注文住宅では、お風呂の扉1つとってもたくさんの種類から選ばなければなりません。
折り戸や開き戸、引き戸などさまざまな種類がありますが、お風呂の扉には引き戸がおすすめです。
今回は、お風呂の扉に引き戸がおすすめな理由について、引き戸のメリットとデメリットと併せてご紹介します。
□お風呂の引き戸のメリット
お風呂の扉を引き戸にするメリットは、以下の4つが挙げられます。・ドアの開閉の際に洗い場スペースに全く影響がない
・開閉がスムーズ
・入口がいちばん広く取れて出入りがスムーズにできる
・スペースに合わせて、「1枚引き戸」「2枚引き戸」などが選べる
引き戸にすることで得られる最も大きなメリットは、出入り口を広く確保できるため、出入りがスムーズにできる点といわれています。
例えば、お風呂場で倒れるという非常事態でもすぐに運び出せるので、安全面でも優れています。
また、2枚引き戸を選ぶと、開口が広くなります。
自宅で介護をされる方にとって、出入り口の広いお風呂場はとても使いやすいです。
特に、ご高齢の方がいるご家庭にとっては、リフォームの際にぜひ検討していただきたいです。
□お風呂の引き戸のデメリット
*引き込みスペースが必要
扉を引き込むためのスペースが必要になります。窓のある位置や配管の場所によっては、リフォームができない可能性もあるので注意が必要です。
*交換費用は高額になる
開き戸や折り戸から引き戸への交換を検討している場合は、工事が大掛かりになるので交換費用が高額になってしまう恐れがあります。同じ種類の扉を変更するときは、それまで使用していたレールや枠をそのまま使えますが、タイプが変わるとそうはいかないのです。
*扉にタオル掛けが付けられない
お風呂の扉が開き戸や折り戸であれば扉にタオル掛けがあることもあるでしょう。しかし、引き戸の場合には、開閉時に扉が引き込みスペースに収納されてしまうので、何も設置できません。
どうしてもタオル掛けが欲しいという方は、浴室内の壁にタオル掛けを設置してスペースを確保する必要があります。
□まとめ
お風呂の扉を引き戸にするメリットを4つご紹介しました。特に、出入り口を広く確保できるため、お風呂場で倒れた場合も素早くお風呂場から運び出せて安全面に優れています。
引き込み用のスペース確保や、交換費用が高額になってしまうなどのデメリットもあるので、両者を天秤にかけて検討してみてくださいね。
追伸・・・
お風呂以外でも引き戸の採用はお薦めできます。
床レール式ではなく天井レールの吊り戸タイプがお薦めです。
もちろん若干のコストUPにはなりますが、暮らし方を考えた場合にはメリットが多いです。
優先順位を確定しながら家造りをすすめてください。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。