「スペースが小さい家でも快適に過ごせるだろうか」と不安に思って、
家づくりに一歩踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、小さな家でも快適に過ごすことは可能です。
今回は小さな家の特徴と間取りの考え方について解説します。
□小さな家の特徴とは?
小さな家には4つの特徴があります。
1.効率的な生活を送れる
小さな家では、物理的な距離が近いため移動を省くことができます。
生活動線をイメージして間取りを決めることで、家事効率や時間効率を上げることが可能です。
2.家族とコミュニケーションがとりやすい
小さな家には多くの部屋をつくることはできないため、家族が一緒に過ごす時間が必然的に多くなります。
無理にコミュニケーションをとろうとしなくても、共有すべきことが増えることから自然に会話が増えると考えられます。
3.楽に掃除ができる
小さい家は掃除する場所も小さいため、手入れが簡単にできます。
狭いと時間もかからないため、家事が苦手でも取り組みやすくなります。
4.電気代の節約になる
小さな家ではエアコンをつけるとすぐに部屋中に効きます。
電気の数も少なくすむため、電気代が大きな家よりも安くなります。
また、照明を多く設置する必要がないため普段の生活だけではなく、家づくりの時点でも費用が多くかかりません。
□間取りはある程度工夫が必要?
小さな家を過ごしやすくするためには工夫が必要です。
間取りを考える際にリラックスできるスペースを広くとることが重要です。
リラックススペースを広くとるためには7つの工夫をします。
1.廊下や通路などの移動スペースを最小限にする
2.水回り(キッチン、洗面台、洗濯機)を一か所にまとめて動線を小さくする
3.吹き抜けにして縦に広い空間にする
4.部屋数を減らして横に広い空間にする
5.単純な間取りにする
6.開放感を演出するため、白色を基調とした家にする
7.明るいと広く感じられるため、窓から太陽の光が入るようにする
□まとめ
小さな家でも、移動スペースを削減したり、水回りの場所を工夫したり、
広い空間をできるだけつくろうと意識したりすることで快適に過ごすことが可能です。
快適に過ごすことができるだけではなく、家族内のコミュニケーションも活発にします。
広い家も魅力的ですが、小さな家にも魅力は沢山あることを踏まえて、家づくりをすると良いかもしれません。
追伸・・・
私は狭小地などの家造りを得意としています。
一般的な家造りの設計では、910mm(455mm)グリッドを使って図面を作成しますが、
私は、227,5mmのグリッドを使ってプランニングできます。
ここのところはよくわからない人も少なくないです。
ヒューマンスケールを考えた有機的建築の思想の家造りを私はできますので安心してください。
またお客様とのお打合せで、もっとも注意することは収納の確保です。それは広さのことかもしれません。
但し私がご案内するスマートハウスの場合は、お引越しの際にかなりのものが不要となり処分の対象になります。
例えば、ストーブ、電気カーペット、加湿器、扇風機、冬用布団、空気清浄機、衣類乾燥機、靴乾燥機、布団乾燥機、芳香剤、消臭剤、
サンルーム、外物干し、学習机、今使っているエアコン、蚊取り線香、スリッパ等です。
これらのなかには、年中出しっぱなしのものもありますが、季節ごとに入れ替えるものもあります。
一般的な暮らしでは、それは当たり前に思いますが、それが不要なことで無駄な床面積も削減できます。
論より証拠も体感できます。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり
お陰様でありがとうございます。
口コミ投稿はこちらから