一級建築士の仁藤です。
家造りを始める場合に、一番大切なことはその土地にあった家のゾーニング計画です。
具体的には、お客様にまずご希望の外観イメージを聞きます。(他社のイメージ写真でも可能)
なぜ外観が大事といいますと、その土地に対してどの方向が顔になるかということです。
一番良い顔(良い外観)をどちらに向けるかを共有します。
次に敷地に対してのゾーニングを考えます、この 考え方が大事 です。高をを含めた断面で考えます。
これは太陽光の日射取得・日射遮蔽も考え、その敷地に影がどのように影響するのかも考えた
パッシブ設計にもつながります。
いきなり平面プランで考えたらダメ です。ある意味今までの逆をやらなければいけないです。
できましたら敷地を見る(調査)ときはお客さんと共同作業をして進めたいです。
お客さんと一緒にスケールで測ることで、車の駐車位置や玄関までの動線などの考え方
ご近所とのプライバシーの考え方などを共有します。
そしてその敷地にあった、家(室内)のレイアウトを固めていきます。
その時に合わせて大事なことが、今日のお題の『観たい景色、見たくない景色』です。
#にとう流スマートハウスでは、敷地調査の時にリビングダイニングの予定箇所から、8方向の写真を撮影します。
その景色を基にして、窓の大きさや高さ、種類などを決定していきます。
LDKは家族が集うところです。家族が安らぐ空間ですので、窓から見える景色にはこだわりたいです。
例えば東京都内の小平市のお施主様の場合では、都市部になりますので地方のように土地の広さに余裕はありません。
しかし日射取得は大切です。近隣住宅の影の影響も考慮しながら、南側に吹抜けと大きな高窓を設置しました。
窓をただ大きくすればよいのではなく、プライバシーを保ちながら如何に日射取得と景観を取り入れる窓を配置するかです。
結果的に、お施主様からは、食事中に吹抜けの高窓を通して青空が見えることで毎日がレストランに居るような解放感
でとても快適だそうです。
平面プランいわゆる間取りが重要ではなく、その敷地でいかに快適な暮らしができるのかを考えた敷地に対する
ゾーニング計画が大切なのです。
#にとう流スマートハウスは、断熱性・気密性に優れたIOTの高性能スマートハウスだけだと思っている方はすこし違います。
その本質は、その土地にあった唯一無二の家を建築できることでもあります。
ご縁を大切に土地を活かす家造り
お陰様でありがとうございます。
https://gentosha-go.com/ud/books/59dd70657765614790010000
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