家づくりで重要な要素である外壁。
外壁は家の外観の大半を占める部分ですので、慎重に決めなければいけません。
そこで今回は、外壁選びの重要性と、人気の外壁材の種類についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□外壁は家の顔!外壁の色選びの重要性とは?
外壁の色選びは、想像以上に大切です。
例えば、小さいサイズの色サンプルだけで決定した場合は、面積の大きい外壁に塗ったときの仕上がりとイメージが異なるケースがあります。
できるだけ大きい色見本で確認することをおすすめします。
また、自分の好きな色を外壁に採用するときの問題として、その住宅の外壁に必ずしも合うわけではないということです。
例えば、周囲の環境に合わないような色を選んでしまうと、ご自身の住宅だけ浮いてしまうということになります。
周囲と調和した色選びをすることも大切です。
□人気の外壁材は?
・窯業系サイディング
耐震性や防火性に優れている素材です。
レンガ調やタイル調、木目調のものなどカラーバリエーションやデザインが豊富なので、住宅をおしゃれに仕上げられます。
耐用年数は7年から8年ですが、最近は20年以上のメンテナンスフリーの製品もありますので、ご安心いただけます。
・金属サイディング
防音性と防水性に優れている素材で、ひび割れや凍害にも強い耐性があります。
そして、軽い素材なので建物自体にかかる負荷が少ないことも特徴です。
窯業系サイディングと同様に、デザインやカラーバリエーションも豊富です。
耐用年数は10年から15年です。
・モルタル
意匠性に優れている素材で、独特の質感がよく、味わいがあります。
サイディングのようにコーティングがないので目尻が割れる心配はありませんが、モルタル自体の防水性能は低いです。
低い防水性を補うために、モルタルの表面に塗装することで、防水性を持たせています。
この塗装が劣化した場合は徐々に水分を吸収してしまうので注意が必要です。
・塗り壁
モルタルと同様に意匠性に優れている素材です。
水や土、植物など天然素材を材料としているので、日本の気候に合った調湿機能を持っています。
日本で古くから伝わる伝統的な外壁材なので、天然素材と職人の技術が織り成す非常に味わい深い外壁を楽しめます。
・ALC
断熱性と耐火性に優れている素材です。
耐久性も高いので戸建住宅や高層ビルの外壁や屋根、床材などさまざまな用途で用いられています。
□まとめ
外壁の色選びは、想像と異なる仕上がりになってしまう可能性があること、住宅に必ずしも合わない場合があることに注意が必要です。
ご紹介した窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタル、塗り壁、ALCなどの外壁材の特徴を理解し、ご自身に合ったものを選びましょう。
追伸・・・外壁材料のメンテナンス性を心配される方少なくないです。
紫外線・塩害などの影響の考える要素ではありますが、家が揺らさないことも、シーリング目地の劣化対策として有効です。
外壁材だけを気に掛けるのではなく、トータル的な家の性能としてとらえてください。
空気層の確保や、外壁内の空気の流れも大事です。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。