注文住宅では、決める要素が多すぎて、細かなポイントに目がいかないこともあります。
その代表例に照明があり、直前になってどんな照明にしようか悩んでしまうこともあるのです。
照明には、大きく分けてダウンライトとシーリングライトの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
そこで今回は、ダウンライトとシーリングライトの違いについて、悩んだ時の選び方のコツと併せてご紹介します。
□ダウンライトとシーリングライトの違いとは?
*故障した場合の違い
ダウンライトとシーリングライトには、器具が故障した時に大きな違いがあります。ダウンライトは、業者の方に取り換えを依頼しなければならない製品が多いのに対し、シーリングライトは自分で取り換えが可能です。
故障だけでなく、照明のデザインに飽きて他の照明に変える場合も同様です。
定期的に照明のデザインを変えたくて、そのたびに業者の方に依頼するのが面倒だと考えている方は、シーリングライトが適しているでしょう。
*単価の違い
単純に価格を比較するとシーリングライトよりもダウンライトの方が費用を抑えられます。しかし、設置する場所によって異なるので、注意が必要です。
例えば、6畳の部屋をダウンライト1つだけで照らそうとするのは暗すぎるので、最低でも4つは設置する必要があります。
一方でシーリングライトであれば1つで対応できるので、トータルで見るとシーリングライトの方が安くなる傾向にあります。
□どちらの照明を選べばいいのか?
上記の説明を参考に両者の違いを理解したところで、結局どちらの照明を選べば良いのでしょうか。この時、以下の2つのポイントに着目すると、満足のいく結果につながりやすいです。
・初期費用と維持費
・部屋の広さと用途
先述の通り、ダウンライトは1つだけで使われることなく、複数設置するのが基本です。
そのため、シーリングライトと比較して初期費用が高くなる傾向にあります。
交換や修理も業者に依頼しなければならないので、維持費も高くなるといえるでしょう。
シーリングライトはリビングやダイニングに、ダウンライトは書斎やキッチンに向いているとされています。
また、部屋の広さや用途以外にも、どんな雰囲気にしたいのかも大切な要素です。
オシャレな雰囲気にしたいのであればダウンライトが、清潔感がある雰囲気にしたいならシーリングライトがおすすめですよ。
□まとめ
ダウンライトとシーリングライトは、故障や交換の場合や、かかる費用に違いが見られます。どちらの照明にするか悩んだときは、ご紹介した2つのポイントを参考に検討してみると良いでしょう。
一例として、おしゃれな雰囲気にしたいときはダウンライトが、清潔感のある雰囲気にしたいときはシーリングライトがおすすめですよ。
追伸・・・
照明計画をする場合に、重要なことはいろいろな場面で直接光が目に入らないように配置することです。
例えばベットの上の照明などもそうです。天井をみたら眩しいということでは良い計画ではありません。
参考にするとしたら、高級リゾートホテルなどのベット室など良いかもしれません。
間接照明もかっこよいですけど、適材適所の計画をしてください。
私は、空間構成を考えた照明計画もできますのでご安心ください。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。