家を設計する際には、動線をしっかりと考えることが重要です。
特に家事、子育て、来客の3つの動線を考慮することで、日常生活がスムーズに運ぶようになります。
それぞれの動線には、異なるポイントが存在します。
これらのポイントを理解し、効率的な家づくりを目指しましょう。
□家事動線の考え方とは?
家事動線と一言で言っても、何の動線を意識するか異なっています。
1:洗濯の効率化
洗濯は頻繁に行う家事の一つです。
洗濯機から干し場、たたむ場所、そして収納場所までの距離が近ければ、家事の効率が向上します。
たたむスペースを洗面所の近くに確保するなどの工夫もおすすめです。
2:料理の効率化
料理の効率化には、食材の収納やゴミの処理も考慮することが大切です。
さらに重い食材をスムーズに運べる動線を確保し、キッチンと玄関が近い配置にすることで、重い食材を運ぶ負担が軽減されます。
ゴミの処理でも家の動線を工夫すれば、快適に過ごせるでしょう。
3:子育て動線のポイント
子育て動線では、料理をしながらリビングを見られるかどうかが重要です。
小さいお子様がリビングで遊んでいる間に、キッチンで家事を行える配置にすると効率的です。
4:来客動線のポイント
来客時の動線では、トイレの位置が特に重要です。
居室からトイレまでの目線や音漏れを考慮し、プライバシーを守れる配置を心がけましょう。
また、来客時に気兼ねなく住人がトイレに行けるようにすることも重要なポイントです。
□動線を考える際の注意点とは?
*生活動線と家事動線の分離
家事動線と生活動線が被らないようにしましょう。
家事をするルートと他の家族の移動ルートが被ると、移動の邪魔になり、ストレスが溜まる可能性があります。
*家事動線の優先
家事動線は、移動ルートが限定的であり、負担も大きいため、優先して考えることがおすすめです。
家事動線を決めた後に、生活動線を考えましょう。
*キッチンの位置や形の考慮
キッチンは日常的に出入りする場所であり、配置や形状によっては家事動線の質が向上します。
玄関からキッチン、リビングからキッチンへのアクセスをスムーズにする配置を心がけましょう。
□まとめ
今回は、家事、子育て、来客の3つの動線とそれぞれのポイントについて紹介しました。効率的な家づくりを目指すためには、これらの動線をしっかりと考え、家の配置やデザインに反映させることが重要です。
動線を考えることで、日常生活がスムーズに運び、快適な生活空間を作り上げられます。
追伸・・
毎日の動線のなかで、意外と重要なのが買い物から帰宅した時の荷物の置場です。
食材などほぼ毎日購入されるかたは、思い切ってキッチン部分と背面収納を玄関付近に持ってくることもおススメです。
キッチンにこだわる奥様などは、玄関からあえて見える、いや見せるキッチンいかがでしょうか?
TV番組の住人十色のMCの三船美佳さんのご自宅は、玄関は言ってすぐキッチンです。
その先にダイニングやリビングがあります。キッチン裏が水回りスペースになっています。
時短を考えたり、こだわりを見せたいかあなたは玄関キッチンいかがでしょうか?
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。