宣伝!
明日迄見学会開催中です!
絶対に見てもらいたい建物なので、詳細をご確認下さい。
https://www.meiko-gr.jp/topics/?mode=detail&article=146
■昔の話ですが社員と喧嘩までいくところでした。
会社の公式ブログとは会社の良いところばかり言うところ。
そんな環境は嫌ですね。
会社の良いも悪いも、見てもらいそれでも良いと思って判断してもらうのが、本来の商売だと思っています。
さて、そんな前置きを言っておいて今回の記事に入りたいと思います。
今回の記事の内容な『誰のために工事をするの?!』です。
■どの会社も永遠のテーマ
私達は建設業として多くの建設に携わっています。
何百平方メートルもあるような、巨大な建物から、お子様向けの椅子の制作、電球一つの交換まで、本当に多種多様に渡ります。
ちなみにそれらの仕事は誰のためにあるのか?
それは『お客様』のためにあるんです。
これは建設業だけではないですよね?
全ての仕事、全ての商売が『お客様』の為に行われています。
しかし、実際のところはどうでしょうか?
あなたのしている仕事はお客様のことを見て仕事をしていますか?
多分ですが、多くの方が胸を張ってしていますとはいえないのではないでしょうか?
これはどの会社も会社員も永遠のテーマのように思えます。
■仕事をこなすことが仕事になっていませんか?
さて、私はこの業界に入る前は、工場やお店のバックヤードで働いている普通の会社員でした。
その時にはお客様のことなんて何も頭にありません。
頭にあるのは今ある仕事をどうこなすか。
上手に早くこなせば上司に認められ、時間内に終わらせるだけの仕事では評価はされませんが給料はもらえます。
そういった仕事を続けているといつの日か仕事は作業で、失敗無く無難に終わらせることが評価されるようになります。
仕事は突き詰めたら、趣味でも、義務でもなくただ生きるための糧を得るための作業ですので、それでも良いかと思います。
しかし、本当にそれで良いのかと問われると、私は少し物寂しさを覚えます。
10代から20代前半で多くの方は社会人として仕事を始めます。
定年が65歳としたら50年近く社会人として、何らかの仕事に携わります。
また、その50年間の毎日8時間程度は仕事をします。
睡眠時間が8時間だとしたら、起きている時間の半分を仕事をしていることになります。
そんな莫大な時間をただ無難に終わらせることが良いのか悪いのか・・・
考え方でしょうから良い悪いのではないことは分かっていますが、私はやはり物寂しい感じがします・・・・
■こなすだけの仕事からでた言葉
さて、本題に戻ります。
私達営業の仕事は、契約を頂き、大まかな図面や仕様の決定をしたら、次は設計や工事監督に仕事を任せます。
中には全てを自分でやってしまう人もいますが、多くの会社がこの方式をとっています。
そういった流れから以前に担当していたお客様の情報の引継ぎをしていました。
次の言葉はその最中の一言です。
『この資料だけでは工事はやれないね。着工予定もずらすから』
この言葉は冗談でも言ってはいけません。
私はその一言を聞いた時、大きく机を叩いた記憶があります。
ふざけるな!と。
そのお客様は事情があり工期が決まっていたお客様で、工期をずらすことはお客様との約束を破ることになります。
工事担当とはその件についてしっかりと伝えてあり、だから工期の確保も出来ていた状態なんです。
ちなみに足りていない資料も、7日もあれば揃えられる資料でした。
住宅の工期は4か月もあります。
また、工事前の段取りは1か月程度時間を掛けます。
その期間前に資料が無ければ一切工事に入れないなら別ですが、そういった類の資料ではありません。
そこは後回しにして他から取り掛かればいいのです。
そういった背景もあり、私はかなり頭に来てそういった態度をとってしまいました。
工事担当の言い分は、全て決まったもので正しい物ではないと、間違える可能性がある。
ミスの元だから工事は行えないとのことでした。
この回答も対応もまさしく『こなすだけ』の仕事から出る発想ではないでしょうか?
私はこういった態度と対応をした工事担当を軽蔑し、工事担当から外れてもらいました。
担当を外された担当はバツが悪いのか、なぜそういったことをするのかと喧嘩ごしに来られたので、一言一喝。
『お客様のことを見ずに仕事をする人とは仕事は出来ない』
その後もその担当とは一切仕事上での関りはありませんでした。
■お客様は神様ではないが、本当に大切なパートナーである
このケースの場合、お客様の希望の引き渡し時期があったから分かりやすいですが、本来はそういったことが無かったとしても、1日でも早く家を造りお渡しするべきなんです。
お客様を見ない人からしたら、工事をする方には全く関係ない話と言うのですが、お客様は工事が完成する間もアパート代を払い、住宅ローンのつなぎローンの金利を支払うなど金銭的な問題もあります。
それを工事する側には全く関係が無いという人がいるんです。
私にはその気持ちの意味がまったく分かりません。
このようなことを言うと、『お客様を大事にし過ぎている、神様扱いか』なんて言われたこともありました。
お客様は神様ではありませんが、大事な大事なパートナーです。
あなたは自分の大事なパートナーに不利益になることや損をすることを、自分には全く関係無いとして無視することができるんですか?
無視するだけならまだいいかもしれません。
それを自分がミスしないためだけに工期を伸ばすなんてことを考え付くことが私には意味が分かりません。
私には出来ませんし、したくもありません。
でも多くの工事担当はこういった意見の人が多いです。
工事担当の中には一度もお客様の顔を見ずに工事を終わらせる人も多いので、こういった対応なのでしょうが、なんだか寂しく感じるのは私だけでしょうか・・・?
■なので当社の工事担当は工事前に絶対の顔合わせをする
こういった背景もあり、当社の工事担当は工事前に絶対にお客様と顔合わせをします。
担当によっては工事の内容を話こともあれば、あいさつ程度の場合もあります。
しかし、誰のために家を造るのか。
その基本を思い出させるいい機会にさせて頂いております。
■そのタイミングが来週になる
さて、そのタイミングが来週にあります。
工事内容を決めて頂いたので工事担当へのバトンタッチの会です。
ぜひ工事担当も気に入って頂けたらいいなーと思います。
■まとめ
今回この記事を書かせて頂いたのは、昔に当社でもそういったことがあったと聞いたからです。
今では解消されていますが、そんなことが二度と起きないようにと自分を戒めるために記事にしました。
なんのこっちゃ分からない記事だったでしょうが、そんな意見もあるんだと思ってください。
それでは、また!