人とは会えないので、この間違った選択がまかり通ってしまっているのが現状です。



■デコレーションが悪いんじゃない、デコレーションに掛かる費用が悪いんだ



さて、これだけデコレーションのことを悪く言うと語弊があるので、追記をしておきます。

実際にはデコレーションが悪いとは言いません。

特にそれが本当に魅力的に見えるんでしたら、きっと良い物なのでしょう。


しかし、そのデコレーションに掛かる費用。

それが諸悪の権化です。


多くのメーカーがデコレーションするのは差別化の為と言いましたが、もう一つあるのが「値段のUP」のためでもあるんです。

今の物価高では高い家は売れません。

だから、一条工務店さんなどは1棟1500万円みたいな、ローコストを売りにして客引きをしています。

これは一条さんだけではなく、ほとんどの会社が行っています。

これもある意味デコレーションの一つですが、このやり方では大きな問題にぶつかってしまいます。


それが、「売り上げ減による、利益の損失」です。


コロナ前までは一条さんなどは1棟当たり平均で3000万円程度で家を売っていました。

それが1500万円で売るとなると、売り上げは半分です。

家を1棟建てるのに掛かる経費は3000万円の家も、1500万円の家もそう変わりません。

そして、1500万円にしたから倍売れるかと言ったらそんな訳は無く、売れないから安くして何とか棟数を確保すると言った流れです。


なのでそのまま売り続けたら、利益がどんどんなくなり、会社の経営が危なくなります。

そこで大事になってくるのが、「デコレーション」です。


言い方を買えたらオプションとか言いますが、これをどれだけ取るかが会社の未来に関わってきます。

なので、本来は要らないものでも、家族の未来には必要無くても、どんどんデコレーションして、どんどん費用を上げようと思っています。

口ではそんなこと言わないでのですが、営業マンはオプションを多くもらうと、インセンティブがもらえる会社がほとんどなことから、会社として推奨していると言えるんです。




■だから思い出して欲しい「何が自分達の幸せな未来」だったか



だから、しっかりと思い出して欲しいんです。

何が自分達の幸せな未来だったかって。


それに必要なものならどんどん取り入れましょう。

それに必要のない物なら、どれだけ輝いて見えても導入はやめましょう。


このことがしっかりしている人は、本当に価格以上の満足を得られているし、その逆はお金の払い損です・・・・


話が長くなってしまいましたが、こういった理由から、良い家を造る方法として「何が自分達の幸せな未来」だったかの説明とさせて頂きます。




今回は以上です。


それでは、また!