家づくりにおけるこだわりの一例として、「吹き抜け」が挙げられます。
吹き抜けは家に開放感をもたらし、日当たりも良くしてくれるという一石二鳥な間取りなのです。
しかし吹き抜けには、音が漏れやすいという欠点があり、家族同士といえどプライバシーの観点で問題があると言えます。
音漏れ対策を施し、家族同士でもプライバシーを確保できる環境づくりが必須です。
そこで今回は、吹き抜けの音漏れ対策についてご紹介します。
□吹き抜けから音が漏れる理由とは?
そもそも吹き抜けは上部に広がっていく構造しており、これにより上に向かって開放感を得られ、吹き抜け上部から入り込む日差しを得られます。この上部への広がりが仇となり、音漏れのしやすさに繋がっているのです。
どれくらい音が漏れやすいのかというと、1階で発生した音が2階にもストレートに聞こえるくらいです。
2階が子ども部屋、1階がリビングだと、1階での話し声が子ども部屋まで聞こえるので、もし子どもが受験生の場合、集中できるとは言い難いですよね。
逆もまた然り、子ども部屋で友人との電話やゲームで騒いでしまい、他の家族の迷惑になることも。
このように、家族同士で不利益を被ることになってしまうので、適切に対策をしておきたいところです。
□具体的な音漏れ対策とは?
音漏れは家族同士といえど気になるもの。快適に過ごすための対策を2つ見ていきましょう。
*防音性を高める
個室やトイレなどの、音が漏れれば気になる部屋の壁に防音加工を施すものです。これは間取りプランを変更する必要がないので、吹き抜けを取り入れつつも欠点を解消できる方法なのです。
防音性の高い壁や窓を導入することで、簡単に防音性を高められます。
また、防音カーテンという手軽なアイテムもあるので試してみましょう。
*キッチンにも工夫が必要?
なぜキッチンが音漏れ対策に関係あるのかというと、キーになるのは「キッチンで発生する音」です。
キッチンでは、言わずもがな料理や皿洗いなどの水作業が行われます。
これらの音ももちろん2階まで響いてくることも考慮しましょう。
例えば、夜遅く時間帯、朝早い時間帯などは、水圧を弱めにしたり、水流をシャワーでなくストレートにしたりという小さな気遣いが、音漏れによるストレスを防いでくれるのです。
□まとめ
吹き抜けの導入は「音漏れ」という、家族間で大きなトラブルになりかねないネックを解消しなければいけません。睡眠中や勉強中などはもちろんのこと、最近はリモートワークやオンライン授業なども増えてきている中、他の家族の音がストレスになってはトラブルの原因になりかねません。
防音性の壁や窓、カーテンを用い、水作業の機会が多いキッチンにおける気遣いをすることで解決に繋がります。
吹き抜けを導入する方は、ぜひ参考にしてみてください。
追伸・・・・
吹抜けの最大のメリットは家族の繋がり感です。
音の問題とか暑さ寒さのことで、最初は吹抜け設置に否定的な方も
#にとう流スマートハウスの場合については、暑さ寒さの温度ムラは発生しないこと
小さなお子様がいるご家庭では、お子様との距離感も近くなりお互いが安心できる空間になります。
家の仕組みにおいては、吹抜けを付けないほうが良い家も少なくない現実もあります。
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